田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

X’mas 朗読とハープ 2014

2014-12-21 21:53:38 | ステージ & エンターテイメント
 それは不思議な夜だった…。何も予備知識のないまま参加したイベントだったが、確かにハープの音をバックにクリスマスに関する詩を朗読するイベントだったのだが、私にはハープの音ばかりが耳に残ったイベントだった。 

 札幌大学の講座を何度か受講していたからだろう。タイトル名のようなイベントへの誘いがあったので、せっかくなので参加させてもらうことにした。

 12月17日(水)夜、札幌時計台ホールにて「 X’mas 朗読とハープ 2014」と題するイベントがあった。
 出演者は三人で、配布されたプログラムにはそれぞれの名前・肩書とともに役割が記されていた。それによると、
 ◆熊谷ユリア〈札幌大学教授・朗読詩人・翻訳者〉 朗読・弾き語り・ハープ効果音
 ◆鈴木 貴奈〈ハーピスト〉 グランドハープ演奏
 ◆フィリップ・シートン〈北大留学生センター教授〉 ゲスト朗読
となっていた。 
 どうやらこの会(イベント)は熊谷氏を中心とした朗読に、他の二人が協力するという形の朗読の会だったようだ。

          
          ※ 左からフィリップ・シートン氏、熊谷ユリア氏、鈴木貴奈氏です。

 この夜の朗読の会は、熊谷氏が欧米のクリスマスにちなんだ詩を翻訳し、その和訳を熊谷氏が朗読し、原文をフィリップ氏が朗読するという形で進行し、その朗読のバック音楽として鈴木氏がハープを演奏するという形式だった。

 恥かしながら正直に吐露しよう。私には詩(Poem)に対する素養がないうえ、キリスト教に対する理解も心もとない。だから、熊谷氏が感情たっぷりに朗読する詩がいっこうに私の中に入ってこなかった。今思い返しても、どのような内容だったのか、まったくと言って良いほど思い出せない。恥ずかしい話である。

 その代わりといったら語弊があるが、フィリップ氏の英語の朗読がとても心地良く耳に響いた。もちろん私には英語を解する力などない。ただただ彼の声音が心地良いのだ。それはソフトバリトンとでも称するのだろうか?マイクを通して伝わる彼の声は私だけではなく、会場を魅了していたように思う。

 さらには鈴木氏のグランドハープである。プロのハーピストとして彼女の力量がいかんなく発揮されたステージだったように思う。バック演奏だけではなく、ソロ演奏も何曲か披露してくれたが、ハープがソロ演奏の楽器と成り得ることを認識させられた。また、ハープが意外に大きな音量が出ることも新たに認識した。
 イベントが終わった後、意外に大きな音量の秘密を探るべく、近くに寄って観察したところ、演奏者の肩にあたる部分がかなり大きな膨らみ(共鳴胴というようだ)をもっていて、そこで音が共鳴することによって大きな音を出しているようだ。

               

 と肝心の詩についての感想を持てないまま朗読の会は終わってしまったが、それなりに興味深い朗読の会だった…。


《ウォーキング覚書》
12月16日~20日の5日間も連日一万歩を超えるウォーキングを実施できた! 
 この5日間は、路上コンディションの悪い日、藻岩山登山を行った日、ちょっと遠出をした日とバラエティに富んだ5日間だった。

 ◇12/16 11,852歩 ◇ 12/17 12,326歩 ◇12/18 10,499歩 ◇12/19 19,088歩 ◇12/20 10,917歩

 17日(水)は融けた雪面が凍ってガタガタの上、薄っすら雪が載ってツルツルと最悪のコンディションだったが(本日21日はそれより酷かった!)なんとかクリアすることができた。
 18日(木)はブログでも投稿したとおり冬山の藻岩山に登った。途中で引き返したたこともあり一万歩に達していなかったので、帰ってきてから自宅周辺を少しウォークした。
 19日(金)は特別予定もなかったので、地下鉄でバスセンターまで移動し、苗穂地区を歩いた。工場地帯に面白い物件を発見した。帰りは家まで歩いたので二万歩弱となり、かなり貯金ができた気分である。

 とけっこう今のところは順調だが…。

札幌ぶらり散歩 37 これぞ超芸術トマソン?

2014-12-20 22:41:13 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 オブジェ? いや、処理できずに置き去られたものでは? う~ん、判定が難しいわい…。はたまた、屋根の上に鎮座した物置? でもどこから入る? 怪しげな、そして意味不明の物体に出会った…。 

 私が最近になって「超芸術トマソン」などという言葉を使い始めた。そもそもは、拙ブログに時おりコメントをいただく鳥見人さんから紹介された言葉である。
 そのトマソンについて、このシリーズ№32で私は次のように紹介した。
「赤瀬川原平氏らの発見による芸術上の概念であるが、それはまるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を『超芸術』と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ」
 その後、赤瀬川氏や仲間の方の著書などを読み、もっと簡単に「街中にある不動産の中で無用の長物であり、ちょっと笑いを誘うような物件」と私は解釈し、札幌の街をあちこちと歩き回っている。

