物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「数学・物理通信」9巻8号発行

2019-12-25 16:35:04 | 日記
今日ようやく「数学・物理通信」9巻8号を発行した。

今回はトラブル続きで発行が予定よりも大幅に遅れた。それでも自分としては意気軒高としており、少なくとももう1号は年内に発行の予定である。

10号の発行は残念ながら来年1月に発行となるであろう。初めの予定では年内に3つの号を発行する予定であった。

世の中は思うようにはならないものである。まあこれにくじけることなく来年も10号くらいの発行をしたいと思っている。

マウスが動くようになった

2019-12-25 12:23:33 | 日記
それで、ようやく「数学・物理通信」9巻8号をようやく発行した。

投稿者の方々にはご心配をおかけしました。なんとか元に戻った感じである。

これから年末にかけて9巻9号も発行するつもりである。10号は残念ながら年を越すだろう。

さあ、せき止められていた川の水が流れるように9巻9号の編集にとりかかろう。
楽しみである。


『影響力の武器』

2019-12-25 10:40:17 | 日記
『影響力の武器』という社会心理学の本があった。もちろんこれは訳本であり、原題は「Influence(影響)」であった。

この本のことを思い出したのは実は昨日のある議員さんの正月の便りというか、活動報告の封筒入れを手伝いに行ったときに、お昼のときのある方の話を聞いたからである。

この人はある夜に家の前の路上で女性の助けを求める声を聞いたが、近所の人は誰も助けには出なかったようだという話をされた。

この方は運悪く風邪をひいて2階で寝ていたとかであり、その話を奥様から次の日に聞かれたという話だった。

それを聞いて私は『影響力の武器』で読んだ話を思い出して、ちょっと注意をしてしまった。

それは多数の人が行きかう路上であっても、痴漢に遭った女性がだれか不特定多数の人にぼんやりと助けを求めてもなかなか助けを得られないものだという社会心理学の知見である。

そういう時にはある特定の人に向かって具体的に助けを求めなくてはならないというのが『影響力の武器』に出ていた助言である。

これは多くの人がいるのだから、誰かが助けるだろうという風にみんなが考えるので、助けを得られないのだという。

困ったときにはあなた私を助けてと言われれば、その人は助けてくれるのだという。

こういう話はあまり日本では聞いたことがないが、さすがにアメリカの社会心理学者の研究は徹底している。

また、こういうことを書くと「知識をひらけかす」と妻からおしかりを受けそうだ。