鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

オリムピックの鮎竿

2006-03-20 23:02:15 | お知らせ

 毎年この時期になると、東京都昭島市にある「鮎具のパイオニア・岡野釣具店」よりダイレクトメールが郵送されてきます。ダイレクトメールが届くと、ああ今年も鮎つりのプレシーズンを迎えるのだなという気になります。嬉しくなります。夏らしい夏が来て欲しいものと切に思います。

 そのメールの最後、鮎竿の最後に何と「オリムピック鮎竿一覧」が載っているではありませんか? えっ!これはどういうこと? オリムピックはとっくに鮎釣り関係から撤退したのではないのか? また再開したのか? 何故か嬉しくなりました。というのも、鮎釣り関係のメーカーがジワジワと減少してきているからです。

 ダイワ・シマノ・がまかつの3社で鮎つりのほとんど、特に鮎竿なんかを占有しているといっていいと思いますが、昔は、竿のメーカーとしては上記の3社の他に、オリムピック・リョウビ・マミヤOP・天龍がありましたし、それぞれの会社が主催する鮎釣り大会も全国で開催されていました。この頃が鮎つりの絶頂期だったのかも。
 その後は衰退の兆し。何と言っても、鮎釣りを楽しむのにはお金が掛かりすぎます。道具が一杯必要だし、しかも高い。一般的な経済原則から言っても、高すぎるとしか言いようがありません。加えて若い人が鮎釣りを余りしなくなってきたということも原因のようですが。

 ダイレクトメールには、「ニューインテグラ鮎SP」「シエラ鮎Ⅱ」の規格・定価等が一覧表で示され、備考欄には、「最新の低樹脂超高弾性カーボン素材採用でこの価格帯では驚きの軽量化を実現」とあります。
 岡野釣具店にEメールで問い合わせたところ、オリムピックは、4年ほど前に生産を再開。昨年までは工場を間借りして製作していたが、今年度旧マミヤOPの和歌山工場を買い取り、新製品をラインナップしたとのこと。鮎竿と磯竿のみを作製している。そして、今年度の製品はかなりいい出来栄えだと思う、と。

 それまでは、今年はダイワやシマノ、がまかつではなく、天邪鬼でもありますので、「下野オリジナル鮎竿」を買ってみようかなと思っていたのですが、それを止めて、今後の期待を込めて、オリムピックの鮎竿を買うことにしました。そして注文しました。「ニューインテグラ鮎SP 急瀬 9.00」です。9mで240gととても軽い。決め手は、ソリッド穂先です。チューブラ穂先の他に、硬さの違うソリッド穂先が2本(径1.0と1.3)ついているし、パワータイプの替#2を装備しているからです。ちょっと欲張りすぎといえなくもないですが、社員のやる気に賭けてみようと思ったわけです。慈善家のつもりは全くありません。

 さて、どんな竿なのか。今から楽しみです。ダイワの大会で使用してみたいと考えています。

 

コメント (6)
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