田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市民吹奏楽祭リポート №2

2024-01-22 15:08:19 | ステージ & エンターテイメント
 当たり前のことであるが、吹奏楽団の編成はその集まりによって様々である。いろいろな事情もあるのだろう。二日間の演奏を聴きながらその辺りを探り、考えてみた。
        
編成は様々
 二日間でステージに登場した吹奏楽団体は合計85団体だったが、その編成数はさまざまであった。私が認めた限りでは最小は僅か7名の編成だった。反対に最大は90名という大編成を組んで出演した団体もあった。
 私が心を痛めたのは、7名は別にしても10数名で組んでいる団体だった。素人である私から見て、やはり10数名の編成では吹奏楽の醍醐味というか、その良さを発揮するのが難しいのではないだろうか?演奏している奏者たちもそのことを感じているのではないかと思われたのだが…。ちなみに今回の吹奏楽祭において10名台で出演していた団体は24団体あった。
   
 この時期は、学校の吹奏楽部においては3年生がすでに引退し、1・2年生だけで編成しなければならないという事情があるにしても寂しさは隠せない。
 今回聴いたかぎり、私的には吹奏楽の場合少なくとも30名くらいの編成は最低限ほしいと思ったのだが、当事者たちはどう考えているのだろうか? 今回の出演で30名を越えて編成していた団体数は35団体だった。中でも50名を超えると迫力が全く違い、吹奏楽の持つボリュームのある音が聴いている者に迫ってくるような感覚がある。
   
 学校の部活であれ、社会人の団体であれ、人集めには苦労されていると想像されるが関係者の努力に期待したいものである。
 なお、今回は社会人の団体の出演が少ないようにも感じた。社会人の団体の出演は13団体だったように思う。札幌で活動している社会人の吹奏楽団はまだまだあるように思われる。吹奏楽音楽祭に出演できない何かの事情があるのだろうか?(先日聴いた「札幌吹奏楽団」、2月4日に聴く予定の「札幌ブラスバンド」も出演しなかった)

初お目見え(?)の楽器
 関係者にとってはある意味常識なのだろうけど、私にとってはどうも初お目見えに見えた楽器があった。30名を超える楽団ではほとんどといっていいほど私にとっては初お目見え(?)の楽器を使っていたように思われた。遠目からの観察だったのだが、胴体が異常に長く、ラッパ(吹き出し部分)の部分はそれほど大きくない、私にとっては異様に映った楽器があった。
          
 帰宅してネット上をあれこれと探したのだがなかなか見つからない。苦労した末に発見したのが「バスクラリネット」だった。遠目には胴体がガラス製のようにも見えたが、クラリネットというから木製なのだろうか?ともかく楽器の下部は床に付くくらいだからかなり長く、それだけ低音部を担っているのだろうが、けっこう吹奏楽を聴く機会が多かった私だが、新鮮に映った楽器だった。
※ Kitaraでは写真撮影が厳しく制限されている。そこで文章のイメージを膨らませていただくためにウェブ上で公開されている写真を拝借することにしました。文章とは関係のない写真であることをお断りしておきます。


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