どうも札幌でも柿の実が実るようである。ときどき見かけたことがあったが、これほど見事に実っているところを見たのは初めてだった。ただし食べるには…。それを育てていたご主人とも柿の木談義をしばし楽しんだ。
少し前の話になってしまったが、12月4日(木)宮の森地区を歩いた。
ある住宅の庭に立つ1本の木に、柿の実がたわわに実っているのが目に留まった。
ちょうど住宅のご主人らしき高齢の方が庭仕事をしていた。私は「素晴らしい柿の実ですね。一枚写真を撮らしてください」とお願いすると、快く承諾してくれた。
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最近札幌市内を巡っていると、ときどき柿の実のようなものを目にしていた。しかし、ここまで見事に実を付けた柿の木を見るのは初めてだった。
柿の実というと苦い記憶がある。
現職時代、秋も深まったころ東北地方を視察する機会があった。道路際に北海道では目にすることがなかった柿の実がたわわに実った様子を見て、私はすっかり感激していた。
ある街の旅館に宿泊したときだった。旅館の隣の家の柿の実が塀を超えてこちら側に伸びていた。とても美味しそうに見えたので、朝の散歩のときに一個もぎ取り、部屋の持ち帰りさっそくかぶりついた。ところが! それがなんと渋柿だったのだ!
私の舌はしばらく痺れていた…(・_・、)。
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私はご主人に訊いた。「柿の実は食べられないのですか?」と…。
するとご主人は「これは渋柿で食べられません」という答えだった。カラスも食べに来るけど、渋柿と分かると近づかないということだ。カラスの味覚もたいしたものだ。
やがて雪が降り、冬になると柿の実も熟してくるという。そうすると、ヒヨドリたちが柿の実を啄みに来るそうだ。もちろんそうなるとカラスたちも…。
その様子を窓越しに見るのが楽しみだともご主人は話していた。
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ご主人から意外なことを聞いた。
柿の木はすでに4~5mほどに育っているのだが、そもそもはご主人が食べた柿の種を植木鉢に埋めてみたところ芽が出てきたのが始まりだったそうだ。
それから大切に育てて、今年で12~3年目ということだった。
北海道で柿の木は育たない、と私は思っていたが、果物として味わうまでにはいたらないまでも、少なくとも柿の実が実るところを愛でることはできるということを知ることができた「札幌ぶらり散歩」だった。
少し前の話になってしまったが、12月4日(木)宮の森地区を歩いた。
ある住宅の庭に立つ1本の木に、柿の実がたわわに実っているのが目に留まった。
ちょうど住宅のご主人らしき高齢の方が庭仕事をしていた。私は「素晴らしい柿の実ですね。一枚写真を撮らしてください」とお願いすると、快く承諾してくれた。
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最近札幌市内を巡っていると、ときどき柿の実のようなものを目にしていた。しかし、ここまで見事に実を付けた柿の木を見るのは初めてだった。
柿の実というと苦い記憶がある。
現職時代、秋も深まったころ東北地方を視察する機会があった。道路際に北海道では目にすることがなかった柿の実がたわわに実った様子を見て、私はすっかり感激していた。
ある街の旅館に宿泊したときだった。旅館の隣の家の柿の実が塀を超えてこちら側に伸びていた。とても美味しそうに見えたので、朝の散歩のときに一個もぎ取り、部屋の持ち帰りさっそくかぶりついた。ところが! それがなんと渋柿だったのだ!
私の舌はしばらく痺れていた…(・_・、)。
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私はご主人に訊いた。「柿の実は食べられないのですか?」と…。
するとご主人は「これは渋柿で食べられません」という答えだった。カラスも食べに来るけど、渋柿と分かると近づかないということだ。カラスの味覚もたいしたものだ。
やがて雪が降り、冬になると柿の実も熟してくるという。そうすると、ヒヨドリたちが柿の実を啄みに来るそうだ。もちろんそうなるとカラスたちも…。
その様子を窓越しに見るのが楽しみだともご主人は話していた。
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ご主人から意外なことを聞いた。
柿の木はすでに4~5mほどに育っているのだが、そもそもはご主人が食べた柿の種を植木鉢に埋めてみたところ芽が出てきたのが始まりだったそうだ。
それから大切に育てて、今年で12~3年目ということだった。
北海道で柿の木は育たない、と私は思っていたが、果物として味わうまでにはいたらないまでも、少なくとも柿の実が実るところを愛でることはできるということを知ることができた「札幌ぶらり散歩」だった。