 しかし、この「超芸術トマソン」という見方・考え方も本当のところはすでに過去のものとなっていると思われる。赤瀬川氏らが盛んにトマソン物件を探し回り、関連図書を発刊していたのは1985(昭和60)年から10年くらいの間だからである。
 その主唱者である赤瀬川氏も存命しない今「トマソン」などという言葉は死語に近い言葉なのかもしれない。
 なにせ「トマソン」の由来となった巨人軍の助っ人ゲーリー・トマソン選手は1981(昭和56)年に来日し、三振132個という新記録を作り期待を裏切ったことで、「舶来扇風機」、「三振王」、「トマ損」、「害人」などと揶揄された選手で、役立たず、無用なもの、の代名詞として面白がり屋の赤瀬川氏らが名付けたようなのである。
 そんな古い言葉、死語に近い言葉であるが、敢えて私はその言葉・定義にしたがって札幌の街をあちこちと歩いてみたいと思っている。

 前置きが長くなってしまったが、本日の話題である。
 12月13日(土)午後、私は宮の森地区を歩いた。住宅街が続く宮の森地区は私の目からは面白い物件がなかなか見当たらない地区である。
 そんな住宅街を歩いているときだった。ある住宅の車庫と住宅に上がる階段との間になにやら石の塊のようなものが見えた。それはその形状からその家のオーナーが設置したオブジェなのではと思われた。

          
          ※ 夕暮れ近かったので写真が暗いですが、車庫と階段の間に見える白いものが問題の物件です。

 しかし、設置場所が悪い。いったいそれを目にした何人の人が芸術的価値を認めオブジェと認識するだろう?「なんだかおかしな石の塊が転がっている」という程度ではないだろうか? う~ん、これはかなりトマソン近い!そう思ったのだが、私はここで決定的ミスを犯した。なんと本日そこで写した写真を確認したところ肝心の写真が手ブレを起こしているではないか。これにはマイッタ。したがって(的)の一文字がこの物件でも取れないことになった。

          
          ※ その物件を近撮したところ、あろうことか手ブレという失態を犯してしまいました。

          
          ※ 物件は2個あって、手ブレの物件は奥の方で、手前のは雪を被っていますね。



 続いて、その日の帰り道。
 北5条手稲通りに面するクリーニング店の裏手に回ったときだった。
 何やら倉庫の上に、さらに物置か、あるいは移動用トイレのようなものが乗っかっているのが見えた。

          
          ※ 通りから問題の物件が見えた図です。

 「何じゃ、こりゃ?」と思い、近づいたところ、その物置様のものには取っ手が付いたドアがあった。「はて、物置に使っているのかな?」と思ったが、そのドアにはどうしたって近付けない。無用のドアである。
 「これはトマソン!」と思ったのだが、これにもどんでん返しがあった。
 後から写真をよ~く見ると、倉庫のところに梯子が見える。ということは次のようなことか?
 ふだんあまり使わない道具などがあの物置には収まっており、年に何度か梯子を使って中のものを地上に呼び戻しているということなのかもしれない。
 ということはクリーニング店にとっては有用な代物ということになる。
 う~ん。トマソン探しは難しい!

               
               ※ 近付いてみると、しっかりとドアノブも付いていたのですが…。

         
 しかし、あきらめずに続けよう!それが私のウォーキングを継続するモチベーションになっているのだから…。

北海道低山紀行 藻岩山 冬山編

2014-12-19 21:12:54 | 北海道低山紀行 & Other
 膝を故障して以来久々の山登りである。アイゼンが雪面をガッシリと掴まえていることを感じながらゆっくりゆっくりと登った。左膝に多少の違和感は残るものの問題はなかった。問題は登山道で起こった…。

          
          ※ 藻岩山慈啓会コースの登山口です。 

 たくさんの投稿ネタを抱えながらも、旬と思えるネタをまずは投稿を、と時系列を無視して投稿することにした。
 数日前から元旦登山の下見をしたいなぁ、と思っていた。
 昨日(18日)は特に予定もなかったので前夜に準備を整えておいた。しかし、天気予報では相当に荒れると予報が出ていたため躊躇していた。朝から何度も外を見るのだが一向に荒れる気配が見えない。
 昼まで待ったが、とうとう痺れを切らし「もし天候が荒れたら引き返そう」ということで、慈啓会コースの登山口に向かった。

 登山口に着くと、車が5~6台停まっていて、登山者の姿も見える。「けっこう同じように考えている人がいるんだ…」と、少し安心して登山を開始した。

          

 ゆっくりゆっくり進むが、軽アイゼンが雪面を掴み心地良く歩を進めることができた。かえって前日のテカテカ、ゴツゴツだった街中の歩道よりはるかに歩きやすい。そのうえ、愛犬家の通る歩道にできる黄色いシミも見当たらず清々しい気持ちにさえなった。

