田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

YOSAKOIソーラン祭り2007

2007-06-11 21:10:34 | 札幌(圏)探訪
 札幌の初夏の風物詩として定着した感のある「YOSAKOIソーラン祭り2007」が昨日閉幕しました。
 田舎から札幌に転居したおじさんとしては、このことに触れないわけにはいかないでしょう。

 祭りは7日(木)から開幕していましたが、最終日の昨日になってようやく大通会場に出かけ、生のYOSAKOIソーラン祭りに触れてきました。

 私は大通りのパレード会場の端の方で見物客の肩越しにパレードを観ることができました。
 見物客が道路の両側をびっしり埋めています。そして、メイン会場の大通西8丁目会場は当然のように立錐の余地もないほど人で埋め尽くされていました。
 車の通行を一切止められた大通公園は多くの人たちが行き交い、溢れんばかりの人でした。
 その人出に圧倒されました。

 TVと違って生の迫力を実感するのは、大型スピーカーから発せられる大音響でしょう。(周辺の住民にとってはかなり迷惑かなぁ・・・)メイン会場のステージはもちろんのこと、地方車(じかたしゃ)とよばれる参加チームの先頭に立つトラックの荷台にはとてつもなく大きなスピーカーが備え付けられ大音響で踊り手を鼓舞します。
 その音量に圧倒されました。

 こうした熱狂が土・日の二日間は、市内29ヶ所で繰り広げられたということです。
 まるで札幌市内がYOSAKOIソーラン一色に染められたかのようです。
 ところが、短期間にここまで肥大化した祭りは、いろいろな部分に光と影があるようです。それについて、私はあえて触れませんが、気になった点を2点だけあげておきたいと思います。

 その一つは、参加チーム数が頭打ちとなってきていることです。私の故郷、網走管内からも以前参加していたはずのチームがずいぶん出ていませんでした・・・。
 その二つ目は、有料の桟敷席の空席が目立ったことです・・・。

 YOSAKOIソーラン祭りがこれからも市民に愛され、道民に愛され、札幌の初夏の風物詩として真に定着していくことを願っています。