(奈良市春日野町 世界文化遺産 旧官幣大社)
冬の若草方面を訪れた。春日大社へと向かったが、初めての筈なのに、過去に訪れたような感覚がした。興福寺へは十六年振り、東大寺には二十四年振りに訪れる。辺りの鹿達の、自然とのコントラストが良かった。
春日大社は、神護慶雲二年(768)藤原永手が鹿島神宮の武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、香取神宮の経津主命(フツヌシノミコト)、枚岡神社の天児屋根命(アメノコヤネノミコト)と后の天美津玉照比売命(アメノミツタマテルヒメノミコト)を合祀し、創建したものとされる。平安時代の記録『延喜式神名帳』には「大和国添上郡 春日祭神四座」とある。また、弘仁四年(813)藤原冬嗣が興福寺南円堂を建立した際、本尊の不空絹索観音が春日大社祭神である武甕槌命の本地仏(神仏の垂迹)であるとされ、以後、興福寺との神仏習合が深まっていった。
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前項、「向山トーチカ」にも記したが、鉄筋コンクリート製の簡易陣地のことを、軍事用語でトーチカという。
ロシア語で「点」という意味を表し、中から攻撃できるよう窓を設けている。
この二川トーチカは、豊橋市東部、二川町の住宅地に位置し、太平洋側に口を向けて佇んでいる。
第二次大戦末期に築かれたと伝えられており、形状もその時の情勢を現した風貌をしている。
今も周囲との違和感を深めながらも、変わらない遺構を残している。
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HP版: http://www.d1.dion.ne.jp/~tenyou/structure/futagawa-tortica.htm
ここのところ、うっかり忘れてしまっていた。
今朝方、棚から物が落下、家鳴りがし、何か気になったが、ふと時計を見ると5時28分。
父の最期の時間であった。…と同時にそのことを思い出した。
「死んでもお前を守る」と言った生前の父の言葉を思い出し、その後を疎かにしてきた我が身を反省した。
それによって増殖した薄利多売、低品質デフレ企業。
そして儲け主義オンリーのIT企業と自動車業界。
これから永久には繁栄しないであろうこれらの会社。
いずれ、大不況が訪れるであろう。
そんな川も、大雨が降ると、氾濫の恐れがあった。
それを解消すべく、河川改修工事が何年も続けられている。
その工事によって、新しく架け替えられた、小橋ヶ詰橋という橋。
その橋の上から、ほの山方面を眺めてみる。
ここは私の幼い頃からの、水の遊び場、学び場であった。
ホタルの棲む川であったが、この工事で今年の夏はどうであろうか。
昭和42年(1967)東海道線の貨物輸送力を増強するため、貨物用バイパス線として着工された、大府駅から名古屋貨物ターミナル駅までを結ぶ約26kmの未完成且つ、廃止貨物線である。
大府駅から笠寺駅の間は東海道線と平行する線路として建設、笠寺駅からは独立高架となり、東海道線と分かれて東海道新幹線に平行して北西に進み、その後新幹線と分かれて西進、西名古屋港線(あおなみ線)と合流して名古屋貨物ターミナルに至る路線である。
東海道線や新幹線の車窓から、使われていない高架を目にした人も多いだろう。
数百億単位の資金を投じて高架橋の大部分を建設しながらも、結局開業に至ることなく平成14年(2002)に廃線と決定されたこの貨物線である。
名古屋地区の貨物は、名古屋駅南方の笹島貨物ターミナル駅で取り扱っていた。笹島から東京方面への列車は一度、稲沢操車場まで送り、折り返して東京に向かう非効率的なルートであったため、これを解消するべく国鉄は約345億円を投じて、12.7kmの高架を建設、然し昭和56年(1981)国鉄再建法により地方の赤字ローカル線が切り捨ての対象となり、これによって、名古屋貨物ターミナル駅まで残り約1.3kmを残し工事が中断した。
