田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

甲子園を目ざして ‘11南北海道大会 第三日

2011-07-20 22:44:19 | スポーツ & スポーツ観戦
 大会は第三日目が終了し一日三試合の日程が終わり、明日からは一日二試合の日程となる。観戦する私はかなりの疲労を感じているが、なんとか峠を越えた感じである。

 本大会はこれまでのところ一球一打に手に汗握るような熱戦が残念ながら少ないように感じている。
 球児たちはいつも真剣に一球一打に精魂込めているのだろうが、見る側の私の要求が我がままになっているのかもしれない…。
 そこで大会レポの構成を変え、私の主観的なレポートをすることにした。

        
        ※ 毎試合毎にきれいに整備されるフィールドです。
 
 本日の試合結果と、ランニングスコアは以下の通りである。
《第一試合》
道尚志|011|100|000|3
函中部|010|000|000|1

《第二試合》
函有斗|000|200|000|2
北  海|000|010|23x|6

《第三試合》
苫中央|111|010|000|4
知  内|000|000|001|1

◇なぜ函大有斗は敗れ去ったのか
 函大有斗に死角はない、と私は思っていた。
 しかし、結果はもろくも敗れ去る結果となってしまった。
 試合が始まって私には気になるところがあった。
 自他共に大会ナンバーワン投手と目されている函大有斗のエース堤口君の様子がおかしいのだ。
 遠目からだったが、どこか体がだるそうな動きに見え、投球から躍動感が消えていたのだ。真相は分からないが、かなり体調が不良だったのではないだろうか。いつもの彼とは明らかに違っていた。
 そこを後半北海に突かれてしまったのが本日のような結果になった気がしている。
 北海のエース玉熊君は4回に有斗打線に長短4本の連続ヒットを浴びるなどけっして万全ではなかったが、工夫を凝らしながら他の回は的を絞らせず有斗の強力打線をかわしたところに非凡さを見せた。

 大会屈指の好カードと目されていた試合を制した北海が甲子園にぐんと近づいた一戦といえるだろう。

        
        ※ 北海のエース玉熊投手が投げ、そのポールに打者が反応した瞬間です。

◇今ひとつ緊張感を感じないのは…
 私から見て、手に汗握る熱戦が少ないように感じるのは何故か?
 一つはおおよその試合が戦前の予想通りに展開されるためではと思う。
 予想がつきづらかったのは、札幌南 VS 道栄、北照 VS 駒大苫、函有斗 VS 北海の三試合くらいだろうか。
 どの試合も選手は一球一打に真剣に取り組んでいるのだが…。
 見る側の私が我がままになってしまったのか、あるいは私の観戦態度に緊張感が欠けているのか…。
 大会はこれから佳境に入っていく。
 きっと心が揺さぶられるような場面に出会うことができるはず…、そう信じて私は明日も円山へ馳せ参じたい…。

        
        ※ 函大有斗 VS 北海の好カードにスタンドはびっしり埋まりました。

◇女満別高の快進撃に胸躍らせて
 一方、北大会では私が密かに期待している女満別高の快進撃が続いている。
 今日の二回戦でも岩見沢東を8対2で撃破して準決勝に駒を進めた。準決勝は強豪帯広白樺との激突である。好投手二階堂君の胸のすくようなピッチングを期待したい。
 小さな町の小さな高校の快進撃がこの後も続くことを祈っている。

  
  ※ またまたパノラマ写真で球場内を写してみました。