田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ベクトルは上向かず…

2020-05-11 19:16:51 | その他

 コロナ禍に見舞われて以来、私のベクトルは一向に上向かない…。それは私だけではなく、多くの人が同じような状況ではないのかな?とも思うのだが…。“鬱”など無縁に生きてきた私だが、まさか“コロナ鬱”にでも罹りかけているのだろうか???

 拙ブログで何度も触れてきたが、コロナ禍に見舞われて以来、私の生活、そしてさまざま計画していたことが音を立てて崩れてしまった。最近は、毎日朝起きて「さあ、今日は何をしようか?」と模索しつつ日々を過ごす自分がいる。

           

            ※ こうならないように気を付けねばならない!     

 実は最近体調もあまり優れないこともあって、外へ出る機会が減っている。それではならないと、あまり負荷のかからない運動でもと「札幌市民の森」の散策を計画した。ところが昨日は雨、本日もトレッキングの用意をして外に出るもポツポツと空から雨粒が落ちてきて断念した。

 そうすると私はその日の目標を失ってしまい、だからといって読書をする気もおきない。部屋の片づける意欲も起きてこない。ただ、ボーっとして一日を過ごしてしまっているのだ。

 これは危険な兆候である、と自分では気付きつつも何もせずに一日を過ごしている。こんなことをしていたら本当に“コロナ鬱”になってしまいかねない。

 明日こそ、「札幌市民の森」へ出かけよう!幸い、天気予報では明日は雨は降らないようだ。


メルカリ成約!?

2020-05-10 19:11:40 | その他

 5月5日に「初めてメルカリに出品してみました!」と題して投稿したが、出品した山崎豊子に関する出品があまりにも多いので半ば諦めていたところ、今日メルカリの出品欄を検めてみると、「SOLD」のマークが付いていた!さて、これからどうなるのか?

   

 当初、本日はまったく別のちょっと暗い内容の投稿を考えていた。そこでは「メルカリに出品するもうまくゆかず…」的なことも含めた内容を考えていた。そこで一応本日の時点で最終チェックをしようと出品欄を検めてみた。

 するとこれまで何の変化も見られなかったのだが、今日検めてみると私が出品した「山崎豊子本 全15冊 白い巨塔 沈まぬ太陽 不毛地帯」のところに「SOLD」のマークが付いているではないか!

 私は初めて出品してみたものの、山崎豊子関連の出品があまりにも多く、成約している件数もあまり多くないのを見て、正直なところあまり期待はしていなかった。ただ、他の出品にはあまり付いていない「いいね!」マークが3個も付いていたことには気をよくしていた。

 さて、「SOLD」のマークは付いたものの、これからのことについて私はどうして良いのか、まったく承知していない。流れとしては、購入者が代金を納入した時点でメルカリから何らかの連絡があると理解しているのだが…。今の時点ではどこの、誰が購入されたのか私の所には何の情報も届いていない。

 連絡があった時点で早速、包装して一日も早く購入者に届けねばならないと思っている。この一連の流れを早く体験したいと思っている。

 一連の流れを体験した後、今後さらに出品し続けるかどうするかを考えたいと思う。


車中泊体験記 後編

2020-05-09 17:11:33 | 道内の旅

 今年初の車中泊体験は、私にいろいろなことを教えてくれた。そこで学んだことをこれからの車中泊に生かしていきたいと思う。と同時に、これから車中泊を始めようか、という方に少しでも参考なれば幸いである。

 遮光装置はバッチリだった!

 今シーズンに備えて改良を加えたのが遮光装置だった。リアウィンドウ、サイドウインドウがこれまではアバウトに作成したり、カーテンを使用していたりしたのだが、ここに以前から所有していたサンシェードを窓枠に合わせて切断し、吸盤を備えた。

 まず着脱の時間が以前とは比べものにならないくらい短縮することができた。これまで窓枠に合わせるという作業を怠っていたために、遮光のためにずいぶん時間を要していたこと改めて教えられた。また、遮光性も十分で安心して就寝することができた。

   

