8月も今日で終わりである。今年の夏は特に暑かった。では仕事は程々にして秋への精力を貯めたられたか。どうもそうでもないようだ。もっともあまり無理して働いたという気持もない。
7月、8月をどう過ごすかが日本では問題だといつも思っている。冬はこの地ではそれほど寒くはない。しかし、若いときは夏はそれほど苦にしなかったが、冬はまるで冬眠しているみたいだった。
もっとも生まれて初めて発表した長い論文(といっても10ページくらい)は冬に書き上げたと思う。短いレター論文はもちろんそれより早く6月頃だったろうか。
いまは論文を書くという研究からは遠ざかっている。またつまらない研究でもいいから研究できたらいいなと思う。論文を書くときには昔は寿命が縮むような思いをしたものだ。そういう感覚から遠ざかって久しい。