ともやは相変わらずポジティブだった。ともやはいつものように前向きだった。デビュー50周年。ともやは走り続け、ともやと伴走した私もあれから50年が経った。この日もまた、彼から元気をもらった…。
12月19日(月)夜、道新ホールで「デビュー50周年記念 高石ともやフォークコンサート」が開催され、多くの同年代のファンたちと一夜を高石ともやワールドに遊んだ。
ともやはいつものステージがそうであるように、開演の15分も前にふらーっと登場し、歌い始めた。開演を待つファンが退屈だろうからと…。相変わらずのフランクさである。
そして開演時間の18時30分になると、北海道ネットワーク代表の小川巌氏をステージに招いた。今回のコンサートが「北海道新聞野生生物基金」のチャリティーを兼ねていることから、来年(2017)実施予定の「フラワーソン2017」についてPRした。
高石は以前から「北海道新聞野生生物基金」に協賛して、北海道内をワイルドランと称して走りながら応援している。その一環としての小川氏とのトークだったようだ。
続いて、ゲストとして呼ばれた同じくフォークシンガーのなぎら健壱がステージに登場した。名付けて「高石・なぎらの『フォーク史 一口講座』」と称して、フォークソングの歴史を振り返りながら二人でボブ・ディラン、ピート・シガー、トム・パクストンなど往年のアメリカンフォークを二人でハモった。
その後、事前のリーフレットでは知らされていなかったが、高石はステージから退場し、なぎら健壱のソロステージとなった。これには私はやや不満だった。というのも、なぎらファンには申し訳ないが、彼の歌にはほとんど興味がないのだ。彼のフォークに関する蘊蓄には耳を傾けても良いと思うが、彼の歌をプロのレベルとはどうしても思えないのだ。
そのなぎらの歌を5曲も聞かされたのは少々辛かった。「えっ?私は高石の歌を聴きに来たのに…」と。
最後は待望の高石のソロステージだった。
彼は今年75歳を迎えたという。彼のもう一つの顔、マラソンランナーとして今年もホノルルマラソンを完走したという。40年連続だそうだ。
そうした強靭な体力が彼の声をも支えているのだろうか?まったく声量の衰えを感ずることなく、高石特有の語りと共に次々と持ち歌を披露してくれた。
高石は会場のファンと一緒に口ずさむことを好み、その誘い方もとても自然である。私たちは彼の歌を何曲も彼と一緒に歌った。
曲の合間に、彼と一緒に活動してきた北山修、亡くなった永六輔や加藤和彦などとの交友について語った。
高石ともやは私にとって特別なシンガーである。何せ、彼のコンサートをプロデュースした経験もあるのだから…。その経緯については、明日の記述することにしたい。
なぎら健壱の闖入によって、高石の歌をたっぷりと味わったとは言い難かったが、久しぶりに、相変わらずの彼の語りと歌を聴くことができた素晴らしい夜だった。
12月19日(月)夜、道新ホールで「デビュー50周年記念 高石ともやフォークコンサート」が開催され、多くの同年代のファンたちと一夜を高石ともやワールドに遊んだ。
ともやはいつものステージがそうであるように、開演の15分も前にふらーっと登場し、歌い始めた。開演を待つファンが退屈だろうからと…。相変わらずのフランクさである。
そして開演時間の18時30分になると、北海道ネットワーク代表の小川巌氏をステージに招いた。今回のコンサートが「北海道新聞野生生物基金」のチャリティーを兼ねていることから、来年(2017)実施予定の「フラワーソン2017」についてPRした。
高石は以前から「北海道新聞野生生物基金」に協賛して、北海道内をワイルドランと称して走りながら応援している。その一環としての小川氏とのトークだったようだ。
続いて、ゲストとして呼ばれた同じくフォークシンガーのなぎら健壱がステージに登場した。名付けて「高石・なぎらの『フォーク史 一口講座』」と称して、フォークソングの歴史を振り返りながら二人でボブ・ディラン、ピート・シガー、トム・パクストンなど往年のアメリカンフォークを二人でハモった。
その後、事前のリーフレットでは知らされていなかったが、高石はステージから退場し、なぎら健壱のソロステージとなった。これには私はやや不満だった。というのも、なぎらファンには申し訳ないが、彼の歌にはほとんど興味がないのだ。彼のフォークに関する蘊蓄には耳を傾けても良いと思うが、彼の歌をプロのレベルとはどうしても思えないのだ。
そのなぎらの歌を5曲も聞かされたのは少々辛かった。「えっ?私は高石の歌を聴きに来たのに…」と。
最後は待望の高石のソロステージだった。
彼は今年75歳を迎えたという。彼のもう一つの顔、マラソンランナーとして今年もホノルルマラソンを完走したという。40年連続だそうだ。
そうした強靭な体力が彼の声をも支えているのだろうか?まったく声量の衰えを感ずることなく、高石特有の語りと共に次々と持ち歌を披露してくれた。
高石は会場のファンと一緒に口ずさむことを好み、その誘い方もとても自然である。私たちは彼の歌を何曲も彼と一緒に歌った。
曲の合間に、彼と一緒に活動してきた北山修、亡くなった永六輔や加藤和彦などとの交友について語った。
高石ともやは私にとって特別なシンガーである。何せ、彼のコンサートをプロデュースした経験もあるのだから…。その経緯については、明日の記述することにしたい。
なぎら健壱の闖入によって、高石の歌をたっぷりと味わったとは言い難かったが、久しぶりに、相変わらずの彼の語りと歌を聴くことができた素晴らしい夜だった。