昨夜、新年度のNHKのEテレの「旅するフランス語」の再放送の第1回があった。
フランス人のゲストというか、柄本ダンさんのおつきの人はティムさんだったが、彼は日本でフランス語を教えている人だと紹介されていた。
彼はフランス語における r の発音法を大阪弁の「ほんまかいな」というときの「ほ」と似ていると説明がされていて、私も一緒にこの放送を見ていた妻も納得であった。
たしかに「ほんまかいな」の「ほ」は喉の奥の方から発音される。昔から、スプーンで舌を押さえて喉の奥の方で喉ひこを震わせるとか指導をされてきた。日本語のラリルレロは発音すると舌の先が口蓋にくっついてしまう。
ルルと喉ひこを震わせるなどといわれてもなかなかできないものだ。私もいつも苦労してやはりできない。
私の子ども一人はこのドイツ語の r の発音ができるとスイスから来た研究者に発音して見せたら「なるほど」となっとくされたとか言っていた。
もっとも、この子がドイツ語を話すわけではない。たとえば、Rathaus(市役所)という語の r の発音ができるだけである。