今晩はドイツ語のクラスの忘年会である。
R氏はドイツ人であるから、ヨーロッパ的であり、忘年会の始まる時間も7時半と遅い。
これが日本的の忘年会ならば、少なくとも6時前後には忘年会が始まるであろう。そういうところがやはりちがう。
とはいってもR氏ももう在日が40年近いからある意味では日本的にもなっている。彼と知り合ったのは私が43歳のときであったから、37年も前のことである。
そのころは私のまわりにはあまりドイツ語を話す日本人は1人,2人を除いてはいなかった。木曜日の午後だったかが面会日となっていたので、彼に会いに行ってカタコトのドイツ語を話した。
そのときよりは私のドイツ語の語彙は確実増えてはいるが、カタコトであることはあまり変わらない。
もちろん、短い文でならば、たくさん言えることが増えている。それは間違いがない。それでも常にドイツ語を話しているわけではないから、カタコトであるという性格はかわらない。
最近ではカタコトで話すことに変な話だが、誇りを持つようにまでなった。しかし、こういう心構えだから上達しないのだろう。