広い駐車場の真ん中に何故か札幌軟石が積まれていた。その存在意味が分からない。 壁に何やら取り壊された家の影が?これをトマソン物件としては〔原爆タイプ〕と称するのではないか?
12月15日(月)、この日はある講座を受講することになっていたが、その前にウォークを取り入れることにした。
目的は前日の北翔大ポルトの講座で札幌軟石に関して有力情報を得ていたので、その物件を確認するためにその場所に向かおうとした。
一つ目は中央区の北1西9にある札幌市リンケージプラザの駐車場だ。
リンケージプラザは旧札幌市立病院があったところで、現在は大通まちづくりセンター、ボランティア活動センター、札幌市博物館活動センターなどが入居しているが、どうも仮の施設のようだ。情報ではやがてNHK札幌放送局が移ってくるらしい。
そうした仮の施設ということもあってか、駐車場になっているところは未舗装で雑草も目立つ空き地のようなイメージのところだった。
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駐車場には二か所に岩の塊状のものが見えた。片方は駐車場入口のところにあり、駐車場の門の役割を果たしていると見えなくもないのだが、問題はもう一つの岩塊だった。
駐車場の真ん中あたりに鎮座しているのである。子細に観察すると札幌軟石が積まれているのだが、その存在意義はさっぱり分からない。
市立病院時代に使われていた何かの名残だろうか?
やがてこの塊も消されていく運命なのだろう…。
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何の役に立ちそうもない札幌軟石の岩の塊はトマソン物件に該当すると私は判断した。
そこでこのリンケージプラザ駐車場内の札幌軟石の塊を「トマソン物件 札幌第3号」とすることにした。(第1号、第2号はこちら ⇒)
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続いて、やはり前日の講座で都心の南4西7のところに「札幌軟石の建物を取り壊す際に、その一部を記念碑的に遺してあるところがある」と聞かされたので、トマソン物件ということではないが、興味がわいたので確認してみたいと思った。
ところが一帯を仔細にくまなく探し求めたのだが、目的の記念碑的な札幌軟石を発見することはできなかったのだが…。
界隈を歩いていて不思議なものが目に入った。ある住宅の壁に家型の影が投影されたような光景が目に入ったのだ。
「これは典型的な〔原爆タイプ〕ではないか!」と私は咄嗟に悟った。
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〔原爆タイプ〕とは、赤瀬川氏によると「かつて存在した建物の痕跡が、隣接する建物の壁にシルエット状に残されている物件」ということだ。(トマソン物件は赤瀬川氏らによって何種類かのタイプに分類されている。いずれ紹介したいと思う)
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積雪があったが近づいてみると、かつて存在した建物は小屋のようなものだったのだろうか?それとも臨時に建てた子供部屋だったのだろうか?現在の建物にぴったりと接するように建てられていたようだ。
壁のシルエット状の境目には若干の凹凸が見られた。
この物件はもう典型的な「原爆タイプ」(それにしても恐ろしいネーミングである)なので「トマソン物件 札幌第4号」とすることにする。
とまあ、一人でトマソン、トマソン、とはしゃいでいる私である…。
12月15日(月)、この日はある講座を受講することになっていたが、その前にウォークを取り入れることにした。
目的は前日の北翔大ポルトの講座で札幌軟石に関して有力情報を得ていたので、その物件を確認するためにその場所に向かおうとした。
一つ目は中央区の北1西9にある札幌市リンケージプラザの駐車場だ。
リンケージプラザは旧札幌市立病院があったところで、現在は大通まちづくりセンター、ボランティア活動センター、札幌市博物館活動センターなどが入居しているが、どうも仮の施設のようだ。情報ではやがてNHK札幌放送局が移ってくるらしい。
そうした仮の施設ということもあってか、駐車場になっているところは未舗装で雑草も目立つ空き地のようなイメージのところだった。
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駐車場には二か所に岩の塊状のものが見えた。片方は駐車場入口のところにあり、駐車場の門の役割を果たしていると見えなくもないのだが、問題はもう一つの岩塊だった。
駐車場の真ん中あたりに鎮座しているのである。子細に観察すると札幌軟石が積まれているのだが、その存在意義はさっぱり分からない。
市立病院時代に使われていた何かの名残だろうか?
やがてこの塊も消されていく運命なのだろう…。
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何の役に立ちそうもない札幌軟石の岩の塊はトマソン物件に該当すると私は判断した。
そこでこのリンケージプラザ駐車場内の札幌軟石の塊を「トマソン物件 札幌第3号」とすることにした。(第1号、第2号はこちら ⇒)
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続いて、やはり前日の講座で都心の南4西7のところに「札幌軟石の建物を取り壊す際に、その一部を記念碑的に遺してあるところがある」と聞かされたので、トマソン物件ということではないが、興味がわいたので確認してみたいと思った。
ところが一帯を仔細にくまなく探し求めたのだが、目的の記念碑的な札幌軟石を発見することはできなかったのだが…。
界隈を歩いていて不思議なものが目に入った。ある住宅の壁に家型の影が投影されたような光景が目に入ったのだ。
「これは典型的な〔原爆タイプ〕ではないか!」と私は咄嗟に悟った。
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〔原爆タイプ〕とは、赤瀬川氏によると「かつて存在した建物の痕跡が、隣接する建物の壁にシルエット状に残されている物件」ということだ。(トマソン物件は赤瀬川氏らによって何種類かのタイプに分類されている。いずれ紹介したいと思う)
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積雪があったが近づいてみると、かつて存在した建物は小屋のようなものだったのだろうか?それとも臨時に建てた子供部屋だったのだろうか?現在の建物にぴったりと接するように建てられていたようだ。
壁のシルエット状の境目には若干の凹凸が見られた。
この物件はもう典型的な「原爆タイプ」(それにしても恐ろしいネーミングである)なので「トマソン物件 札幌第4号」とすることにする。
とまあ、一人でトマソン、トマソン、とはしゃいでいる私である…。