なかなか時間がとれない。
たった週に1時限90分の講義をもっているだけなのに、その準備とかその授業のオフィスアワーの勤め、木曜日のドイツ語のクラスのための前回の要約の作成と約2時間のクラスそれ自身もある。毎日の日課になっているラジオを2時間ほど聞くこと、また火曜(と土曜)の夜のテニス。
2ヶ月に一回の市民コンサートを聞きに行くこと。またライフワークとしての武谷三男の著作目録作成のために「日本の古本屋」への彼の未発見の書があるか調べるためのインターネットのチェック等。
この間はホームステイのドイツ人女性の世話もあった。ホームステイは世話のできる年齢の限界に近づいて来たので今回が最後だと思う。私は久しぶりにドイツ語で話が出来て楽しかったが、時間を取られたことは間違いがない。
妻もはじめホームステイに対して不機嫌であったが, 実際に人が来てみるとサービス精神が旺盛だから、必要以上(?)にサービスをしてしまう。しかし、サービスをすることはいいことだ。少々のワインを飲みながら寝る前に歓談もした。これはある意味では至福の時だったともいえよう。
ホームステイはしかし数年に1回くらいの頻度だから、たまたま今年の私の日々のルーチンに割り込んできただけにすぎないが。
翻訳のための時間もなかなかとれないので、検討が進まない。自分のために自分で決めた毎日の予定に縛られている。おかしな話だが, 人生ってそういうものかもしれない。
他の人はどうしているのだろう。