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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘16を振り返る Part Ⅰ & Part Ⅱ

2016-12-26 17:33:48 | 私的に〇〇年を振り返る

 いよいよ年の暮れも迫ってきた。私のブログの一年の締め括りはこのところ毎年「私的に‘〇〇年を振り返る」シリーズを掲載している。今年も例年どおり5回シリーズを予定しているのだが、私の都合もあり今日からシリーズを始めることした。まずはいつものとおり【誰のお話を聴いたか】から始めます。 
 
【誰のお話を聴いたか】  

◆清水 宏保 氏(長野五輪金メダリスト アジア冬季大会一年前シンポジウム)道新ホール 2/12
◆浅田  舞 氏(スポーツコメンテーター アジア冬季大会一年前シンポジウム)道新ホール 2/12
                          

◆三橋 貴明 氏(経済評論家「日本の経済の真実」・トランスポートセミナー)ホテルポールスター 2/15
◆野々村芳和 氏(北海道コンサドーレFC社長・野々村流経営哲学を聴く) かでるホール 2/17
◆千堂あきほ 氏(元トレンディー女優・北海道在住「いなか暮らしフォーラム」)ガーデンパレス 2/28
◆木田 優夫 氏(元日ハム投手、現日ハムGM補佐・JICAスポーツフォーラム)道新フォーラム 3/21
◆田中 雅美 氏(五輪水泳メダリスト・JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」)JICA札幌 3/20

 以下の4氏は「スポーツが創る!地域の理想の未来像~東京2020と地域のレガシーを考える~」に登壇された方々です。
◆小野 清子 氏(元五輪体操選手、笹川スポーツ財団理事長)   かでるホール 3/27
◆遠藤 利明 氏(東京オリンピック・パラリンピック大臣)       同 上
◆原田 雅彦 氏(冬季五輪金メダリスト、雪印メグミルクスキー部監督)     同 上
◆青島 健太 氏(元プロ野球選手、スポーツライター)             同 上

◆アグネス・チャン氏(歌手・エッセイスト「明るくさわやかに生きる」と題して講演)道新ホール 4/27
◆西郷 隆夫 氏(西郷隆盛の曾孫「西郷隆盛の子孫が語る秘話」)エルプラザ 6/4
◆荻野アンナ 氏(作家「アンナの観光物語」・北海道新幹線開業半年記念シンポ)STVホール 9/24
◆東郷 和彦 氏(元外務省欧亜局長 現京都産業大教授 北方領土問題道新フォーラム)道新ホール 10/5
               

◆泉川 泰博 氏(中央大学教授 国際関係理論専門   同 上 )道新ホール 10/5
◆ドミトリー・ストレリツォフ氏(モスクワ国際関係大学東洋学講座長 日本語堪能 同 上)道新ホール10/5
◆世耕 石弘 氏(近畿大学広報部長 近大改革の仕掛け人 ビジネスEXPOで講演)アクセスサッポロ 11/11
◆石黒  浩 氏(大阪大学教授 アンドロイド型ロボット研究の第一人者 同上)アクセスサッポロ 11/11
◆円満字二郎 氏(著述業「大漢和辞典編纂ものがたり」)かでる2・7  12/3
◆藤田 征樹 氏(リオパラリンピック・自転車競技銅メダリスト)かでる2・7 12./9

 私にとってこの「私的に‘〇〇年を振り返る」シリーズは、年末の恒例行事化しつつある。この原稿を作成するのはけっこう大変な作業であるのだが、私はけっこう楽しんでいる。一年間のブログを紐解く作業は楽ではないのだが、自らの一年を振り返る貴重な機会となっている。これからもできるだけ続けていきたいと思っている。

