凝り性で 同じ著者の本ばかりを読みます。 長い自粛期間中 暇でしたからね。
今、はまっているのは アフガニスタンで凶弾に斃れた中村哲さんです。今まで ご本人の著書ばかりでしたが 中村哲さんへのインタビュー形式で 澤地久恵さんが書かれています。
【人は愛するに足り 真心は信ずるに足る アフガンとの約束】☆☆☆☆☆ です。
中村哲さんご自身の事や家族の事 幼少の頃は 伯父、火野葦平の家に住んでいて 私の勤務先の近くですし 使い慣れた言葉で 想像しやすく 少し見えてきました。
人の選んだ本 友人から送ってきた本です。 彼女は 私の癖を知ってますから 哲さんの本 それと さだまさしさんの方は 宮沢賢治ファンだと知っているから タイトルで喜ぶだろうと送ってくれました。
この時 彼女は さだまさしさんと中村哲さんの関係?を知らなかったのに賢治つながりで選んだとのこと。
絵本 【カカ・ムラド ~ナカムラのおじさん】は さだまさしさんが翻訳しているし 中村さんの映像を背景に 【一粒の麦】を歌われています。落語調の声で聴こえる面白さでした。
【アフガニスタンの診療所から】私は 水路完成の一番最近の方から 読んでいたけど これは最初の時期で ホントに困難なことでした。
JAMS(日本―アフガン医療サービス)の 建物の写真 これは初めて見て この時点では 素晴らしいと思いました。
【ドクター・サーブ】 円山直樹著
私のお医者様 という意味だそうです。 著者は何度もアフガニスタンに出向き取材していて 私は30年後の事しか分からなかったけど最初の15年間の 困難を極めた時期の 事でした。
上の JAMS との別れ 10年間をふいにしたような状況 胸が痛くなります。 最後の方でまた 福岡 若松や 古賀での子供の頃のことが出て来てやっと息がつけました。あとがきにも感動したけど割愛します。 ☆☆☆☆☆
そういえば 中村哲さんは 宮沢賢治思想普及功績によって 宮沢賢治学会イーハトーブセンターから イーハトーブ賞を受賞していますから 今回の本全部つながっていましたね。
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