今年も知人、旧友などからたくさんの年賀状が届いた。懐かしさがこみ上げる。昔の旧友との一コマが走馬灯のように蘇る。年賀状不要論が姦しいが、私は日本人の良き風習としてこれからもできるだけ続けていこうと思っている。
デジタル時代となって年賀状による交換が激減しているという。しかし、アナログ人間を抜けきれない私にとって、やはり年賀状は特別なものに感じている。日常において交流が途絶えた知人や旧友から届いた年賀状を目にすると知人・友人の健在を安堵するとともに、昔日の交流を思い出す機会となっている。
さて、私の方から知人・友人に届ける年賀状であるが、物心がついた頃から私自身の近況を伝える文章を加えたものにするように心がけてきた。私の健在を伝えるとともに、近々の一年間の中からトピック的なことを伝えることを心掛けてきた。
今年の場合は、ある意味淡々と近況を伝える内容となった。友人・知人はこの文章から何を感じてくれるだろうか、と思いながら…。
冒頭の年賀状の写真からは文章が読みづらいかと思われるので、文章のみを再掲することにする。知人・友人に届ける年賀状をブログ上に公開するとは露悪的なことかもしれないが、内容的にはブログ上で交友を図っている方にも届ける意味で敢えて公開することにしたことをご理解いただけたらと思います。
あけましておめでとうございます!!
昨年も悲喜こもごものニュースが飛び交った一年でしたが、あなた様にとりまして昨年はどのような一年間だったでしょうか?
私たちはおかげさまで年老いた体を労りながら無事に一年間を過ごすことができました。妻は歩数計を片手に、街まで徒歩で往復して買い物に出かけ健康を図っています。私も負けじと様々な講座やステージを追いかけ積極的に戸外へ出向き歩数を稼いでいます。しかし老いは確実にやってきています。妻ともどもマンション内の有志と続けてきた道立近代美術館前の清掃ボランティアも14年が経過しましたが、今年が最後かなぁと思案しているところです。
今年もまた無事に一年間を乗り越えたいと祈願しているところですが、あなた様にとりましても今年一年が健康で、幸せに満ちた一年間でありますように願い新年のご挨拶といたします。