「フォークうたごえまつり」というなんとも懐かしい、レトロな響きのする催しを聴きに行ってきました。
6月14~17日は北海道神宮の例大祭(通称:札幌祭り)でした。
その催しの一つとして15日夜に「フォークうたごえまつり」という催しがありました。
これは、いわゆる素人さんが自ら楽器を奏でながら歌声を発表するというものです。
企画・運営するコミュニティFM放送局の三角山放送の呼びかけに応じたのは計12組の素人さんでした。
約束は、一組一曲だけの発表、曲はオリジナルのものではなくコピー曲にかぎるというものでした。
発表する場所が神宮の土俵上というのもなかなか趣きがあるじゃありませんか。
雨上がりの夜は少し肌寒い思いがしましたが、ステージ上(いや土俵上)には熱気溢れる歌声が響き渡りました。
演奏の巧拙、歌の上手下手はあるものの、カバー曲はどこか懐かしく耳に心地良く入ってきました。
いやいや、巧拙とか、上手下手と記しましたが、自ら出演を申し出ただけあって誰もがそれなりの水準で聞かせてくれました。
特に何人かのおじさん世代が存在感を放っていました。
最後はゲストの往年の(?)ヒット歌手、五十嵐浩晃さんが締めてくれました。
会場(土俵)の側にはたくさんの出店があり、多くの家族や若者が夜店を楽しんでいました。
それにしても祭りの夜店は高いですねぇ。
生ビール600円、焼きそば500円、・・・なのに多くの人が店に群がっているのは、やはりあの独特の雰囲気を楽しんでいるのでしょうね。