ほぼ垂直に切り立った崖の表面は苔に包まれ、その下を樽前川の美しい水が流れている。緑のカーテンを拡げるその様はまるで別世界!まだまだ観光地化されていない樽前ガローを訪れてみた。
6月30日(金)、私が所属する某団体の秋の観楓会の目的地である登別、苫小牧を担当として事前下見のために訪れた。
そして目的地の一つに取り上げてほしいと私が推薦した「樽前ガロー」に行ってみた。
国道36号線を苫小牧から室蘭に向かう途中、白老町の手前くらいに「樽前ガロー」と記された看板(注意してみていないと見落とす)ところから左折して、標識に従いながら4Kmほど走ると駐車場があり、その前に架かる橋から眺めるのが一般的なようだ。
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橋から見下ろすと、両側が切り立った崖になっており、その下を川が流れている。その崖一面が緑の苔に覆われていた。
しかし、崖に上には樹木が繁茂していていまひとつよく見えない。
川の横に車1台が通れるくらいの道がついている。そちらに向かうともう少し崖の様子がよく見えるところがある。
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川床を見ると人が降りて下りているのが見えた。近くに川床へ下りていく小道が付いていたので、下へ下りてみた。川床から見る景色は一段と迫力が感じられた。
しかし、そこからの帰り小道を上るのが大変だった。普通の街歩きの格好だったのだが、これは全く不向きだった。せめてトレッキング並みの格好でないと無理である。
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ただ後から知ったことだが、もう少し上流まで遡るともっと簡単に川床に下りられるところがあるらしい。
観楓会の本番(10月)のときは、そちらを目ざしてみたい。
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そもそも「ガロー」とは何ぞや? と初耳の方はお思いであろう。
私とて同じであった。
「ガロー」とは調べてみると「崖の間を川が流れる場所」という意味らしい。しかもカタカナ表記だったので英語からきているのかと思ったのだが、これが東北の方言からきているらしい。福島県いわき市には「背戸峨廊(せとがろう)」というところがあるとのこと。それならいっそ漢字表記の方が相応しいような気がするのだが…。
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崖の表面が苔に覆われていることで有名なのは、同じ樽前山の反対側に位置する「苔の洞門」が有名である。しかし、その苔の洞門と違い川が流れていることが趣をいっそう神秘的にしているようにも思える。
秋、紅葉に包まれた「樽前ガロー」を訪れるのが楽しみである。
※ 今回の投稿は「樽前ガロー」の様子をよく知ってもらうため、いつもより大き目の
写真を投稿した。
6月30日(金)、私が所属する某団体の秋の観楓会の目的地である登別、苫小牧を担当として事前下見のために訪れた。
そして目的地の一つに取り上げてほしいと私が推薦した「樽前ガロー」に行ってみた。
国道36号線を苫小牧から室蘭に向かう途中、白老町の手前くらいに「樽前ガロー」と記された看板(注意してみていないと見落とす)ところから左折して、標識に従いながら4Kmほど走ると駐車場があり、その前に架かる橋から眺めるのが一般的なようだ。
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橋から見下ろすと、両側が切り立った崖になっており、その下を川が流れている。その崖一面が緑の苔に覆われていた。
しかし、崖に上には樹木が繁茂していていまひとつよく見えない。
川の横に車1台が通れるくらいの道がついている。そちらに向かうともう少し崖の様子がよく見えるところがある。
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川床を見ると人が降りて下りているのが見えた。近くに川床へ下りていく小道が付いていたので、下へ下りてみた。川床から見る景色は一段と迫力が感じられた。
しかし、そこからの帰り小道を上るのが大変だった。普通の街歩きの格好だったのだが、これは全く不向きだった。せめてトレッキング並みの格好でないと無理である。
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ただ後から知ったことだが、もう少し上流まで遡るともっと簡単に川床に下りられるところがあるらしい。
観楓会の本番(10月)のときは、そちらを目ざしてみたい。
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そもそも「ガロー」とは何ぞや? と初耳の方はお思いであろう。
私とて同じであった。
「ガロー」とは調べてみると「崖の間を川が流れる場所」という意味らしい。しかもカタカナ表記だったので英語からきているのかと思ったのだが、これが東北の方言からきているらしい。福島県いわき市には「背戸峨廊(せとがろう)」というところがあるとのこと。それならいっそ漢字表記の方が相応しいような気がするのだが…。
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崖の表面が苔に覆われていることで有名なのは、同じ樽前山の反対側に位置する「苔の洞門」が有名である。しかし、その苔の洞門と違い川が流れていることが趣をいっそう神秘的にしているようにも思える。
秋、紅葉に包まれた「樽前ガロー」を訪れるのが楽しみである。
※ 今回の投稿は「樽前ガロー」の様子をよく知ってもらうため、いつもより大き目の
写真を投稿した。