   ※ 写真には余計な情報が写っていますね。

 遮光装置は車専門店やホームセンターでも販売しているが、それを自分の車に合ったようにカスタマイズすることが肝心のように思われる。

 役立ったスコップ、ノコギリ

 今回は海岸での車中泊、そして焚き火をすることを目的としていたこともあり、スコップとノコギリを持参した。両者ともに歩道清掃のボランティアをしていることから備えていたものである。スコップは通常のサイズの半分くらいの大きさ。ノコギリもケースに折りたたみできるコンパクトのものだった。

   

※ 持参したのはもちろん下のスコップです。キャンプ用品にはもっと小さなものもあるようです。

 スコップは想定外のことで大活躍だった。実は車中泊の適地を探し海岸沿いをあちこちと走り回ったときに、車が砂に埋まってスタックしてしまったことが三度もあった。その際、無理せずにすぐに車を止め、タイヤの周りの砂をスコップで除いて脱出を図り事なきを得た。私の車は四駆ではないので、本来砂浜のようなところは避けるべき車だったのだが…。

   

   ※ ノコギリは折れ曲がって木の部分に収納できます。錆びついているのは愛嬌です。

 スコップはそのほかでもいろいろと重宝だった。また、ノコギリは昨日の投稿でも紹介したとおり、流木を適当な大きさに切りそろえるのに大活躍だった。今回は持参しなかったが、山野で車中泊をする場合は、さらにナタ(鉈)のようなものがあると便利かもしれない。いわば山野で車中泊する際、スコップ、ノコギリ、ナタは三種の神器かも?

 砂場はバッチイですね

 私は釣りも海のスポーツも無縁である。だから本来海辺でのキャンプや車中泊をする機会はほとんどない。そんな私が海辺で車中泊を体験したために、砂が車内に入ってくるのには閉口した。海辺でのキャンプを常時楽しんでいる方には常識なのかもしれないが…。注意はしていても砂が車内に侵入してくる。

 帰宅してから、ハンディの掃除機で砂を除去するのが大変だった。また、一昼夜海風に晒された車体が錆びつくのではと恐れた私は、帰ってきて早々にコイン洗車場に行ったのだった。

 以上が今回の車中泊から得たことがらだった。私は今のところ、「石狩川河岸遡行トレッキング」において車中泊を伴いながら尺取り虫のように大雪ダムを目指す予定にしている。それ以外は今のところこれといった計画はない。ただ、今回の車中泊体験はいろいろと学ぶことが多かった。そのことをこれからの機会に生かしていきたいと考えている。

  ※ 当日の日没近くの太陽の様子を時間とともに追いました。最後は日没後の様子です。

   

   

   

   

   

 

 

 


車中泊体験記 前編

2020-05-08 16:54:31 | 道内の旅

 ともかく寒かった…。焚き火をするときも、車中で寝る時も…。それでも今年初の車中泊はたくさんの資料を提供してくれた貴重な車中泊だった。感ずるままに書き綴りたい。

   

   ※ 水平線に沈もうとする日没直前の太陽です。

 焚き火を楽しんだ 

 今回の車中泊の第一の目的は「焚き火を楽しむ」ことだった。10日ほど前に海岸でウォーキングを楽しんだ際にたくさんの流木を目にして、若き日のキャンプで焚き火を楽しんだことを思い出し、ぜひもう一度のあの楽しみを味わいたいと思ったのだ。

 とある海岸の適当なところに車を停め、流木を拾い出した。あるある、それはもう流木が無数にある、という状態だった。

 海岸での直火の焚き火は禁止されているので、焚き火台を持参した。すると、集めた流木はそのままでは長すぎて焚き火台に乗らない。そこで活躍したのがノコギリである。ノコギリで焚き火台に乗る程度の長さに切って流木を使った。

 日の入りを待って、いよいよ点火。けっして乾いた流木ばかりでなかったので点火には苦労した。安定的な火になるのに少し時間はかかったが、無事に焚き火を楽しむ態勢ができた。ところが!5月の初旬の夜の海辺はまだまだ気温が低かった。私はアウターの中にフリースを着込んでいたのだが、それでも寒く、ゆっくり座って焚き火を楽しむ余裕はなかった。

   