 さて1回目の【誰のお話を聴いたか】は、私の中の基準で、講演や講座を聴いた中で、全国的知名度を誇ると思われる方をこのカテゴリーに入れることにしている。
 そうして振り返った時、今年は例年に比べ著名な方のお話を伺う機会がずいぶん少なかったことに気付く。原因をあれこれ考えてみたが、はっきりしたことは私にも思い浮かばない。一つは単純に札幌を訪れて講演をする著名人が少なかったということなのかもしれない。あるいは、私自身がこれまでの中である程度の著名人の話をすでに聴いた経験があり、興味が湧かなかったというケースもあったように記憶している。いずれにしても例年と比べると、このカテゴリーは激減という結果になった。
 その少ない中で記憶に残ったのは、北方領土問題を論じた東郷和彦氏、強烈な個性が際立っていた世耕石浩氏、不思議な存在感を醸し出す石黒浩氏などが記憶に残った。


私的に‘16を振り返る Part Ⅱ

【どんな講座を受講したか】
 
◆「北大博物館土曜市民セミナー」(「日本海は進化のゆりかご」北大・阿部剛史講師)社会科学棟 1/09
◆「インターネット講座学習会」(道民カレッジの大学講座のレポート学習)かでる2・7 1/19、26 2/02
◆「サッポロヒグマフォーラム」(ヒグマとの共存に向けての市民講座)札幌エルプラザ  2/01
◆「北の縄文セミナー in 紀伊國屋書店」(講師の阿部千春氏の話が説得力があった) 2/6
◆「2017冬季アジア札幌大会」大会開催1年前記念シンポジウム 道新ホール 2/12
◆「北の縄文セミナー in 赤れんが」(茂呂剛伸と「手鼓(しゅこ)」のメンバー6人が縄文太鼓)2/11
◆「学習成果実践講座 in 札幌」(私自身の実践を報告するスピーカーを務める)かでる2・7 2/18
◆「サイエンス・カフェ札幌」(北大のCoSTEPが主催するエコ講座)紀伊國屋書店 2/21
◆DVD講座「古都京都の文化財」(めだかの学校 2月講座)かでる2・7 2/22
◆「アイヌ民族講演会」(「民族衣装を着なかったアイヌ」問題提起の講座)北大 2/23
◆「奇跡の山 アポイ岳フォーラム」(超塩基性岩の山アポイ岳の特徴を知る)道新ホール 2/27
◆「十勝・上士幌町から 田舎暮らしを考えるフォーラム in 札幌」 ガーデンパレス 2/28
◆「アムール川・間宮海峡を行く-林蔵の道」(道新記者・相原秀起氏の取材体験記)道新BOX 3/3
◆「死刑制度の是非を考える」市民集会(反対の立場の札幌弁護士会主催)札幌弁護士会館 3/4
◆『「デュアルユース」と名のつくもの~科学技術の進展が抱える両義性を再考する~』北大 3/12
◆「都心まちづくりフォーラム2016」(札幌のまちづくりをどうするか) かでるホール 3/16
◆「JICA国際協力・スポーツフォーラム」(木田優夫氏・出合祐太氏のトークショー他)道新ホール 3/21
◆「札幌-函館 鉄道直結111年 ~SLから新幹線まで~よもやま話」道新ぶんぶんクラブ 3/22
             