          
          ※ 登山道はこのような踏み跡ができていてとても歩きやすくなっています。

 さて、ここからは冬ならではの藻岩山の登山道の光景をレポートすることにする。
 まず、登山道を歩きながら樹間越しに「三角山」がきれい遠望できた。木々の葉が落ちた冬だからこそスッキリとした姿を見ることができるのだろう。

          
          ※ 三角山がスッキリ見えます。元旦登山のもう一つの候補です。

 次に、藻岩山には円山ほどではないがけっこうな数のお地蔵さんが登山道の脇に立てられている。そのお地蔵さんの前がどれもきれいに除雪されているのだ。一体誰が?きっと雪が降る度に訪れて除去しているのだと思われるが、その信心深さには恐れ入る思いだ。

          
          ※ 写真のように全てのお地蔵さんの前が除雪されていました。

 また、一本の木にスコップがぶら下がっていた。良く見ると「藻岩山の会」というラベルが貼ってあり、近くに「階段の除雪用です」と記されていた。ここでも山の会の方々が降雪の度に階段状になったところの危険を除雪するために骨を折られていることを知った。

               

          
          ※ 階段状のところは除雪していないと危険です。

 慈啓会コースはちょうど沢状のコースを登っていくからか風も当たらず、音も聞こえず静かな登山だった。この日は登山口で気温が0.5℃とこの時期にしては暖かかった。
 私はアウターの下に来ていたフリースを脱ぎ、ザックに入れた。私の服装は下着、インナー、そしてアウターの三枚だけの軽装だった。 それでも汗が出てきそうだったので、途中からはアウターの脇に付いているジッパーを全開にして外気を入れるようにすると、ちょうど良かった。

 一つ特徴的だったことは、登山道はもちろんのこと、いたるところにヤマアジサイの枝ごと付けた種が落ちているのが目立ったことだ。
 他の種子はないのかというと、どうやら他の種子は小さな種子だけを地面に落としているのに対して、ヤマアジサイは枝ごと地面に落下するために目立っているようだった。

          

          
          ※ 登山道に黒く点々と見えるのは、全てヤマアジサイの種子でした。

 さて問題の膝の方だが、やはり完治ということにはなっていないようだ。痛みなどはもちろんないのだが、右膝に比べるとどうしても左膝に何となく感ずる違和感は免れなかった。痛みを感ずるようなことではなかったのでそのまま登り続けたが、膝はやはり微妙な器官なのだということを改めて認識させられた。息長~く回復を図っていきたいと思う。

 登山口近くでは若干雪面も溶けかかって固まっていたためか、アイゼンが効いていたが、高度が増すにつれて粉雪状となりアイゼンの必用もないような軟らかな雪に変わってきた。

          
          ※ もっとも冬山らしい素晴らしい雪に囲まれた登山道です。

 登山口からちょうど1時間、他のコースとの分岐点にあたる馬の背に出た。夏には30分で着いた地点までに倍の時間をかけたことになる。雪道ということもあるが、それくらいゆっくりと登ったということだ。

          
          ※ 分岐点となる馬の背付近です。このあたりから風が強くなりました。

 馬の背に出ると山の様相がガラッと変わり、強い風が吹き付けるようになった。遮るものが無い稜線だから当然とも思えた。
 時間にして残り30分程度で山頂である。風が強き汗をかく心配もないので、それまでよりやや歩を進めるのを速めて山頂を目ざした。
 雪は降っていないが、時折り強風が雪を舞い上げる中、歩を進めた。所々で踏み跡が消えかかっているところもあった。

          
          ※ 馬の背(稜線)に入ってから踏み跡が狭くなっていました。

 山頂まで残り10分程度に差しかかったときだった。
 突然、行く手の踏み跡がまったく見えなくなった。
 「まあ、そんなところはほんの少しの間で、そこを抜ければまた踏み跡が見えるようになるだろう」そう思い、歩を進めたのだが、4~5歩進むと膝くらいまで雪に埋まってしまった。
 「これは登山道を踏み外してしまったのでは?」
 そう感じた瞬間に私は前へ進むことを断念した。何も無理をすることはないのだから…。
 潔く踵を返し、私は登山口に戻ったのだった。

          
          ※ 私が引き返した地点です。踏み跡は私の踏み跡です。

 私は今さらにして自分の体力に応じて、ゆっくりゆっくり登ることで登山がより楽しく感じられることを学んだように思った。
 これまでも登る前は体力に応じて「ゆっくり」と思いつつ、スイッチが入ってしまうとついつい無理をして辛い思いをしてしまうことが多かった。
 膝の故障が登山の楽しみ方を教えてくれたようだ。これから無理せずボチボチと楽しめたらと思った今回の藻岩山登山だった。(登山と言えるほど大げさなものじゃないけれど…)


ポルト市民講座「地域資源を考える」

2014-12-18 22:56:49 | 大学公開講座
 講座を受講する際、その趣旨が伝わってこないもどかしさを感ずることがある。その原因の多くは受講する私の側にあるとは思うのだが…。せっかくの貴重な報告が果たして活かされたのか?そんな思いを抱いた今回の講座だった。 

