今日、こぶしの花が咲いているのを見た!こぶしは他の木に先駆けて白い花を咲かせるという。これから北国の春は野山とも花が咲き乱れる季節がやってくる!
妻が朝「こぶしの花が咲いたね」というので、窓から見てみると確かに白い花が目に入った。
さっそく写真を撮ろうと近づいてみると、白い花が付いているものの全体としてはまだ蕾の方が多い状態だった。あと数日もすると満開となるのだろう。
こぶしの花が咲くと、桜をはじめいろいろな木がいっせいに花を付け始める。
そんな季節が近づいていると思うと心躍るものがある。
ところで「こぶし」というと、つい口ずさむ歌がある。
あまりメジャーとはいえないが、私と同世代の歌手・高石ともやが歌う「私の子供達へ(父さんの子守唄)」である。
今となっては、3番の歌詞が意味深に聴こえてくる。
生きている君たちが
生きて走りまわる土を
あなたに残しておいて
やれるだろうか 父さんは
目をとじてごらんさない 山が見えるでしょう
近づいてごらんなさい こぶしの花があるでしょう
そんな土を、そんなこぶしの花が咲く自然を子どもたちに残してやりたい、こうした時勢だからこそこの唄(詩)が心にしみてきます。
※ まだまだ3分咲きといった感じでしょうか?
なお、北海道ではこのコブシのことを「キタコブシ」とも呼んでいるそうである。