『数学散歩』の引用があることをインターネットで知った。
これは二つあり、「0.9999・・・=1である」というエッセイと「微分して積分をする」というエッセイである。これらはgoogle booksで読むことができるかもしれない。
少なくともインターネットでの引用はgoogle booksで読んだ人からのものであったようだ。「0.9999・・・=1である」ことを知ったのは私は数学者の吉田洋一さんのエッセイで知ったと思う。ただそれがどの本であったのかは私にもわからない。
「微分して積分をする」の知識はFeynmanの自伝の『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(岩波書店)であり、それで「微分して積分をする」のエッセイは、どのような方法だったのかを簡潔にまとめたものであった。
著者としては世間のなんらかのお役に立っていることは、うれしいことである。
(2022.12.2付記) 「微分して積分をする」のエッセイは「数学・物理通信」にこのエッセイの改訂と続きのエッセイを3つ書いている。関心のある方はインターネットで「数学・物理通信」の記事を検索して読んでください。はるかに詳しい記述がそこに見られるはずである。