田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

奄美群島を往く 旅日記 22

2014-02-27 19:19:30 | 道外の旅

 夕飯を摂り、風呂に入ると、今朝早かったこともあり、疲れと眠気で今にも寝入りそうです。

 本日最後のレポートは徳之島名物の闘牛についてです。

 昨日の宇検村の郷土資料館と同様、それほど期待したわけではありませんでしたが伊仙町の歴史民俗資料館を訪れました。予想どおり簡単な展示でしたが、その中で闘牛については割合充実していました。

 そこで私は職員の方に「戦前は徳之島ばかりでなく、奄美大島や沖縄でも行われていたと聞いたが、なぜ徳之島だけ残ったのでしょうか?」と問いました。

 すると確かに、奄美大島でも、沖永良部島でも、さらに沖縄でも古くからおこなわれていたが、第二次世界大戦のために中止されてしまった。戦後になって徳之島では有志の方々がいち早く再興するために立ちあがり、島民のレクリェーションとして始められたものが、今では興行的な催しとして盛んになっている、ということでした。

 その他にもいろいろ教えてもらいましたが、闘牛用に飼育されている牛は200頭くらいで、専門的に闘牛にかけている人もいれば、乳牛や肉牛を飼う傍ら闘牛をしている人もいるとのことです。私が把握している島内の闘牛場は5カ所ですが(私は今日そのうち2カ所を見ました)、それぞれの闘牛場で大会が開催されるごとに、島内の闘牛飼育家たちが集まって覇権を競うそうです。

 近々では3月2日に開催されるということです。もう少し調べてスケジュールを合わせることができたらとほぞを噛んでいます。

 明日は午前中に沖永良部島に移動します。

 


奄美群島を往く 旅日記 21

2014-02-27 17:16:32 | 道外の旅

 先ほど5時少し前に徳之島一周を終え、ホテルに帰りビールをぎゅーっと一杯飲み干しました。(旨い!) 雨も当たらず一周を終えることができ、ホッとしています。

 徳之島は想像していたより広大でした。原付バイクですからスピードはせいぜい40キロ程度です。予定していたコースを全て回れるのかという不安もあり、走りに走りました。その結果、バイク店にバイクを返したときには走行距離が104キロになってしました。これはかなりの走行距離かもしれません。車の100キロとは疲れの程度がまるで違います。慣れぬバイクの運転、私自身「よーやったなぁ~」と自分自身に乾杯です。

 今日は名所巡りというよりも、記念碑巡りといった感が強い一日でした。どれも思い出深いものになりそうですが、その中でも特に、その規模からいっても、悲惨さからいっても「戦艦大和慰霊塔」が圧巻でした。また、名所としては金見崎の「ソテツトンネル」が見事でした。マラソンランナー高橋直子さんを記念した「尚子ロード」の碑は、観光施設という範疇に入らないためか、特別の案内がなかったものだから5キロ以上も通り過ぎ、おかしいと思って住民に聞いたところ通り過ぎていたことが判明し、引き返す羽目になってしまいました。

 島内は三つの町から成っているのですが、そのうちの一つ、伊仙町の歴史民俗資料館を訪れたときに「何故徳之島だけ闘牛が盛んになったのか」というわけをお聞きしてきました。そのことについては、次の旅日記でレポートできたらと思っています。

 とりあえず№21はここまでとします。

 

 


奄美群島を往く 旅日記 20

2014-02-27 10:02:15 | 道外の旅

 徳之島に着きました。ホテルに荷物を預かってもらおうとしたところ部屋を使ってよいとのことだったので、徳之島巡りに出発する前に一つ書いておきます。

 奄美を出るときは小雨が降っていたので、あるいはレンタカーに変更しなければならないと考えていましたが、幸いなことに雨が上がりました。それで予定通りレンタバイクを駆って島巡りをすることにしました。

 あるいは途中で一度くらい雨に見舞われるかもしれませんが、雨具持参なのでなんとかしのげると思います。

 それでは行ってきます。


奄美群島を征く 旅日記 19

2014-02-27 04:59:52 | 道外の旅

27日の朝です。まだ夜は明け切っていませんが、私は現在名瀬港のフェリー乗り場にて5時50発の徳之島行きのフェリーを待っています。天候が小雨模様で、ちょっと心配です。徳之島はレンタバイクで巡る予定をしているので雨があがるのを祈っています。

今日は徳之島で「西郷南洲翁たっ居跡」「戦艦大和慰霊塔」「泉重千代翁之像」「闘牛場」「尚子ロード」などなど、たくさんの見どころを巡る予定ですのでぜひとも雨があがってほしいと願っています。