「独り酒を楽しむ」などといっていたが、椅子に座る余裕もなく、立ったままウィスキーを含むのがせいぜいだった。

 暗い中、赤々と燃える火を眺めるのはなんとも表現ができないのだが、人の心を虜にする。聞こえてくるのは波の音だけ…。そんな中で私は2時間にもわたって焚き火を眺め続けた。

 焚き火を眺め続けていたら、若き日のことではなく、つい3年前の夏に息子と二人朱鞠内湖畔でキャンプをしたことが思い出された。その時も焚き火を囲み、二人で酒を介して話し合ったことが懐かしく思い出された。

 焚き火っていいなあ…。でも寒かったぁ…。

   

   ※ 振り返ると、7日がちょうど満月で人影ができるほどの月が輝いていました。

 意外に寒かった車中

 午後9時に残り少なくなった焚き火に、これも持参したスコップで砂を厚くかけて消火し、車に入り就寝体制を取った。今回は試行の意味もあったので、これまで使用したことのないスウェットの上下をパジャマ代わりに持参した。そのスウェットを着用して、夏用の寝袋を二枚重ねた中に滑り込んだ。酒の酔いもありスムーズに寝られるだろう、と思っていたのだがなかなか寝入れなかった。そうしているうちに寒気が私の体全体を覆った。「これはまずい!」と思ったが、幸いに私はもう一つ、羽毛製の寝袋を持参していた。その寝袋を取り出し、つまり寝袋を3枚重ねにして寝ることにした。そうすることでなんとか寒さを凌ぐことができた。5月初旬というとまだまだ寒く、外気に敏感な車中では温度管理をしっかりしなければならないことを学んだ。  

 まだまだ今回の車中泊体験で学んだことがある。明日続編を綴ることにしたい。

 

 


とある海岸にて

2020-05-07 17:02:00 | 道内の旅

 大型連休が明けるのを待っていたように、とある海岸にやってきた。

 全く人影がないわけではないが、遠くにポツポツといった感じである。
 今日もまた、波打ち際をけっこう歩いた。まだ階段登山の後遺症が完全に癒えたわけではないが、リハビリ的効果は期待できそうだ。
 今日の目的はもう一つ。今年初の車中泊を試してみようと思っている。改良した遮光具合を確かめることと、今後の車中泊のノウハウを確認するためである。
 また、流木を集めて小さな焚火を作り、波の音を肴に独り酒を楽しんでみたいと思っている。
 
写真は今日午後3時からのとある海岸の様子です。
 

今、NHKアーカイブが面白い!

2020-05-06 16:17:02 | その他

 コロナ禍によって政府から言われなくとも私の生活は大きな変わりようを見せている。特にゴールデンウィークの期間中は自宅に籠ろうと決意した。そうした中、私が注目したのはNHKが放映するアーカイブ番組だった。これが面白い!

 自宅に籠ることを決意し、取り組んだのが「階段登山」だったが、これが散々だった。翌日から強烈なふくらはぎ痛に見舞われた。二日経った本日も症状は変わらず、年寄りの冷や水を痛感した。しかし、一度始めたからには症状が薄らいだら、戸外での登山が可能となるまでぼちぼちと続けたいと思っている。

 そうした中、私ができることといえば、読書かTV視聴くらいしかない。読書も買いだめしたものが残り少なく、いきおいTVに頼ることが多い。しかしTVはコロナ禍報道とバラエティ番組に偏っている感じがする。

    

 そうした中、私の眼にとまったのが主にNHK・BSの番組だった。以前から好評の番組を再放送する「BSプレミアムカフェ」に注目していたが、このところコロナ禍の影響もあって新しい番組制作が滞っていることから、意図的に以前放送して好評だった大型番組を放送しているように思える。

 私は新聞のラテ欄を見て「これっ!」と思う番組を予約して、妻が寝静まった深夜に視ることが多い。昨夜は「NHKスペシャル 大アマゾン最後の秘境」の3本を視聴した。その前の日は「古代文明 大ピラミッド 発見!謎の巨大空間」を、一昨日は「プラネットアース」(これも2本連続ものだったはずだ)という具合である。

          

 録画していてもまだ視聴できていない「完全版ブループラネット」も面白そうだし、今夜放送の「NHKスペシャル ディープオーシャン」も期待大である。

 数多ある番組の中でもNHKが最も得意としているのは自然を写し取る番組だろう。そうした意味ではプラネットアース関連の番組は圧巻である。予算も機材もふんだんに駆使した番組を家にいて視聴できる至福を感ずるときである。

 家に籠ることを強いられている今、NHKのアーカイブ番組でストレスを少しでも緩和したいと思っている。


初めてメルカリに出品してみました!

