田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

創成川公園オープン

2011-04-01 20:20:57 | 札幌(圏)探訪
 札幌中心部に新たなにぎわいを創出すると期待される創成川公園が今日4月1日オープンしました。春らしい穏やかな天気に恵まれ、たくさんの市民が憩いを楽しんでいました。 

 ちょっとした所用もあって街に出たついでに、今日オープンしたという「創成川公園」を覗いてみることにしました。
 創成川公園は創成川通りに造られた創成トンネルの完成によってできた地上部分を有効活用しようと札幌市が造成を進めていた公園です。
 公園の中心部にはそれまでもあった創成川が当然流れていますが、その両側部分の広い空間を公園としたものです。

        
        ※ 創成川沿いに設けられた階段状のところではサラリー
         マンがさっそく弁当(?)を広げていました。

 今日は穏やかな日和だったこともあって多くの市民が私同様珍しさもあって(?)訪れていました。
 公園内にはまだ残雪が残っているものの、新しいさまざまな施設や彫刻などが配されていて、これからの季節には市民や観光客にとって楽しい空間になるのではと想像されました。

        
    ※ 横からの写真では分かりにくいですが、作品がサークル状になっています。

 公園の中でも大きな特徴となるのが、創成川大通の「スノーリング」(西野康造作)でしょうか。創成川を取り巻くように円くサークル状のものができており、さっそく子どもたちの格好の遊び場となっていたようです。
 続いて目立つのが世界的に活躍する安田侃氏の彫刻の数々です。「生棒」「天秘」A、B「生誕」と名づけられた彫刻4点が展示されています。

        
        ※ 安田侃氏の「生棒」という作品です。背景は札幌テレビ塔。

        
        ※ こちらも同じく安田侃氏の「天秘」という作品です。

 また、創成川の元となった「大友堀」を掘削した大友亀太郎の銅像や往時を偲ばす橋の欄干なども再現されていました。
 そして市民が憩う場としてのベンチも各所に配置され、南2条~南3条間にはイベント広場が設けられていて、夏にはさまざまなイベントが展開されることが予想されました。

        
        ※ 大友亀太郎の銅像を写すテレビ取材陣です。

        
        ※ 往時を偲ばせる橋の欄干が彩りを添えています。

 規模としてはけっして大きな公園ではありませんが、大通公園に接続して都心に近いところにできた公園ですから、たくさんの市民や観光客から歓迎され、利用される公園になるのではないかと思いました。

        
      ※ イベント広場とそこに配された安田侃氏の「生誕」という作品です。

※ 新しい年度に入ったこともあって、背景を少し春らしくしてみました。また、ブログの概要説明にも少し手を加えてみました。背景はまた季節の移ろいに合わせて変えてみようかな、と考えています。