「地下歩行空間・開通記念 変わる札幌中心部~まちづくりフォーラム」の第2部はフォーラム参加者が小グループに分かれての意見交換だった。ここでは素人らしい発想からユニークな提案が次々と提起された。

「意外だなぁ」と思ったのはフォーラムの参加者が思ったより少なかったことだ。
第2部になると1部に参加した人の中からも帰ってしまう人がいて全体で40人程度が小グループに分かれての意見交換だった。
司会担当の方から、「意見交換はワールド・カフェ方式で行う」との説明があった。
ワールド・カフェとは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法だとのことだ。
そのための小道具だろうか、こうしたフォーラムでは珍しくソフトドリンクや茶菓子が提供された。

テーマは「地下歩行空間をどう活用し、盛り上げるか」ということだったが、なかなかユニークな提言が次々と提起された。私が記憶しているところを箇条書きしてみる。
①「恋の町札幌」のシンボルのデートスポットとして売り出す。
②地下通路をバージンロードとして活用する。
③裸足で歩けるようなコーナーを特設する。
④砂場をつくり子どもの遊び場として提供する。(動物が侵入する恐れがない)
⑤ウォーキングコースとして活用する。
などなど実現性はともかくとして、ユニークな提言が次々となされた。
中間で編成グループを交代してより多くの人と意見交換ができたワールド・カフェ方式は、自由に発言できる楽しさを味わうことができた。しかし反面、フォーラム自体はやりっぱなし、言いっぱなし的で、そこから何かの果実を得るという姿勢があまり感じられず、そこに物足りなさを感じた。
意見交換に参加した者としては、提言された中からせめて一つでも関係当局に進言するくらいのフォーラムであったら、より楽しさややりがいを感ずることができたのだが…。
どうやらフォーラムの趣旨はそのへんにはなかったようだ…。

「意外だなぁ」と思ったのはフォーラムの参加者が思ったより少なかったことだ。
第2部になると1部に参加した人の中からも帰ってしまう人がいて全体で40人程度が小グループに分かれての意見交換だった。
司会担当の方から、「意見交換はワールド・カフェ方式で行う」との説明があった。
ワールド・カフェとは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法だとのことだ。
そのための小道具だろうか、こうしたフォーラムでは珍しくソフトドリンクや茶菓子が提供された。

テーマは「地下歩行空間をどう活用し、盛り上げるか」ということだったが、なかなかユニークな提言が次々と提起された。私が記憶しているところを箇条書きしてみる。
①「恋の町札幌」のシンボルのデートスポットとして売り出す。
②地下通路をバージンロードとして活用する。
③裸足で歩けるようなコーナーを特設する。
④砂場をつくり子どもの遊び場として提供する。(動物が侵入する恐れがない)
⑤ウォーキングコースとして活用する。
などなど実現性はともかくとして、ユニークな提言が次々となされた。
中間で編成グループを交代してより多くの人と意見交換ができたワールド・カフェ方式は、自由に発言できる楽しさを味わうことができた。しかし反面、フォーラム自体はやりっぱなし、言いっぱなし的で、そこから何かの果実を得るという姿勢があまり感じられず、そこに物足りなさを感じた。
意見交換に参加した者としては、提言された中からせめて一つでも関係当局に進言するくらいのフォーラムであったら、より楽しさややりがいを感ずることができたのだが…。
どうやらフォーラムの趣旨はそのへんにはなかったようだ…。