ゴールドスタインの古典力学の付録の「群と代数」のところの翻訳を1週間ほど前に終えていたのだが、ホームステイで時間がとれなかった。やっと検討を始めた。それで、参考にJohさんの群についてのところを印刷して読もうとしている。かなり大部の内容なので読み通せるかどうかもわからない。
Johさんの書き方は平易なのだが、問題は根気が続くかどうかであろう。それにあるところではやはり急勾配で分かりにくいところもあるかもしれない。また、一番の問題は当面の問題とか用事で読む暇が取れなくなることであろうか。きちんと読んで語句の脱落したところとか、式の書き間違いとかも指摘してあげたい。いままだ2つの記事しか読んでいないが、始めの「群の公理」のところでも例5の逆元の存在のところのfまたはf^{-1}の式の中のax+bはxの間違いであろう。これは計算をしておかしいことがわかった。