2020-05-05 16:15:25 | その他

 ステイホームの呼びかけに応じて、家に閉じこもっている私は否応なく我が部屋の整理に取り掛かっているが、本棚から溢れ出た本の整理に頭を痛めている。そこで物は試しと初めての体験だがメルカリに出品してみることにした。

 私がまず整理に取り掛かったのは文庫本である。司馬遼太郎、池波正太郎、五木寛之、山崎豊子等々の文庫本である。整理の仕方としては近間のBOOKOFFに買い取ってもらう方法がある。これが最も簡単な方法である。しかしBOOKOFFの場合はかなり買い叩かれてしまう。それほど利用したわけではないが、私にはその印象が強い。

   

 そこで話題のメルカリではどうだろうか?といろいろ探ってみると、私の手持ちのような文庫本でもけっこうな価格で取引されているらしいということが判明した。手続きはそれなりの段階を踏まねばならないが、挑戦する価値がありそうだと判断した。

 手続きはメルカリの出品方法のフォーマットに従って写真を添付したり、商品の説明をしたりしてクリックすれば出品は完了となる。問題は価格設定である。

 メルカリのシステムでは、販売が完了した時点で手数料としてメルカリ側に販売価格の10%が差し引かれる。

   

 さらに、メルカリの場合は商品を購買者に送る送料を出品者側が負担することが売買成立を容易にするらしい。この送料が「らくらくメルカリ便」の「ネコポス」という方法を利用すると全国一律で195円と最も安い。ところがこの「ネコポス」は重量が1kg以内なのだ。本の場合はけっこうな重さがあり、文庫本でも4~5冊まとめると1kgを超えてしまうことが判明した。次の策としては、同じく「らくらくメルカリ便」で「宅急便コンパクト」という方法がある。こちらはサイズの制限はあるものの、重量の制限がない。こちらの送料は同じく全国一律で380円とぐっと高くなる。併せてこの「宅急便コンパクト」では専用の箱を購入しなければならない。この箱が一つ65円である。文庫本をまとめて送るとなるとこちらを利用するしか方法がない。(まったく別の宅急便などを利用する方法はあると思われるが…)

   

 さらには、もし販売が成立してその代金を現金化したいと思った時には、振込手数料が急がない場合でも200円かかるという。(急ぐ場合は倍の400円)

 そうしたあれこれを勘案しながら、しかも購買者が現れやすいように手ごろな価格を設定しなければならないところがなかなか難しいところである。

   

 今回、私の場合はあくまで“体験”することが主と考え、他の出品者の動向も参考にしながら、山崎豊子著の文庫本「白い巨塔」(1~5巻)、「沈まぬ太陽」(1~5巻)、「不毛地帯」(1~5巻)の計15冊をまとめて出品することにした。価格について、同じく山崎豊子本15冊をまとめて出品し2,300円の値を付けた方のものが売買成立したのを知り、私それより低めの2,000円の価格で出品した。

   

   ※ この中に文庫本15冊がはたして入るだろうか?ちょっと心配…。

 これでもし売買が成立したとすると、私の場合は手数料として10%の200円が差し引かれ、さらに送料として箱代が65円、送料が380円かかる。とすると必要経費が675円かかり純益が1,355円ということになる。そして、もし現金化しようとすると、ここからさらに200円が手数料として差し引かれることになる、というわけである。

 取らぬ狸の皮算用である。はたして売買が成立するのか?成立した場合に私は購入者に無事に文庫本をお届けできるのか?一連の体験をしてみた後、その後の展開を考えてみたい。ドキドキ…。

 


階段登山

2020-05-04 16:04:26 | その他

 “階段登山”というと、数年前に札幌テレビ塔が主催して地上90mの展望台まで外付けの階段を登るという企画があって参加した経験があるが、今回は我がマンションの非常用階段を昇降したという話である。

