毎日毎日書くことがあるのは幸せである。
とはいうものの毎日考えていることの1/10くらいのことしか文章にはなっていないと思っている。
何でも書くことが多くて困らないのはいいことだと思わないでもないが、実際には自分が思ったり考えたりしていることはもっと多いのだが、そのうちの一部しか表には出ていないということだ。
なかなか文章とか思いとして固まってこない段階のものをたくさん抱えているんだと思う。その中の一部だけが実際にこのブログに現れている。
昨日も河野俊丈『組みひもの数理』(遊星社)を取り出してきて読み返し始めた。この本は四元数の回転を鏡映変換で説明することで『四元数の発見』で参考にした本だが、あまりこの本の本質に迫る読み方ではなく、単に上っ面を読んだに過ぎないことに気がついた。
今回読み返したいと思ったのはスピノールに関係している。スピノールは空間での2価性が特徴的である。その辺をすこしでもわかればいいのだが。