いつもの日に、いつものルートで、いつものように…。私たちは本日3日午後に北海道神宮にて初詣をしてきた。それはもう私たちにとって “習い性” のようなものとなってしまった。ただし今年は一つだけこれまでとは違うものになってしまったのだが…。
本日、お正月恒例の箱根駅伝で青学大の7度目の優勝を見届けた後、いつものように妻と連れ立って徒歩で北海道神宮に初詣に向かった。
私たちが初詣を1月3日に定めたのは、記録を辿ると2013年だった。それまでは1日や2日に初詣に出かけていたのだが、混雑を避ける意味もあって「三が日の最終日にしよう」と決め、それ以来は毎年3日に初詣をしている。
北海道神宮の表参道を辿り、第一鳥居、第二鳥居を潜り、手水舎で手口を清め、拝殿に進み今年一年の安寧を祈願し、拝殿横でお神酒をいただき十二支守の神楽焼を購入し、その後にお御籤を引き、その後は神門から出て、円山公園口鳥居までの間に並ぶ露店(出店)をひやかし、甘味処に寄ってぜんざい等を味わい、帰宅するというのが定番となり、それを毎年ルーティンのように繰り返してきた。(ただし、上記の中からコロナ禍が完全に終止符を打てない状況から、手水舎での清めと、お神酒は今年も中止されていた)
※ 第二鳥居のところです。それ程の混雑ではありませんでした。
※ 第二鳥居から神門に続く参道ですが、ご覧のようにそれほど混んでいません。
※ 手水舎はご覧のように柵で囲われ、使用できなくなっていました。
※ 拝殿前は少し混雑が見られましたが、それほど待たされずに参拝を終えることができました。
※ 拝殿横の売店(?)は何故か閑散としていました。ここで神楽焼を購入。
※ お御籤の配布所はいつものお正月のように賑わっていました。
本日もまったく同じであった。その中「十二支守の神楽焼」については、今年でちょうど12年目となり今年の「辰」の神楽焼を購入することによって一回りが完成した。12年前に「ぜひとも全てを買い揃えたい」と誓ったことを成し遂げることができたのは感慨深い。
※ 今年購入した「辰」の神楽焼です。
※ 十二支揃った神楽焼です。
お御籤の方はなんと「末吉」であった。「末吉」とは「吉」中で最も低いとされているそうだが、考えようによっては「末広がりで運気が上昇する」とも考えられるということなので、それを信じたいと思う。
さて、一つだけこれまでと違ってしまったのは…、「甘味処」である。以前は表参道の脇の小さな甘味処に寄ることを常としていたのだが、一昨年に廃業してしまったことから「六花亭円山店」の2階喫茶室に代えて楽しんでいた。今年も楽しみに伺ったのだが、なんと長蛇の列ができているではないか!これには妻が恐れをなし「諦めましょう」と提案したので渋々受け入れざるを得なかった。代わりに1階の菓子コーナーでスイーツを購入し、今年の初詣を終えることにした。
※ 「六花亭円山店」の喫茶部に通ずる入口です。2階には長蛇の列が…。
それにしても今年は年初めから国内を震撼とさせる出来事が相次ぎ、心配な年の初めである。なんとか穏やかな一年となるよう祈念しながら参拝したのだが、願いが叶う一年であってほしいと願うばかりである。