いま22時だが、第1章から第10章までの中で今読んでいるのは第2章である。第2章は6ページほど読むと終わりだが、今日読み終えることができるかどうか。今日はかなり多く読んだので疲れた。
第3章の「図形とベクトル」が残りそうである。他は全部読んだ。もっともこの本にはいわゆるベクトル解析ではない「固有値と固有ベクトル」とか「行列と座標変換」だとかについても書かれている。
ちょっと小説を読むくらいのスピードでこの本を読んでいるので、読む方としてはちょっと雑である。しかし、これはいままでの蓄積の上になるので当然でもあろうか。
ちょっと村上雅人さんとしては筆が走りすぎて間違ったと思える箇所もある。
アンペールの電流が流れると磁場が生じるというマクスウエル方程式を電磁誘導の方程式とまちがえた記述がある。
これは海鳴社の社長で物理学科出身だった、故辻信行さんの校正の眼から逃れたミスだろうか。その後すでに修正をされているのだろうか。ちょっと調べてみる必要がある。
だが、こういうミスがあるとしてもこの本にはなんかわからないが、読みやすさがある。私はこの本を推奨したいと思っている。
もっと発見法的にベクトル解析を書けるとは思うのだが。
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