 先月末に登山愛好家として知られる函館市在住のsakagさんから「お宅は高層マンションですよね。非常階段の昇降は最高のトレーニングになると思うのですが…?」というコメントをいただいていた。そのコメントに対して私は「マンションの階段昇降は考え付きませんでした。なるほどと思う反面、なんだか本格的なアスリートの鍛え方をイメージしてしまいますね」と返信コメントを送っていた。

 sakagさんのように本格的に登山をされる方ならいざしらず、私のように小さな山を登る程度の者にとってはちょっとばかり気恥しいという思いが先に立ってしまったのだ。

 そんな中、「ステイホーム」を忠実に実践し、昨日、一昨日とじーっと家の中で過ごして部屋の整理などをしていた。するとどうも落ち着かない。老いた体なのに体を動かすことを欲しているように思えた。

   

 照れを押し隠し、sakagさんのアドバイスを実践してみようと思った。私が住むマンションは19階建てであるが、その全てを使うのではなく、その中の10階分を往復昇降しようと考えた。非常階段は外付けではなく、建物内部に据え付けられているタイプである。

 今日の正午近く、あまり気張らずに普段着のままスニーカーを履いて登り始めた。一階分の階段数は16段である。つまり10階分を登れば160段登ったことになる。私は当初10回くらい往復出来たらと思って始めた。

 ところがこれが大きな見込み違いだった。最初に10階分登っただけで私はもう息切れしていた。階段昇降の場合、登った後に下りがあるので、その際に多少息を整えることができる。それでも私は3回昇降を繰り返したところでもう立ってはいられず、休息をとることにして階段に腰を下ろした。

 休息後、再び階段昇降を始めたが5回の昇降を繰り返したところで万事休すだった。脚の筋肉はパンパン、額からは汗が噴き出て、これ以上は無理というサインだった。時間にしてわずか40分。これでは十分な運動量とはとても言えない。しかし、現在の私にはこれが限界である。

 そこで私は次のように考えた。「ステイホーム」が続く限り、この階段登山を続けたいが、もう少し長い時間できるように努めよう。そのためにはもっともっとペースを緩くして、昇降回数を増やすように努めようと…。せめて当初考えていた10回程度の昇降できるようにしたいものだと思っている。

   

 今日の昇降10階 × 5回 = 50階(登った階段800段)、これを徐々に増やしてせめて100階分(階段数1,600段)にしたいと思うのだが…。

 それにしても階段昇降というのは味気ないものである。周りはコンクリートに囲まれて景色はまったく変わらず、外階段とは違い空気も新鮮とはいかず…。ただひたすらに己の筋肉を傷めつけるだけ、というのはまさにアスリートの鍛錬そのものである。私にはまったく似合わないのだが、当面はいたしかたないか??


セピア色の想い出 そして…

2020-05-03 15:46:55 | 海外の旅

 赤茶けて見える写真の一枚一枚は私の青春の想い出そのものだった。今から52年前の1968年夏、私はヨーロッパの各国を彷徨っていた。その時の白黒写真を昨夜ようやく整理した。そしてセピア色の想い出は今私に新たな夢を与えようとしている…。

    

  ※ ノルウェーのNarvikを目指して北上を続けているとき目にした北極圏域を示す標石です。

 昨日のブログで私は、自分の部屋の「断捨離」を敢行しなければと宣言した。そして宣言通りに本棚から溢れかえっている主として文庫本を中心に整理にかかった。ところがその作業の最中に心変わりしてしまった。「以前から気になっていた学生時代の欧州・アジアの旅の多量の白黒写真をまずはなんとかしなくちゃ」と…。それは段ボールの箱の中に何もせずに数十年間放っておかれた白黒写真だった。

 早速、ホームセンターに走って写真用ファイルを買い求め、整理にかかった。写真は300枚程度あったろうか?不思議なことに写真によってセピア色に変色したものもあれば、まだ白黒の状態を保ったものもあった。ところがそれらの写真のほとんどはソ連と北欧のものばかりだった。私は白黒写真とともに、カラー版のスライド用のカメラも持参していた。こちらはヨーロッパ、中近東、アジアと私が辿ってきたすべての国が網羅されているのに、白黒写真はソ連と北欧のみなのである。今となってはその原因は不明だが、カメラが故障してしたか、何かの原因なのだろう。