◆「なんとかしなきゃ!プロジェクト」(途上国の現状を知って支援しよう)JICA札幌 3/26
◆「スポーツが創る!地域の理想の未来像~東京2020と地域のレガシーを考える~」かでるホール 3/27
◆DVD講座「富岡製糸場と絹産業遺産群」(めだかの学校 3月講座)かでる2・7 3/28
◆「春の花を見つけよう」自然観察会(北海道ボランティア・レンジャー協議会主催)野幌森林公園 4/21
◆「北の国境トークショー 稚内~サハリン」(写真家の斉藤マサヨシ氏他のお話)札幌紀伊国屋 4/23
◆「食品の着色料を学ぶ」(めだかの学校・4月講座 消費生活センター出張講座)かでる2・7 4/25
◆北大・スラブ研公開講座「スラブ・ユーラシア社会におけるジェンダーの諸相」全5回講座
                       人文・社会教育研究棟  5/9、5/13、5/20、5/23、5/27、5/30
◆5月 かでる講座(「冬季オリパラと北海道観光 そしてまちづくり」中田氏)かでる2・7 5/20
◆5月 めだかの学校・野外教室(ジンギスカン命名の由来について学ぶ)八紘学園 5/23
◆くらしのセミナー(消費生活センター5月講座、ネット犯罪について)消費生活センター 5/25 
◆6月 かでる講座(「笑いは健康の源! ~笑いと人とのステキな関係~」伊藤一輔氏) かでる2・7 5/31
◆北海道南洲会講演会(「西郷隆盛の子孫が語る秘話」西郷隆盛の曾孫・西郷隆夫の講演)エルプラザ 6/4
◆北海道スラブ研究会講演(「体験的ウクライナ論」神戸学院大・岡部芳彦・下記同日開催)北大スラブ研 6/10
◆フォーラム「動き出した空港民営化」(北海道内の空港にとっては厳しい内容?)道新ホール 6/10
◆北海道開拓の村たてもの観察会(開拓の村に保存されている建物について専門家から話を伺う)6/11
               

◆道総研ランチタイムセミナー(「北海道の海を調査しています!」北海道水試の調査船の成果」)道庁 6/17
◆6月 かでる講座・特別講演(榎本聡子氏「高齢者の生涯学習の現状と課題」)かでる2・7 6/20
◆北大農学部・時計台サロン(「進化する道産小麦」種の研究者と流通の専門家)時計台ホール 6/21
◆北大・スラブ研公開講演会(「縮小するロシア経済:回復はあるのか?」田畑伸一郎教授) 6/24
◆6月 めだかの学校・野外教室(北大植物園、ボランティアガイドの案内による園内散歩) 6/28
◆7月 かでる講座(「生の音楽の素晴らしさ」札響コンマス・大平まゆみさん)かでる2・7 7/5
◆7月 かでる講座(「北海道の開拓とアイヌ民族」札幌大学々長・桑原真人氏) かでる2・7 7/26
◆北大全学企画公開講座「『国のかたち』を案ずる時代の知恵」全8回 北大・情報教育館、学術交流会館
                       7/4、7/7、7/11、7/14、7/18(2講座)、7/21(欠席)、7/25
◆北大公開講座「テクノロジーと法/政治」全4回 社会研究棟 7/21、7/28、8/4、8/18
◆道総研「食べて知る!道総研のおいしい研究」(カルチャーナイトの一環)道総研プラザ 7/22
◆8月かでる講座(「TPPと北海道農業」北大・東山寛准教授) かでる2・7  8/2
◆課題対応型学習活性化セミナー「高齢者が活躍するコミュニティ・ビジネスを考える」かでる2・7 9/1~2
◆9月かでる講座(「『おこると損』ってホントですか?」金田一仁志氏) かでる2・7  9/2 ※午後こちらへ
◆フォーラム「ジオパークへ行こう(道内5か所のジオパークの成果と課題が報告された)北海道博物館 9/25
◆市町村長リレー講座(寿都町長・片岡春雄氏「地域資源を生かした町づくり」)札幌大学 10/4
◆道新フォーラム「共同宣言60年 北方領土交渉の行方」(3人の識者が討論)道新ホール 10/5
◆スラブ研「北方領土問題 ドミトリー・ストレリツォフ VS 岩下明裕」北大・スラブ研 10/6 ※前半聴講
◆北大公開講座「旅は東アジアを変えるのか?」全4回 北大・情報教育館 10/6、10/13、10/20、1027
◆ドイツ文化講演会(「ドイツ文化と北海道の邂逅」北海道ドイツ協会主催)京王プラザホテル 10/10
◆市町村長リレー講座(留萌市長・高橋定敏氏「留萌きらめき舞台物語」)札幌大学 10/13
◆10月かでる講座(「保健機能食品ってなんだろう?」藤女子大・中河原教授) かでる2・7  10/18
◆くらしのセミナー(消費生活センター10月講座 スマートフォンの契約・最新事情)消費生活センター 10/19
◆カンディハウスデザイントーク(日本で活躍するイタリアデザイナーのトークショー)地下北3条広場 10/19
◆幕臣大友亀太郎着任150年記念講演会(ノンふぃくしょをん作家・合田一道の講演)東区民センター 10/20
◆退職校長会札幌10支部交流会講演会(「脳卒中の薬の話」、「脳卒中の手術の話」)ホテルヤマチ 10/21 
◆DVD講座「沖縄のグスク史跡」(めだかの学校 10月講座)かでる2・7 10/24
◆道民カレッジ称号取得者セミナー(観光ボランティアのプロ精神を学んだ)かでる2・7 10/27~28
◆北大・保健科学研究院公開講座(高齢者対象の健康講座3本「老化を画像で見る」他)保健研究院 11/3
◆生涯学習推進専門講座(「地域に必要なコーディネーターのあり方」東大・牧野篤教授)かでる2・7  11/10
◆北大公開講座「明日の観光を考える」全7回 北大・情報教育館 11/10,11/17,11/24,12/1,12/8,12/15,12/22
◆道新「おばんでした」サロン(元プロ野球審判員山崎夏雄氏のプロ野球裏話)道新ホール 11/15
◆11月かでる講座(「相撲王国北海道出身力士達の波乱の人生 放送作家・佐々木信恵氏)かでる2・7  11/22
                 