 無料で学びの機会を与えていただきながら、その趣旨に疑問を呈するなんて、失礼千万とは思うのだが、しょうもないオヤジの繰り言と思い許していただきたい。
 12月14日(日)午後、北翔大学のサテライト的施設である「北方圏学術情報センター ポルト」で「地域資源を考える」という講座が開催され、参加した。

 私は講座名を見て「あゝ、面白いかも」と思い、参加を申し込んだ。
 後で入手した講座の趣旨は次のようになっていた。
「道内外における建造物などの具体的な活用や活動を通じての工夫や地域的な特色について紹介していきます。とくに、まちづくり活動や観光的活用の視点を重視しながら、地域資源(建造物など)を、どのように発掘・発見し、それらを効果的に活かそうとしているか、浮き彫りにしていきます。」

          
          ※ 二つのレポートを発表したN43赤煉瓦塾の石垣事務局長です。

 そして講座の構成は、
~第一部 北海道の地域資源 地域資源を結びつける観光活用のあり方~
 ◇貴重講義 「洞爺湖有珠山ジオパークの観光に関する課題」 北翔大短期学部 菊地達夫教授
 ◇事例報告1「北国の風物詩サイロ『江別のサイロ事情』」 N43赤煉瓦塾 石垣秀人事務局長
 ◇事例報告2「札幌における軟石建造物の経年推移」 札幌建築観賞会 杉浦正人代表

          
          ※ 札幌軟石を追い求める札幌建築観賞会の杉浦代表です。

~第二部 日本の地域資源 煉瓦建築における地域研究~
 ◇事例報告1「世界遺産・富岡製糸場の今日」 N43赤煉瓦塾 石垣秀人事務局長
 ◇事例報告2「オランダ系とフランス系の煉瓦建築」 北翔大 水野信太郎教授

 貴重講義の鈴木教授の提言はその主張がよく理解できた。
 それは、ヨーロッパにおいてジオパークは世界遺産と同等の価値があるとされているという。その世界ジオパークに指定された「洞爺湖有珠山ジオパーク」が必ずしも観光資源として有効活用されているとは言い難い現状を明らかにされた。
 鈴木氏は洞爺湖有珠山ジオパークの現状をレポートし、それを観光面に活かす場合の問題点として周知徹底の弱さを指摘した。
 このことについて、地元がどう受け止めるかは別にしても、一つの提言として受け止めることができた。

 ところが、それ以降のレポートが私にはいま一つピンとこなかった。
 石垣、杉浦の両氏はそれぞれの分野で非常に熱心に実践に取り組んでおられることをレポートされた。しかし、両氏のレポートは自らの実践について詳細なレポートをしたものの、そこから何かを提言するということはなかった。それは両氏がいわば市井の実践者であるという分をわきまえた発表と取ることもできる。

 それでは水野教授の発表はどうであったというと、結論を述べれば先の両氏の発表と本質的な違いはなかったと私は感じた。
 日本国内に存在する(あるいは存在した)オランダから技術移入した煉瓦建築とフランスから技術移入したそれを羅列的に並べて見せたというだけに私には映った。

          
          ※ 世界遺産の富岡製糸場はフランス式の煉瓦建築技術が導入された建造物だそうです。

 いやいや、こうした私の姿勢は講座を受講する立場としては褒められるものではないかもしれない。
 石垣氏からは、江別には非常に多くの煉瓦建築が市内に散在していることを教えてもらったし、杉浦氏からは札幌市内の軟石建造物が徐々に姿を消しつつあることを認識させられるなど、多くのことを学んだのも事実である。
 ただ私の思いは、こうしたリレー式の講座においては、できれば講座のコンセプトがどの発表者においても通ずるものがあればさらに良かったのでは、と思ったのだった…。

札幌麺紀行 109 らーめん サッポロ赤星

2014-12-17 16:21:24 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 いつも店の前を通るたびに行列ができていた「らーめん サッポロ赤星」に初めて入店した。500円という低価格ながら、まったく他店にひけをとらない味は、なるほど行列ができるのも納得、という感じだった。 

 拙ブログにしばしばコメントをいただくあさぎさんが先日、500円ラーメン店に行ってきたことをレポートされたのに刺激を受け、以前から気になっていた狸小路の500円ラーメン店「サッポロ赤星」を訪れた。

          

 「サッポロ赤星」は、狸小路7丁目の西端に位置する。
 この日(12/10)訪れたときは午後1時を回っていたので昼食時も過ぎ、行列はできていなかったので直ぐに入店することができた。
 店は細長~い造りで、カウンター席9席が奥に向かって伸びており、先客が3名いた。
 私は空いている席に座り、いつものようにメニューの最初に書かれている「醤油らーめん」(500円)をオーダーした。

          
          ※ お客さんが退席したところを狙ってカウンター席を写しました。

 待つこと数分、注文した醤油らーめんが出てきた。大ぶりの丼に入れられたらーめんは、醤油らーめんのイメージとは違い、白っぽい白スープだった。トッピングは、チャーシュー、メンマ、半熟卵、ネギ、岩のりとなっていた。

