三ヶ月前に借りていた「源流から未来へ」を今日M大学の図書館に返しに行った。その代わりに「武谷三男現代論集」を4冊借りてきた。もっともこれらは既に読んだことがあるので、その中のの各エッセイがどこに出ていたのかを記録するためである。
だから、今回はかなり早期に返却ができるだろう。なぜ各エッセイがどこに発表されたかを調べるかというと彼の単行本に未収録の雑誌記事等がどれかをなどを調べるためである。
武谷の主要なエッセイはもちろん彼の「著作集」と「現代論集」および「現代の理論的諸問題」などに収録されているが、そのすべてが収録されているわけではない。それでどこにも収録されていないエッセイをまとめた本が出されたらいいのにと思う人はいるだろう。
そういう本の出版を夢見ているのだ。現在の出版状況は厳しいようなので、簡単に実現するとは思わないが、2011年は坂田、武谷の生誕100年である。そういう企画が出てもいいのではないか。そう思っている。