数字だけを見ると2対3と惜敗だが、試合展開は北海道ファンとしてはなんとも盛り上がりに欠ける試合展開だった。観客を入れての試合は久しぶりだったという。その中でエスポラーダの選手たちは健闘したのだが僅かに及ばなかった。
久しぶりのスタジアムでのスポーツ観戦だった。といってもチケットを購入しての観戦ではなかった。「中央区民応援デー」に応募して観戦招待券を入手しての観戦だった。
時間に余裕をもって会場の「北海きたえーる」(北海道立総合体育センター)に向かったのが良かった。北海道がコロナ感染症対策のために「集中対策期間」を2月15日まで延長したことに対する措置だろうか?入場者全員に会場の入る前に座席を指定する措置が講じるために会場前が大渋滞となっていた。(以前はエリアだけ決められていて、座席は自由に選べた)私は試合開始40分前に着いたのだが、その手続きに時間を大きく取られ、入場できたのは試合開始直前だった。私の後にも相当長い列が出来ていたので、試合開始に間に合わなかった人たちが多数出たのではないだろうか?もう少し早く処理できる方法がなかったのか?ちょっと残念な措置だった。
※ 会場に着くと、座席指定の事務処理のため写真のような長蛇の列ができていました。
本日の試合の対戦相手は「ボルクバレット北九州」で、対戦前はエスポラーダの10位に対して、北九州は9位と共に下位に沈んではいるものの当面のライバルと云って良い相手だった。(Fリーグには全12チームが参戦している)
※ 試合開始前のセレモニー時、正面スタンドはほとんど空席でした。後から埋まりましたが…。
試合の方は、前半開始間もなく相手シュートがエスポラーダの選手にあたりオウンゴールという不運な得点を献上してしまった。その後、北九州が圧力をかけて攻め立てたがエスポラーダは粘り強く守って0対1の緊張した試合が続いた。前半も残り2分、エスポラーダがワンチャンスを生かして待望のゴールを奪い、会場が大いに沸いた瞬間だった。しかし、それも束の間、その直後に北九州にゴールを許すという残念な流れとなって前半が終了した。
※ エスポーラーダの選手たちの名が入った垂れ幕が会場内に掲げられていました。
※ ハーフタイムでは可愛いチェアガールのダンスが披露されました。
後半、試合はなんと前半と同じような展開となってしまった。後半は両チーム譲らず膠着した試合展開だったが、そうした中の後半14分、エスポラーダに待望の同点弾が生まれ、会場は逆転を期待して大いに盛り上がったのだが、その直後に前半の鏡写しのようにまたまた北九州に得点を許してしまい、万事休すだった。
※ エスポラーダが得点し、喜び合う選手たちです。
つまり得点は2対3と1点差の僅差だったのだが、試合のほとんどは北九州がリードしているという試合展開に会場は盛り上がりようがなく対戦を終えたという感じだった。
※ 残念 !そして惜しい試合結果でした。
私はこれまでフットサルの試合を何度か観戦しているが、コートが狭い分だけ動きが激しく目を離せない試合展開はなかなか興味深い。ただ、床面が固いため転倒などをすると怪我をするリスクを負っているようだ。本日の試合でも固い床に転倒することで怪我をして途中交代する選手が何人かいた。
エスポラーダ北海道の選手は、ほとんどの選手が仕事とフットサルを両立させながら選手生活を送っていると聞いている。毎日仕事を終えた夜間に練習をしているようだ。大変な選手生活かと想像するが、選手として大成することを夢見て頑張ってほしいと思いながら会場を後にした。