          

 一連の写真を撮った後、スープを一口。「うん?面白い味かも?」
 「凄く旨い!」というわけではないが、鳥ガラベースだということだが、魚介のエキスを感じるスープである。麺との絡みもよかった。
 私は何の不満もなく完食することができた。十分に美味しかった。

          
          ※ こうしてレンゲにとってみると、微かに醤油らしい色合いですね。

 また、テーブル上の「さばにんにく粉」というパウダーがあった。試しに少し入れてみたところ、味に微妙な変化が現れ、これはこれで面白いと思った。

          
          ※ 麺はカンスイの強くない私好みの中細麺でした。

 
 ただ、食した「醤油らーめん」でリピーターになるか?と問われたら「う~ん」と首をかしげてしまう。やはり私の中では、500円という価格の中で評価してしまっているかもしれない。だから、次来るとしたら懐が寂しくなったときか?
 それでも評判を見ると、「醤油らーめん」より「塩らーめん」の方が評判が良いようだ。次に入るとしたら「塩らーめん」をぜひ試してみたいと思う。

 なお、味噌らーめんは他店とあまり変わりのない750円で提供されている。

【らーめん サッポロ赤星 データー】
札幌市中央区南3条西7丁目-1
電  話  011-272-2065
営業時間  11:00~22:30
定休日   無
座  席  カウンター席9
入店日   ‘14/12/10


札幌ぶらり散歩 36 ペンシル ビルディング

2014-12-16 16:47:29 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 「名は体を表す」ということわざは良く聞くが、この場合は「体が名を規定した」と言えるようだ。以前から噂は聞いていたものの、先日初めて鉛筆のように細いビルと対面した。 

 12月10日(月)、南2西6に差しかかったときだった。ちょうど東急ハンズ札幌店の南側にあたる。極端に細長いビルを目にした。4階建てのビルの上部には「PENCIL BLD.」と大きく描かれていた。
 「これが噂に聞いたペンシルビルか…」、この辺りを歩くのがけっして珍しいわけではなかったのに、今までは見れども見えずの状態だったようだ。

               
               ※ 今までどうしてこのビルが目に入らなかったのだろう?細すぎた?

 本当に細い! よくもこんな細いビルを、と思わせるほどの細さである。
 4階建てであるが、エレベーターなどもちろんないようだ。上の階に上がるには、外に剥き出しの螺旋状の階段を上るようだ。

          
               ※ ビルの4Fにはこうしてビル名が大書されていました。

 ビルには飲食店らしきものが入居しているようだったが、近づいてウロウロするのも気が引け、写真を撮った後、そそくさと現場を離れた。
 帰宅してウェブ上で検索してみると、1Fが「地鶏Bar 十三夜」、2Fがヘアサロンの「the SALON」、3Fには焼酎とワインが売りの「月の中」という店が入居しているようだ。4Fまであるのだが、4Fはいくら探しても該当するものを見つけることができなかった。

               
               ※ 角度を変えてみると、隣のビルに寄り添うよう建っています。

 この建物は繁華街にも近く、建物自体が目立つので飲食店などが入るのが妥当なのかもしれない。建物の形容自体がお酒の肴になりそうに思えるからだ。
 それにしても、3Fの「月の中」で焼酎やワインに酔った上、螺旋階段でさらに酔いが回らなければと思うが、余計なお世話か?
 まあ、私たちオヤジが寄りそうなところじゃなさそうだけれどね…。

               
               ※ ペンシルビルを裏側から撮ってみました。


《ウォーキング覚書》
 いよいよ札幌も雪のシーズンに突入した。
 ウォーカーにとっては試練の時期である。
 12/11~12/15までの5日間のウォーキング覚書である。

◇12/11 12,956歩 ◇12/1 11,365歩 ◇12/13 10,749歩 ◇12/14 4,723歩 ◇12/15 11,336歩

 今月に入り14日に初めて一万歩を切ってしまった。
この日は自宅近くの大学のサテライトで13時から17時まである講座が開催され、それに参加して、終わって時点で既に辺りが暗くなっていたので無理をしなかった。それでもサテライトまでの往復だと2,000歩内外だったため、帰り道は大きく迂回して帰宅した。
 ただ、これまでの12月の平均としてはかろうじて一日一万歩を維持することはできている。これからも14日のようなことがあると想定しなければならないので、できるときには少し歩数を稼がなくては、と思っているところだ…。


札幌グルメ紀行 2 金沢カレー ORION 札幌山鼻店

2014-12-15 16:44:53 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 あのゴジラこと松井秀樹選手も高校時代には通ったという金沢カレー。ともかく濃厚、濃厚…。カレールーに載ったカツとキャベツ、金沢カレーには欠かせない材料ということだ。濃厚過ぎた金沢カレーにKOされた。 

