田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

近美を愛するブリリアの会

2011-04-25 18:25:41 | ボランティア
 近美の前にゴミが目立った。近美の前が雑草だらけだった。北海道が誇る美術の殿堂の前がゴミや雑草で泣いていた。「それなら,やるしかないしょっ!」と私たちは起ち上がった。  

 このことはブログでは公開しないつもりでいた。
 私のものだけにしておいた方が相応しいのでは、との思いがあったからだ。
 しかし、私の札幌での生き様を記録することもこのブログのねらいの一つとしている以上、私が今最も気にかけ、精力を注いでいるこのことに触れずにいるのは、なんとも片手落ち(この言葉は不適切か?)の感が否めず、公開に踏み切ることにした。

        
        ※ 今年第1回目の活動で、近代美術館前の歩道を清掃する様子です。

 道立近代美術館の近くに居を構えてから、美術館前の歩道がゴミや雑草に汚れていることがずーっと気になっていた。
 実は以前に一度、無謀にも一人で何とかしようと取り組んだのだが長続きしなかったことがあった。(その時のことについてはこちらにアップしてあります 
 
 昨年、私は美術館前の空き地を利用して「ART」文字を描いたことは何度かブログ上でも触れてきた。
 そのことと併せて、昨年春マンション住民に呼び掛けて「一緒に美術館前の歩道をきれいにしませんか?」と呼びかけたところ、私と同じ思いを抱いていた人が15人も集まり、会が結成されたのだった。

 昨年夏の間、およそ2週に1度の割で朝6時に集合し、約1時間清掃活動を行ってきた。
 活動の主体者である私たちは、昨年夏の間「まあ、まあ、きれいな状態を保つことができたのでは」と自己満足していたのだった。
 そして今春、道路が乾いてきたので再び呼びかけたところ昨年以上の賛同者が集まり、先日22日(金)朝、今年第1回目の活動を行った。
 まだ朝の冷気が体を包む中だったが、体を動かしているうちに体も心もポカポカと温かくなってきた。普段なかなか会話のないマンション住民同士が、会話を楽しみながら活動をするところにも意味がある活動になっている。

        
        ※ 清掃前の近代美術館の正門前の様子です。

        
        ※ 清掃後の同じ正門前の様子です。

 一人ではなく、たくさんの同じ思いの人が集まったこの活動は、これからもきっと続いていくと確信している。世話人の私がしっかりしていれば…。
 先ほど、今年第1回目の活動の様子を記録した会報「近美を愛するブリリアの会」第24号を作成し、各戸のポストに投函してきた。