昨日だったか一昨日だったか「語るに落ちる」という日本語を使った。ちょっと気になって後で広辞苑を引いてみたら、「思わず本当のことを言ってしまう」とあった。
日本人は身内の自慢などしてはいけないので、私が妻は「懐の深い」などというのは古来の日本の常識からは許せない発言であろう。そういうことは重々承知しているのだが、つい口が滑ったということで寛容な皆様のお許しをお願いしたい。
単に私がたまたま使ってみた言い回しだったので、こういう言い方をいつもしているわけではない。念のため。
それもこれも「棹(さお)さす」という語の意味を妻が知ったと数日前に私に話してくれたことがきっかけになっている。この言葉の遊び的な、連鎖が長くつながれなければいいのだが。