 ちょっと以前の話になって恐縮です。
 この日(12/03)私はウォーキングを兼ねて、以前から気になっていた自宅から歩いて10分くらいのところにある「地球防衛軍」と名の付いたランチを提供する店に入ろうと出かけた。「我、地球防衛軍本部に潜入す!」なあ~んていうブログタイトル名を空想しながら…。
 ところが!なんとこの日は休業日だった。

 しかたなく、「どこかで麺でも…」と思いながら旭ヶ丘地区の環状通り沿いを歩いていた。すると道端で「北海道で唯一の金沢レー!」という看板が目に入った。「金沢カレー?それなに?」と俄然興味がわき、急遽、麺からカレーに変えて、「金沢カレー ORION 札幌山鼻店」に入ることにした。店は環状通りから少し入ったところの2階にあった。

          
          ※ かなり派手目の看板ですが、お店はこの建物の2階にありました。

 入店すると、テーブル席と窓に向かってカウンター席があったが、一人での入店だったのでカウンター席に腰かけた。そして、ベーシックの「金沢カレー」(880円)を頼もうとしたらカツレツが上に載ることが判明した。それほど空腹ではなかった私としては完食できるか自信がなかった。
 カツが載らないカレーもオーダーできるようだったが、やはりここは正統な金沢カレーを食しなくちゃ、と思い直し正統派(?)「金沢カレー」をオーダーした。

          
          ※ 私が座ったカウンター席です。

          
          ※ カウンター席からは左手に藻岩山が望めるロケーションなのですが、電線と立木が邪魔していて残念!

 カレーが出てくる間、カウンター席に「金沢カレー」についての説明書きがあったので、それをメモに書き留めた。それによると「濃厚ルーカレーにトンカツとキャベツの千切りを載せて混ぜながら食感を楽しみ、やや辛めの濃厚ルーにマヨネーズを混ぜて2度おいしい!」と書かれていた。

          
          ※ 席にはこのような「金沢カレー」をアピールする説明書きがありました。

 「カレーにしては出てくるのがやや遅いのでは」と思ったが、あるいはカツを注文があってから揚げていたのだろうか? 出てきた「金沢カレー」は見た目から濃かった!!
 そして口に入れてみると「う~ん。濃厚!」と私は思わず呟いていた。
 ルーの上に載っていたキャベツが口直しにはならなかった。

          
          ※ どうですか?見るからに濃厚そうでしょう。これが正統派「金沢カレー」です。

 高校生で野球の練習で腹ペコだった松井選手には好評だったかもしれないが、年老いたオヤジには濃厚過ぎたようだ。その上に、マヨネーズをかけるなんて…。
 食の世界において、我々高齢オヤジたちは「お呼びでない」ということかもしれない。
 いかに若者たちにアピールする味を提供するかが、食に関する経営者たちの関心事なのかもしれない。
 ということで、私は最後まで食べきることができずにギブアップしてしまった。
 胃袋に自信がある方、濃厚な味が好みの方、一度「金沢カレー」を食してみてはいかがでしょう。お勧めしますよ!

          
          ※ ちょっと食い散らかし気味ですが、マヨネーズを載せたところです。濃厚さが倍増です!

【金沢カレー ORION 札幌山鼻店 データー】
住  所  札幌市中央区南14条西18丁目1-22
電  話  011-562-2422
営業時間  11:00~14:00
      17:00~21:30
定休日   原則無し
駐車場   有(店の前)
座 席   テーブル席・カウンター席 合計40席
入店日   ‘14/12/03


※ その後、まだ「地球防衛軍」本部への潜入は残念ながら果たせていない…。このミッションはなかなか困難である。

札幌ぶらり散歩 35 中央区の小ネタ一挙棚卸し!

2014-12-14 19:38:45 | 札幌ぶらり散歩 & Other
「札幌ぶらり散歩」とは、札幌市内の歩道のできるだけ未体験のところを歩くことによって、新たな発見や心に留まった光景などをレポートしようとするものである。 

 中央区はやはり古くから発展した街ということだろう。小ネタではあるが、けっこう面白物件を発見することができる。今回はそんな中央区の小ネタを一挙棚卸しということにしょう。 


 12月8日(月)、「札幌ぶらり散歩 34」でレポした写真を撮った帰りだった。南3東2に差しかかったとき、建物の窓に何やら世界地図のようなものが描かれていた。「何だろう?」と近づいてみると、どうやら最近ブームの兆しが出てきた外人向けの「シェアハウス」だった。札幌も国際都市だ。本当に街中ではさまざまな外国の人に出会うことが多い。

          
          ※ ご覧のように壁や窓ガラスに横文字が意味なく(?)書き付けられていて?と思った。

          
          ※ すると玄関前にそっと広告板が置かれていた。

 続いて南2東2まで来たとき、壁に「MUSEUM」と書かれた建物が目に入った。しかし、他の表示は何もなく、建物は閉鎖されているようだった。
 私の情報にはないが、以前に民間の美術館として開館していた施設だろうか?

