パネリストの医師たちが動脈硬化症について意見を交換している時、絶妙のタイミングで徳光氏が話の中に入ってくる。その話の内容といい、タイミングといい、見事としか言いようのないものだった。徳光氏の一言で会場全体に和やかな空気が流れるのだ。私はこの徳光氏のパワーを“徳光和夫の和み力”と名付けた。
※ 会場内は撮影禁止措置がとられたために、やむをえず
パンフレットの写真を
※ 一週間にわたって高校野球の話題ばかり追ってきたが、今日からはまた平常に戻ろうと思う。今日の話題はちょっと時間が経ってしまったが…。
7月16日(土)に日本動脈硬化学会がロイトンホテルで「延ばそう健康寿命!」というテーマで市民公開講座を開催したのを受講することができた。
徳光氏は「コレステロール啓発大使」という肩書で、講演とパネルディスカッションのパネラーを務めた。
※ この写真も違うところから借用した。
それはもう見事な技としか言いようのないものだった。
徳光氏の話は医師のように専門的なことではもちろんなく他愛ないものなのだが、私たち受講者を笑いに誘い、場を和ませるのに十分だった。
例えば次のような話をして場を和ませてくれた。
糖尿病と動脈硬化の話題になった時だった。ひとしきり両者の関係について医師から説明があった後、徳光氏が次のようなことを言い出した。
「ところで先生、糖尿病というのは男性と女性とではどちらにより多く発症するんでしょうね?」と問うた。医師は「男性、女性の差は特に認められておりません」と答えたところ、徳光氏は「私はきっと女性が多いと思っていたのですが…」と前置きして、「島倉千代子さんも『糖尿だよおっかさん』って言っていますしね」などとシラッと言ってのけて会場を爆笑させたりした。
まあ、これはインパクトが強かっただけに私も記憶できたのだが、これほどではなくてもパネルディスカッションの中で折々に場の空気を察して、絶妙のコメントを発するところに人気アナウンサーとして長年活躍してきた片鱗を見た思いがした。
さて、私は徳光氏のオヤジギャグを聞くために会場に足を運んだわけではない。
動脈硬化の怖さを専門家の方から伺い、そうならないための予防法を伺うためであった。
コレステロール啓発大使の徳光氏は60歳のとき急性心筋梗塞を患ったそうである。その頃の徳光氏の生活はタバコ、食生活、ストレスなど心筋梗塞を誘発するような生活習慣であったということだ。
5人の動脈硬化の専門医が登壇し「自分で守れる心臓病と脳卒中」と題するパネルディスカッションが行われ、さまざまな角度から動脈硬化に対する予防法が語られたが、結局のところよく指摘される生活習慣を見直すことが最も肝心であることを再認識させられた。
禁煙、減塩、節酒、肥満の是正、規則的な運動などが大切であるということだ。
血液検査などではけっこう予備軍的数値を叩き出している私である。
孫から「糖尿だよ、おじいちゃん」などと言われないように日々の生活習慣をもう一度見直さなくては…。
※ このブログを読んだ妻に「何これ?」と言われてしまった。妻がこのギャグを分からないようでは、読まれる多くの方にはまったく分からないギャグである。実は国民的大歌手(?)の島倉千代子さんの代表的なヒット曲に昭和32年に発表した「東京だよおっかさん」という曲がある。徳光氏はそれをもってきたのだ。それにしても昭和32年とはいささか古い!我々世代にしか通用しないギャグだ。付け加えておくと、妻が分からなかったのは世代的なことではなく、彼女が単に歌謡界のことに疎いというだけのことである。
※ 会場内は撮影禁止措置がとられたために、やむをえず
パンフレットの写真を
※ 一週間にわたって高校野球の話題ばかり追ってきたが、今日からはまた平常に戻ろうと思う。今日の話題はちょっと時間が経ってしまったが…。
7月16日(土)に日本動脈硬化学会がロイトンホテルで「延ばそう健康寿命!」というテーマで市民公開講座を開催したのを受講することができた。
徳光氏は「コレステロール啓発大使」という肩書で、講演とパネルディスカッションのパネラーを務めた。
※ この写真も違うところから借用した。
それはもう見事な技としか言いようのないものだった。
徳光氏の話は医師のように専門的なことではもちろんなく他愛ないものなのだが、私たち受講者を笑いに誘い、場を和ませるのに十分だった。
例えば次のような話をして場を和ませてくれた。
糖尿病と動脈硬化の話題になった時だった。ひとしきり両者の関係について医師から説明があった後、徳光氏が次のようなことを言い出した。
「ところで先生、糖尿病というのは男性と女性とではどちらにより多く発症するんでしょうね?」と問うた。医師は「男性、女性の差は特に認められておりません」と答えたところ、徳光氏は「私はきっと女性が多いと思っていたのですが…」と前置きして、「島倉千代子さんも『糖尿だよおっかさん』って言っていますしね」などとシラッと言ってのけて会場を爆笑させたりした。
まあ、これはインパクトが強かっただけに私も記憶できたのだが、これほどではなくてもパネルディスカッションの中で折々に場の空気を察して、絶妙のコメントを発するところに人気アナウンサーとして長年活躍してきた片鱗を見た思いがした。
さて、私は徳光氏のオヤジギャグを聞くために会場に足を運んだわけではない。
動脈硬化の怖さを専門家の方から伺い、そうならないための予防法を伺うためであった。
コレステロール啓発大使の徳光氏は60歳のとき急性心筋梗塞を患ったそうである。その頃の徳光氏の生活はタバコ、食生活、ストレスなど心筋梗塞を誘発するような生活習慣であったということだ。
5人の動脈硬化の専門医が登壇し「自分で守れる心臓病と脳卒中」と題するパネルディスカッションが行われ、さまざまな角度から動脈硬化に対する予防法が語られたが、結局のところよく指摘される生活習慣を見直すことが最も肝心であることを再認識させられた。
禁煙、減塩、節酒、肥満の是正、規則的な運動などが大切であるということだ。
血液検査などではけっこう予備軍的数値を叩き出している私である。
孫から「糖尿だよ、おじいちゃん」などと言われないように日々の生活習慣をもう一度見直さなくては…。
※ このブログを読んだ妻に「何これ?」と言われてしまった。妻がこのギャグを分からないようでは、読まれる多くの方にはまったく分からないギャグである。実は国民的大歌手(?)の島倉千代子さんの代表的なヒット曲に昭和32年に発表した「東京だよおっかさん」という曲がある。徳光氏はそれをもってきたのだ。それにしても昭和32年とはいささか古い!我々世代にしか通用しないギャグだ。付け加えておくと、妻が分からなかったのは世代的なことではなく、彼女が単に歌謡界のことに疎いというだけのことである。