北海道新聞野生生物基金ネーチャートーク 竹田津 実・あべ 弘士『北海道の自然を語る』を聴いた。(1月16日午後、道新ホール)そこで語られた驚愕の事実とは???
※ ネーチャートーク自体は撮影禁止だった。そこで道新ホ
ール入り口の立て看板をパチリと…。
軽妙である。
洒脱である。
ユーモアをたたえた竹田津氏の話はいつ聴いても心楽しいものがある。
竹田津氏は獣医師でエッセイスト、さらには写真家の顔ももつ。
道東の小清水の獣医師として勤務しながら、北キツネの観察や撮影に情熱を注ぎ、多くのエッセイ、写真集、児童書を出版した。その中の一冊が映画『子ぎつねヘレン』の原作となり、一気に注目を浴びることになった。
氏は53才で家畜診療所の獣医師を退職した。それと同時に氏の観察フィールドは世界に広がった。
アフリカは何度も訪れたようであるが、氏の心を動かしたのはカムチャッカ、サハリンの自然を視たときである。
カムチャッカやサハリンで視た自然は、北海道と変わらない動植物がそこで生を営んでいたという。
氏は云う「ブラキストンラインを実感しました」と・・・。
ここからが氏の独自の発想である。
「北海道は南の島ではないか」と・・・。
つまり、北海道を南限として北側には北海道と同じ自然が広がっている、だから北海道は北方性の生物が棲む最も南に位置する島であると竹田津氏は指摘する。
そして竹田津氏は語る。
北海道は面積の70%が森林であり、これだけ自然が豊かなところは世界的に見ても貴重な存在だという。
宝の山の中にいると、宝が見えないが、私たち北海道人はもっと北海道の自然の豊かさを再認識し、北海道の自然を誇り、大切にすべきでないか、と竹田津氏は静かに主張するのでした。
「驚愕の事実とは?」などとオーバーなリード文は羊頭狗肉の感は逃れられませんが、ちょっとだけ遊んでみたかったことをお許しください。
※ ネーチャートーク自体は撮影禁止だった。そこで道新ホ
ール入り口の立て看板をパチリと…。
軽妙である。
洒脱である。
ユーモアをたたえた竹田津氏の話はいつ聴いても心楽しいものがある。
竹田津氏は獣医師でエッセイスト、さらには写真家の顔ももつ。
道東の小清水の獣医師として勤務しながら、北キツネの観察や撮影に情熱を注ぎ、多くのエッセイ、写真集、児童書を出版した。その中の一冊が映画『子ぎつねヘレン』の原作となり、一気に注目を浴びることになった。
氏は53才で家畜診療所の獣医師を退職した。それと同時に氏の観察フィールドは世界に広がった。
アフリカは何度も訪れたようであるが、氏の心を動かしたのはカムチャッカ、サハリンの自然を視たときである。
カムチャッカやサハリンで視た自然は、北海道と変わらない動植物がそこで生を営んでいたという。
氏は云う「ブラキストンラインを実感しました」と・・・。
ここからが氏の独自の発想である。
「北海道は南の島ではないか」と・・・。
つまり、北海道を南限として北側には北海道と同じ自然が広がっている、だから北海道は北方性の生物が棲む最も南に位置する島であると竹田津氏は指摘する。
そして竹田津氏は語る。
北海道は面積の70%が森林であり、これだけ自然が豊かなところは世界的に見ても貴重な存在だという。
宝の山の中にいると、宝が見えないが、私たち北海道人はもっと北海道の自然の豊かさを再認識し、北海道の自然を誇り、大切にすべきでないか、と竹田津氏は静かに主張するのでした。
「驚愕の事実とは?」などとオーバーなリード文は羊頭狗肉の感は逃れられませんが、ちょっとだけ遊んでみたかったことをお許しください。