平成4年(1992)交通渋滞による配送遅れや、排ガスに含まれる窒素酸化物削減等により、運送業界から南方貨物線の完成の要望が出された。 JR貨物がJR東海から賃借している東海道線のダイヤは、JR発足により列車本数が増発し、貨物線の運行が難しくなり、関係機関への働きかけがより強まった。それにより同年、運輸政策審議会答申で、鉄道として引き続き検討すると改定された。然し、貨物線を完成させ、列車を運行させるには更に約300億円が必要とされ、JR貨物は負担できず、国鉄清算事業本部も、資産を処分する役割が、建設主体になることはありえないという回答をした。日本鉄道建設公団はJR東海に旅客との共用線とするなどの活用策を打診し続けたが、平成14年3月、JR東海が沿線利用価値が低く採算性が見込めないと、同線の移管開業を正式に断ったことによって、日本鉄道建設公団は計画を断念、全面取り壊しを決定した。
国鉄清算事業本部は平成15年4月から高架撤去作業を開始し、売却をするための更地化を進めているが、全ての区間を更地化するには更に約300億円が必要という。 高架下には一部にテナントも入っており、今後の動向も不透明となっている。
今日は柘榴(ざくろ)であった。
主に種に含まれるエストロゲン(ホルモンを調整する)やポリフェノールの一種であるアントシアニン(色素組織)が皮膚組織の改善をするという。
栄養素量の順にカリウム、リン、ビタミンC、カルシウム、ナトリウム、ナイアシン、鉄、ビタミンB1、エラグ酸(血液浄化、血圧調整)等のミネラル、ビタミン類が含まれているそうな。
中近東で生まれたこの果物。
一月生まれの私にとって、誕生石のガーネット(柘榴石)のイメージのほうが強い。
そして借金大国日本。
おのずと見えてくる答え。
通勤に一人しか乗らないクルマ。
そして渋滞。
クルマの普及に伴って起きるドーナツ化現象と郊外巨大ショッピングモール化。
自動車関連税の格差を設けてはどうだろう。
駅やバス停付近は現状の税率。
公共交通機関から遠くなる毎に税率を上げる。但し過疎地域は逆に税率を下げる。
そうすれば、ドーナツ化現象、過疎対策、交通改善、環境保護にも繋がる。
但しこれからの社会を考え、身障者と介護世帯、子供3人以上世帯は、例えば税率を半額とするなどを施し、福祉と人口減少対策、そして財源の一つに。
白鳳元年(673)にこの地、山田郡で収穫した稲を皇室に献上した際に社が造立したといわれる。
よって稲生(いのう)の社という。
辺りの地名は、この献上した稲からきているものか、祭神の伊奴姫神の伊奴が訛ったものか不明であるが、現在は安産子授けの社として信仰を集め、唐獅子ではなく日本犬を狛犬としている。
(2005/11/12)
七草の種類については諸説があり、地方によっても異なっていたようだが、現在主流なのが、春の七草の芹(せり)・薺(なずな=ペンペン草)・御形(ごぎょう=母子草)・はこべら・仏の座=タビラコ・菘(すずな=カブラ)・すずしろ=大根などである。
また七草の日に、正月の門松や注連飾りを取り除く地方が多い。正月をひと区切りする意味で元日からこの日までは「松の内」とされている。
最近は、七草の菜もセットで売られていて、どこの家庭でもその風習に倣うことが容易になった。
我が家でも今朝、久し振りに再現してみることとした。
一 怨憎会苦(おんぞうえく)
怨みがある人と会わなければならない苦しみ
二 求不得苦(ぐふとっく)
求めても得ることができない苦しみ
三 五陰盛苦(ごおんじょうく)
色(肉体)受(感受性)想(理解力)行(行動)識(精神)
の執着心(煩悩)を無くせない苦しみ
般若心経の経文中、五蘊皆空(ごうんかいくう)の構成要素
四 愛別離苦(あいべつりく)
愛しい人と別れなければならない苦しみ
…の四苦合わせて八苦
四苦(4×9=36)+ 八苦(8×9=72)
=108(煩悩の数)
…正月から…という内容であるが、全ての人が全ての内容を当てはめることのできる項目である。