          
          ※ 一見、MUSEUMの雰囲気も感じられたのだが…。

          
          ※ ご覧のように扉は閉じられたままだった。何だったのでしょうか?

 翌12月9日(火)のことだった。大通西11丁目を歩いているとき、屋根に上がるための梯子が壁に据え付けられていた。
 その梯子の下端が異常に高い位置なのだ。いったいどうやって梯子を使うのだろうか?あるいは2階の窓から飛び移るのだろうか?
 私のブログにしばしばコメントを入れてくれる出ちゃっ太氏から縄梯子の編み方を習う必要がありそうだ?

               
             ※ 写真のように尾根に上る

               
             ※ なあ~んと、これではどうしても届きそうにありません。窓から乗り移る?

 次はちょっとお下品な話題ということになるか?
 南3西9のところに妙にカラフルなヒグマの木彫り発見!定番のサケをくわえたものなのだが、あまりにもカラフルでグロテスクに見えたが、それがお店の戦略なのだろう。
 隣のお店との境にあったが、私は「kitchen TORONJA(トロンハ)」というエスニック料理を提供するお店のものと判定したが?

          
          ※ 店の前の片隅に何やらカラフルで怪しげなクマがサケをくわえています。

          
          ※ 近付いてみると、これこのとおり! 怖さより、グロテスクな姿に引いてしまいます。

 次は12月10日(水)に発見した物件である。
 まずは微笑ましい光景から…。南10西8にホームショップと書かれてはいたが、昔ながらの金物屋さんがあった。そこの看板が面白かった。
 街を歩いているとこうしたネーミングの面白さに笑わせてもらうことがあるが、この店も本名を上手く生かした看板である。もっとも本業が金物屋さんでは商売としてはほとんど売り上げに寄与していないかもしれないが…。

          
          ※ あまりにも正当(?)なシャレで微笑みたくなりますねぇ…。

               
             ※ 堂々とした4階建の建物は、店舗兼住宅(2世代?)兼倉庫といったところだろうか?       

 最後は札幌医大近くの南1西15に差しかかったときだった。大きな建物の下の方から何やら煙突のようなものが横に伸びている。
 「何だろう?」とよく観察してみると、その煙突は建物の前にあるマンホールに繋がっていた。建物は「札幌医大助産学専攻科」となっていたので、おそらく手洗い後の水を下水道に流す装置なのではと思われる。きっと後々の工事で完成した下水道に繋ぐために、あまり見栄えが良いとは言えない現在のような形になってしまったのではないだろうか?

          
          ※ これは一瞬目に入ったときはギョッとしましたね。

          
          ※ よく観察してみると、煙突はマンホールに繋がっているようでした。

 以上、いずれもが小ネタではであり、ネタとしては玉石混交ではあるが、ストックしていたものを一挙大公開とした。あゝ、これで明日からのブログのネタに困ってしまう。
 って、いうことがないくらい、このところ順調に一日一万歩をクリアしているためネタがどんどん貯まっている。明日からもお楽しみに!?

「映像で綴る昭和の記録」講座終了!

2014-12-13 19:33:45 | 「めだかの学校」関連

 激動の昭和、という表現がよく用いられるが、その全てではないにしても人生の大半を昭和の時代に生きてきた自分にとって、このシリーズは私自身の来し方を振り返る意味でも、とても良い機会だった…。 

 「めだかの学校」というグループの講座に参加していることは拙ブログでも何回か触れてきた。
 その「めだかの学校」が月に1度のペースでNHKが制作・編集したDVD「映像で綴る昭和の記録」を視聴する講座がこのほど終了した。
 映像は2年を一つの区切りとして約60分にまとめたものを、1度に2巻ずつ視聴していく形で進められた。

          
          ※ 映像を見入る受講者たちです。年代が高いことが後姿からも分かりますね。

 今回のシリーズは昨年7月から始まったということだが、私が参加し始めたのは本年1月からだった。
 私が初参加したときは私が生まれた直後の昭和23年からのものだったから、一層興味を抱きながら視聴することができた。

 「太平洋戦争の敗戦という未曽有の国難の中から逞しく蘇る日本」、などと称するとあるいは反論される向きもあるかもしれないが、私が視聴した昭和23年から昭和64年までを一言で括るとしたら先のような言葉が浮かんできた。
 映像に映し出される日本の姿、特に戦後から高度経済成長期と称される時期までは、まさに混沌(カオス)を絵に描いたような中から逞しく蘇る日本の姿がそこにあった。

          
          ※ 最後に大正から昭和に移る時代の映像をもう一度投影してくれした。

 映像は昭和64年1月、昭和天皇が崩御されたことで昭和の時代が終焉を遂げ、今上天皇が即位するところで映像も終了を迎えた。
 この日、最終回は昭和63~64年の1巻のみだったので、事務局のはからいで大正と昭和の狭間となった大正15~昭和3年の映像を再び視聴させてくれた。

