田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌公園めぐり 「北大植物園」

2007-06-16 21:56:22 | 環境 & 自然 & 観察会
 札幌の空はあくまで青く、暑くもなく寒くもなく、まさに“サッポロジューン”の最高のシチュエーションの中で北大植物園を堪能しました!

 今日はコンサドーレが徳島を迎えてのホームゲーム、私たちは厚別競技場に向けて自宅を出ました。
 ところがあまりの好天が私の変心を呼び起こしました。「そうだ!北大植物園に行こう!」と・・・。

 北大植物園は私の勤務先の目の前にあり、いつも外側から眺めていました。
 そして「北大植物園にはいつでも行ける。だから最高のシチュエーションの時に訪れよう」と思っていました。
 それが「今日だ!」と私は確信したのです。

 植物園は私の期待を裏切りませんでした。
 鬱蒼と繁る大木は、すぐ近くを多くの車が行き交いマンションが聳えているにもかかわらず、まるで別天地のようなたたずまいで私たちを迎えてくれました。
 ハルナラやミズナラが天を突くかのごとく聳え立ち、上空を覆っています。
 一瞬、大都市札幌の都心にいることを忘れさせてくれます。
 
 雲一つない好天なのに、木陰に入ると心地良い風が体を包みます。
 木陰のそこここで家族連れが弁当を広げています。
 私たちもまた、木陰のベンチに腰かけ、持参したおにぎりをほおばりました。 

 植物園は大木ばかりではなく、北海道に生息するあらゆる花木が展示されています。
 さらに、高山植物やカナディアンロックガーデンなどの展示コーナーや南国の植物を展示する温室も備わっています。

 入園料400円というのも安くもなく、高くもなく微妙な料金設定です。
 市民にとって気楽にいつでも出入りできる料金とはいえません。
 それが適度な入園者数となっていて、人影が多くないのも心を癒してくれます。

 それでも四季折々に訪れてみたい施設であることは間違いありません。