◆市町村長リレー講座(旭川市長・西川将人氏「北北海道の拠点都市としてのまちづくり」)札幌大学 11/24
◆「北海道教育の日」制定記念行事(二つの団体の実践事例の報告)ホテルライフォート 11/1
◆歌で甦る昭和の記録(めだかの学校の年一回の音楽の時間 みんなで楽しく歌いましょう)かでる2・7 11/29
◆隔通信機を活用した学習講座・実践交流(多元中継での講座受講を体験)かでる2・7 11/30
◆北海道漢字同好会講演会(「大漢和辞典編纂ものがたり」著述業・円満字二郎氏)  かでる2・7 12/3
◆フォーラム『野幌森林公園の今』~10年間の動植物調査でわかったこと~ 北海道博物館 12/4
◆人権教育指導者研修会(リオパラリンピック銅メダリスト藤田征樹選手からお話を伺う)かでる2・7 12/9
◆札幌大学・森林総合研究所合同公開講座(小藩の悲哀松前藩の歴史を知る)札幌大学 12/13


 Part Ⅰ【誰のお話を聴いたか】が思ったより少なかったので、Part Ⅱ【どんな講座を受講したか】 も一挙掲載することにした。著名人のお話を聴く機会は少なかったが、各種講座等はご覧のように充実していた一年だったと振り返っている。
 いつも言っていることだが、こうしてたくさんの講座を受講したからといって私の中に何かが蓄積しているわけではない。ただただ私の中に雑学の山が築かれているだけなのかもしれない。それでもヨシと思っているが、それではあまりに寂しいと思い、受講した内容・感想をできるだけブログに書き留めようとは努めているつもりだ。しかし、はたしてそれが?

 受講した講座をこうして羅列すると目立たないが、北大の公開講座は全て4~8回シリーズの連続講座となっていて、内容も充実したものだった。中には難解な講義もあったが、おおいに知的好奇心をくすぐられた。中でも、11月10日から始まった「明日の観光を考える」(全7回)講座は、受講者が講義を聴くだけではなく、その都度課題が出され、それに受講者が回答するという形が新鮮であり、私もつとめて回答を提出するように心がけた。

 その他の講座では、毎月のように開催される「かでる講座」は都合のつくかぎり受講するように努めた。さらに札幌大学が開催している「市町村長リレー講座」も興味をもって受講した講座の一つである。
 講座の中には「道民カレッジ連携講座」という講座があり、その場合は受講単位が認定されるので、そのことが励みの一つになっている。しかし、連携講座であるか否かを問わず、これからも興味関心の赴くまま、できるだけ様々な講演・講座を受講し雑学の山を築き続けたいと思っている。