          
          ※ 昭和天皇が即位式に向かう隊列です。昭和初期の映像はま゛まだ粗いですね。

 その際、事務局の方が昭和天皇が即位した際の勅語と、今上天皇が即位された際のお言葉を両方提示してくれた。
 昭和天皇の勅語の方は、旧仮名遣いのうえ宮廷用語というのだろうか、残念ながら私にはほとんど理解できない。対して、今上天皇のお言葉の方は平易な言葉遣いであり、非常に素直に心に響いてくる言葉となっている。
 このこと一つとっても60有余年という時代の変遷を感じ取ることができる。

 私は現職時代に私より20~30歳くらい先輩の方々を前にお話する機会があった。その際私は「皆さんは大変な思いをされてきた世代の方なのかもしれません。しかし、見方を変えれば皆さんほど日本が劇的に変化する様を目撃した世代はないと言っても良いと思います。 その意味では幸せな世代とも言えるのではないでしょうか?」的なことをお話させてもらったことを思い出している。
 その思いはまた、私自身についても言えることなのかもしれない、と今思っている…。


グリコの〈ぐりこ・や〉

2014-12-12 18:32:39 | イベント
 どうも私には新聞のイベント欄などを読むと、自分の中で期待が膨らみ、それが自己増殖を重ねてしまうようだ。今回の「グリコの〈ぐりこ・や〉」もその典型だった。こうしたところが、拙ブログのタイトルから「田舎」の二文字を取り除けない理由の一つである。

          
          ※ グリコの<ぐりこ・や>の店頭風景です。

 本日(12/12)の道新の第一社会面に「菓子メーカー『江崎グリコ』の限定商品が15日まで、丸井今井札幌本店に期間限定で登場、人気を集めている」という記事が載った。しかも本日12日からは江崎記念館が所蔵する昭和40年代のおまけのおもちゃも展示されるという。
         
 「これは面白そう!」、きっと丸井今井にはグリコワールドが展開されているようだ、と私は思ってしまった。
 他にもブログの話題のストックはあるが、「今日の話題は決まり!」と思いながら、丸井今井に向かった。もちろん徒歩で…。

          
          ※ 店頭にはごらんのようになつかしのおまけのおもちゃがケースに入って展示されていました。          

 丸井今井へ着くと、私は当然のように大通館9階の催事場に向かった。
 ところが!いろいろな催事が展開されていたが、どこにもグリコワールドは見えないではないか!店内の掲示にもそれらしき広告は見当たらない。
 「なんだ!これは?」、そう思った私は一階まで下り、入口に位置する店内案内係に問うと、なんと大通館の1階で開催されているという。

          
          ※ 写真は商品の展示の1コーナーです。こうしたコーナーが3ヶ所ありました。
          
 そうして探し当てた「グリコの〈ぐりこ・や〉」は、確かに一階の店内に店開きしていた。
 しかし、そのスケールは私が想像していたのとは大違い。店内のコーナーにちょこっと陣取りしているという感じだった。
 たしかに、あのグリコキャラメルの頭の部分に入っていたおまけのおもちゃも展示されていたが、それとて小さなおもちゃ群が小さなガラスの展示ケースに収まっているだけだからそれほどの面積も必要とはしない。

          
          ※ 私が購入した3点です。合計2,112円也。主婦たちの中には大量買いも!

 小さなコーナーだったが、主婦層を中心にたくさんの人がジャイアントシリーズや復刻版菓子に群がっていた。そのささやかさにはちょっとガッカリしたが、せっかく来たからには何か購入せねばと思い、私も品定めをした。
 私はジャイアントシリーズからふだんあまり見慣れぬ「ジャイアントレインボーポッキー」(1,296円)と、〈ぐりこ・や〉オリジナル品の「缶入りアーモンドチョコレート」(518円)、さらにビスコシリーズ(私の密かな嗜好品)の大袋(298円)を購入した。

          
          ※ コンビニで購入した普通のポッキーと大きさ比べをしてみました。

 私はこれまでも、今回同様に自分自身の中で期待値が膨らみすぎ、実際に目の当たりにして臍を噛む思いを何度かしている。まだまだ田舎者的な感性が私の中では粘り強く巣食っているようだ。
 でも、都会人になりきって、何に対しても冷やかにしか見ることができない、というというよりは、ほんの一瞬でも期待し、夢を膨らませるという田舎人の感性を持ち続けるのがいいのかなぁ~?


《ウォーキング覚書》
 12月初旬の後半5日間も毎日確実に一万歩を超えるウォーキングができた!
 この間、札幌にも降雪があったが幸い4㎝程度だったためウォーキングするのにそれほどの支障はなかった。

 ◇12/06 10,513歩 ◇ 12/07 11,411歩 ◇12/08 11,339歩 ◇12/09 10,442歩 ◇12/10 13,698歩

 一日一万歩を意識し始めてから変わったことの一つに、交通費が非常に減ったことがある。都心や札幌駅へ向かう場合、バスに乗ることは皆無になった。おかけで私のサピカは一度チャージすると(1回に3,000円程度)しばらくチャージする必要がなくなった。
 う~ん。いつまで続くかなぁ~。