田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ロシアの蛮行、プーチンの愚行

2022-04-14 17:04:37 | その他

 政治的問題は拙ブログにおいてはタブーとしてきた。それは政治問題ほどいろいろな見方があり、さまざまな価値観があるからだ。しかし、これは政治的な問題ではない。はっきりと人道問題である。遅きに失した感はあるが声を大にして叫びたい。

 2月24日、ロシアは突如として、というよりは周到に準備してウクライナに攻め入った。その理由は「ウクライナ東部住民を保護するため」だと言いながら、ウクライナ全土を略奪するかのような軍事作戦を展開し、戦闘要員でもない民間人の命を虫けらのごとく虐殺している。侵攻が始まってからすでに1ヵ月半に及び、民間人の被害は増加の一途を辿っているが、ロシアの独裁者・プーチンはそのことについて一顧だにしないかのごとく侵攻の手を緩めようとしない。

 ロシアがウクライナの首都・キーウを陥落させようとしたものの、ウクライナ軍の執拗な抵抗に遭ったことでキーウの陥落を諦めて軍を引き上げた後には、虐殺された多くのウクライナの民間人の死体が残されていたという。こうした残虐行為が21世紀の今、許されて良いのだろうか?中山俊宏慶大教授が「国内の悪事には警察が存在し対処するが、国際的な悪事には警察がいない」と指摘したが、まさに今国際社会はロシアの悪事に対して手をこまねいて傍観するばかりである。

 今回のロシアの暴挙の原因はアメリカにあり、との評論があるのも承知している。また、過去にアメリカをはじめとした西側諸国が敵国の現地人に対して同じような行為をしたにもかかわらず、私たちの目に触れなかった、などという報道も確かにあることは承知している。だからといって、ロシア軍がいま行っていることが許されるはずがない。

 私が今回こうした投稿をしようと思ったきっかけは、退職組織の会報の原稿依頼があったことがきっかけだった。「現在の関心事は?」と問われたときに、このことをおいて他にはないと思ったのだ。原稿は300字以内という制限のため十分な思いを表現することはできなかったが、その投稿文を掲載して本日の投稿を閉じることにする。

    

    ※ 掲載した写真はウェブ上から拝借しました。

理不尽なことが罷り通る現代?

 おそらく多くの方が言及するであろうロシアのウクライナ侵攻問題について思いを述べてみます。

 地球に生きる全ての人たちの幸せを願ってSDGsが叫ばれている現代において、難クセとしか思えない理由をつけてウクライナの人々の命を虫けらのごとく蹂躙する様をテレビの画面を通して見せられる私は何とも言えない無力感に陥ってしまいます。こんな悪行が21世紀の現代において許されるのでしょうか?

 幾多の悲劇を乗り越えて、世界はこうした剥き出しの暴力の行使を戒めてきたはずですが、今その暴力に対して世界は手をこまねいて傍観するだけしか術はないという悲しい現実です。

 私たちはこの現実を子どもたちどう伝えれば良いのでしょうか?



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