          

   ※ ノルウェーの首都オスロ郊外に聳える有名なホルメンコーレンのジャンプ台です。

 写真の一枚一枚を眺めると当時のことが生々しく蘇ってきた。共産主義国家ソ連の仰々しさと市民の沈んだ顔、北欧の人々の開放的な笑顔、等々…。野宿を交えながらヒッチハイクで懸命に白夜を体験しようとノルウェーの北極圏の町Narvikを目指したこと。二か月もの間、スウェーデンのストックホルム郊外の町Nynashamnのレストランでアルバイトをしたこと、等々…。50数年前のことが次々とフラッシュバックして私の瞼を横切った。そして私は今、できれば一瞬でもあの時に帰りたいと思い始めた。

 50数年前の旅以来、私はスイスとギリシアには再訪しているが、最も長い時間を過ごした北欧を再訪することはこれまで叶わなかった。

 実は昨年暮れに、今年の夏にかの地を旅することを計画した経過があった。私は思い出の地NarvikとNynashamnを旅程に入れた旅程を立て、旅行社に宿と交通機関の手配を依頼した。ところが数多く個人旅行を手配している旅行社でも少々マニアックな私の計画では「手配することが不可能」という回答をいただき、断念した経緯があった。今となっては、それが結果としては良かった(?)のかもしれない。とてもとても旅する状況にはないからだ。

          

          ※ モスクワ大学の前で同行の日本人と記念撮影

 ということで、頼みの旅行社が当てにならないとなると、これは自分で細部まで計画を立て、自分で手配もしなければ私の夢は夢として終ってしまいそうである。来夏を目指して、その実現のために試行錯誤し、あれこれと模索してみること、これも「ステイホーム」期間中に取り組むことの一つとなりそうである。努力してみたい。


コロナ禍止まず 生活変えねば…

2020-05-02 18:03:04 | その他

 新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急事態宣言が発せられてからまもなく一か月が経過しようとしているが、感染拡大は収まりそうもない状況である。ことここに至っては、いくら能天気な私でも自らの生活を変えねばならないかなと考え始めている。

      

 当初、私は宣言期間が切れる頃にはきっと終息に向かっているはず、とこの事態を見ていた。しかし、私の目論見は全く外れた。特に私の住む北海道では終息どころかますます猛威を振るっている有様である。これはもう完全な長期戦に入ったとみるしかないと観念した。

 これまでは多少の批判は覚悟しながら、自分本位の言い訳を見つけて時には外を出歩いてもいたが、そうした生活を根本的に見直さねばならないと思い始めている。これから夏に計画していたアウトドアのスケジュールも大幅に見直すしかないのかな、と…。

 アウトドアのことでは、一つには「夏の石狩川河岸遡行」を今シーズン中に完了しようと計画していた。また、「北海道低山紀行」も今夏には合計100座登頂を一つの目途としていた。これらのことはひとまずお預けとしなければなるまい。

 さらに生涯学習に関しては道民カレッジの取得単位2,000単位取得を今年中にと考えていたが、これも現在講座自体が休止状態だからあきらめざるを得ない。

 そして地域ボランティアの近美前歩道の清掃活動も再開の見通しが立っていない。

 こうした状況となって、私は遅まきながらこれまでの自分の生活を変えねばならないことにようやく気付き始めた。おりしも昨日、政府の専門家会議は「感染予防を長丁場でするための新しい生活様式」への移行が必要と訴えたと報道された。

 さりとてどう生活を変えればよいのか、凡庸な私の頭の中には陳腐な考えしか思い浮かばない。

 とりあえずは身の周りの「断捨離」かな?と考えている。いや「断捨離」などという洒落た言葉ではなく、私の世代ではもう「生前整理」と称した方が相応しい。自慢ではないが、私の部屋は乱雑を極めている。私の場合、すべて行動が先で、整理は二の次となっている。妻からは口うるさく部屋を整理するように言われているのだが…。

       

 まずは本棚から溢れている本の整理から取り掛かろうか?その整理をしながら、その後のことを考えていきたい…。

 う~ん。「言うは易し、行うは難し」とならないようにしなくちゃ…。