先日書いた「朝永振一郎著の「量子力学」の研究」の著者土屋秀夫という人の消息を探している。創栄出版社によれば、前橋市に住んでいたらしいが、今は電話も不通になっているという。それでそちらからの追跡はできなくなった。
前記の著書は自費出版だったために全冊を著者に送ったため出版社は1冊ももっていないという。東大の物理教室と東北大学の図書館に1冊づつあることがわかっているので、東大または東北大の物理または数学の卒業生かと思われる。物理学会の会員に土屋という名の人は何人かいるので、一人ひとり親戚かどうかを問い合わせてみることはできようが、ちょっと気が重い。でもやるしかないだろうか。また古い物理学会の名簿を調べてみることも考えなくてはならない。
土屋秀夫さんという人はたくさんいてNHKに勤めていた方とか建設会社の社長さん、カネカの社長さん、栃木県だかの県庁の部長さんとか何人かいるようだ。破廉恥罪を犯した若い人もいた。
なんでもインターネットで調べられるようになっているようだが、まだ世の中は完全にそうはなっていない。楽しみが増えたということだろうか。
(2011.113 付記)
土屋秀夫さんは
東京大学の応用化学科かどこかを卒業した人だったと思っていたが、「朝永振一郎著の「量子力学」の研究」のコピーにはそのことを記したところはない。原書にはそのことを書いたところがあったように思うのだが、そこをコピーしなかったのだろうか。 いまとなってはまたわからなくなってしまっている。