田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

蒸し暑さと涼しさ 激しい雨に 草も一呼吸

2013年07月27日 | 日記

7月27日(土) 晴れ   太陽は出ているが青空は見えない  夕立で一瞬に涼しくなる

夕方になって地区の区費を集めに出かけようとすると頭の上でバラバリッガッツンっと雷が鳴った。前触れの稲光が光ったようには思えないが ・ ・ ・  やがて大粒の雨の本数が増えとてもじゃないが出かける状況ではない。しばらく雨と雷を観ていたが、数年前にテレビ、パソコンなど電化製品が一発の落雷でだめになったことを思い出し、慌てて数カ所のコンセントを外した。

昼のテレビのニュースでは南から湿った空気が入り込み大気が極端に不安定になっていると報じていた。確かに、外にでたときに涼しい風と湿り気のある空気が風向きによって違うように感じた。ひとしきり激しく降った雨も直ぐにやみ、南の山並みから上がる入道雲が西からの夕日に染め上がられ薄紅色の空気に溶け込んでいる。いつもの入道雲と異なるのはモクモクとわき上がった雲の先端から細く捻れるように上に引き上げられて雲の形がトゲトゲに代わり、やがては空全体のぼんやりとした空気に混じり合っている。雨に打たれた庭の花は昼間の暑さにぐったりした姿から、少しだけ背筋を伸ばしたように見えた。

夕立が降る前のことだが、畑の水やりが必要かと見に行くと、ニンジンの花殻にはカメムシが潜り込んでいる。レンズを近づけると大きなムシが来たのか後ずさりしながら、姿を現したのはブチヒゲカメヌシだ。カメムシを掴むときは肩をつまむとアノ臭いニオイはでないと云うが ・ ・ ・ 俺にはその勇気がない。畑の脇で咲くインク草にもカメムシ、“俺は立ち寄っただけだにぃ~”と直ぐに飛び去った。カメムシもいろいろいるが、彼らはそれぞれ好みの植物が異なるらしく、イタリアンパセリの小さな実にとりついているのはカメムシ科のナガメだ。沢山の仲間が雌雄合体しているが中には一匹で右往左往しているのもいた。臭い仲間ながら彼らにもイロイロあるのだろう。

 

明日の早朝は「町を美しくする日」で草刈りやゴミ拾い

次は 田んぼの生き物調査

大勢の子どもたちが楽しみにしてくれている

天気は暑さも押さえた快晴になってほしい

コメント
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