(愛知県安城市別郷町油石 市指定史跡 1991年2月9日踏査)
上条町・山崎町から北東のこの地に差し掛かる。
出土する瓦から、白鳳時代に創建したと推定される別郷廃寺跡は、約100m四方がその寺域と推定され、現在は主に住宅地となっているが、土塁(築堤)とみられる遺構と、市杵嶋姫神社境内に礎石が残っている。また、平安時代の漢詩『本朝文粋』にある「薬王寺」を別郷廃寺とする説もある。
廃寺跡の一角に住む、山本松男さんのお宅には大量の瓦片があり、寺領廃寺出土の瓦と、書籍掲載の瓦も含め拝見させていただいた。
上条町・山崎町から北東のこの地に差し掛かる。
出土する瓦から、白鳳時代に創建したと推定される別郷廃寺跡は、約100m四方がその寺域と推定され、現在は主に住宅地となっているが、土塁(築堤)とみられる遺構と、市杵嶋姫神社境内に礎石が残っている。また、平安時代の漢詩『本朝文粋』にある「薬王寺」を別郷廃寺とする説もある。
廃寺跡の一角に住む、山本松男さんのお宅には大量の瓦片があり、寺領廃寺出土の瓦と、書籍掲載の瓦も含め拝見させていただいた。
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