田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №96 Lakura分室

2012-01-07 22:07:25 | 札幌Cafe紀行
 2012年のカフェ初めは質店の倉庫をリノベーションした「Lakura(ラクラ)分室」でした。雰囲気のある造り、都心とは思えぬ静かな空間、おしゃれなランチ、ポイントの高いカフェでした。 

 Lakura分室は雑誌「北海道生活」の「札幌・小樽・函館 歴史建物カフェ探訪」特集号の表紙を飾っているのを見て、ぜひ訪れたいと思っていたカフェでした。
 この日は大通公園であった札幌市の出初式の帰り友人と二人で訪れました。ところがこのカフェがけっこう目立たないところにあり、探すのにちょっとばかり苦労しました。

          

 建物は二階建てで、赤銅色に焼し締めたレンガ造りで、いかにも質店の蔵といった面構えです。中に入るとカフェ部分までのエントランス部分にオーナーのこだわりのような品々が陳列されています。そしてその奥のカフェ部分は部屋が二つに分かれていて、どちらに入ろうか迷ったのですがテーブルが二つ並んだ厨房に近い小さな部屋の方に座りました。大きな部屋の入り口には大きな黒光りした重厚そうな扉がど~んと構えています。

          
          ※ 両脇の黒く見えるのが扉です。

 メニューにもこだわりをみせ、木片に描かれていました。

          

 私たちは昼時だったこともあり「Lunchセット」(1,200円)をオーダーしました。
 セットの内容は、黒豆と押し麦のスープ、カンパニュー、ドリンクという内容です。
 スープは黒豆がたくさん入ったものでしたが、味的にはちょっと物足りない感じもしました。カンパニューはパン自体も上に乗っかった具材も美味しくいただきました。また、添え物の焼きリンゴも上手な味付けがされていました。
 ただ、ランチとしては量的にはどうなんでしょうね? ちょっと物足りない気もしたのですが…。

          

 コーヒーは森彦から取り寄せているという情報でしたが、なるほど濃厚な味が楽しめました。

          

 車が行き交う道路から奥まっているからでしょうか、都心にあるのに静寂が保たれ、静かに流れる音楽が心地良く耳に入ってきました。
 スタッフもなかなかフレンドリーで、気持ち良くランチタイムを楽しめました。

          

 そうそう、「ラクラ」の意味についてスタッフに尋ねたところ「楽蔵」という意味で、「分室」というのはもともと厚別に本店があってこちらを「分室」と称したそうです。もっとも現在は厚別の方は閉じてこちらだけ営業しているとのことでした。

【Lakura分室 データー】
札幌市中央区南4条西9丁目 1009-3
電  話 011-563-1109
営業時間 11:30~18:00
定休日  無休
座 席  25席
駐車場  有(3台)
入店日  ‘12/01/07