鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

初鳴き(啼き)

2006-03-13 21:40:10 | お知らせ
 3月9日のことですが、毎朝出勤のとき通る広瀬川河原の堤防でうぐいすの初啼きを聞きました。今年は例年より早いのか遅いのか何とも言えませんが、おっ!鶯だ!と心の中で叫んで、自然と嬉しくなりました。心が軽やかに、爽やかに、清清しくなりました。

 まともな啼き方で「ホーホケキョ」と聞こえました。成鳥なのでしょうか?これから毎日聞くことが出来ると思うと堤防を通るのが楽しくなります。散歩している人や通勤等で通る人もきっとそうでしょう。

 その内子どもの鶯も啼き始めます。これが可愛い。舌足らずの鳴き声がたまらなく、我子のようにいとおしくさえ感じます。「ホーホケキョ」とはなかなか啼けずに「ホーケキョ」「ケキョ」とか啼くのが精一杯。しかし、音量は親に負けません。親子の鶯の鳴き方のコラボレーションが今から楽しみです。

 場所は澱橋の上流の中洲です。いつの間にかこの中州は巨大になりました。大木といってもいい木が数本あり、それを守るかのように中低木やいろんな草が繁茂しています。ちょっと入りにくい、探検してみたくても少し怖いくらいになっています。だから野鳥や昆虫にはもってこいの住処になっているのでしょう。大きな蛇も居そうです。釣りをしながらこの中州の周りは通るのですが、真ん中までは行く気になりません。ある種の神聖なものを感じるのはおかしいでしょうか?私としてはそっとしておいて欲しいのですが、今県では中洲を整備しようと、木々を伐採しようとしていて、実際に伐採しています。幸いここはまだそのままですが、いつまでそうなのかわかりません。

 台風等で増水すると上流から木々等も流れてきて、それが中州の木々とともに堰の役目をして水が溢れ周辺が危険だというわけです。そのほかに余りにも鬱蒼と繁茂しすぎたということもありそうです。

 でも、本当にそうなのでしょうか?私としては自然は出来るだけそっとしておくべきではないかと考えています。本来ならダムを作ることもいいことではないのですが、上水道を確保するためには仕方のないことと思います。上流域の乱開発!これが諸悪の根源です。山を切り崩してゴルフ場や宅地等にしているし、木々を伐採してもその後のきちんとした整地をしていない、してこなかったせいではないでしょうか?広葉樹林を植生しないで、針葉樹林を植生したり、山が本来の山らしくなっていないのです。スギ花粉症も人間のせいです。
 何か話しが鶯から脱線してしまいました。

 鶯と遊ぶ、鶯と共鳴する、鶯とコラボレーションする、これがこれからの楽しみです。つまり、鶯が「ホーホケキョケキョケキョケキョ・・・」と啼いた後、私が口笛で同じことを繰り返すのです。割と自身があります。江戸屋猫八親子のようにはとてもいきませんが、口だけでまねをしています。自分としては鶯も反応しているように感じるのですが、甘いでしょうか?
 ただ、少しだけ注意してやっています。恥ずかしいこともあるかも?近くに人がいないときに口笛を吹いています。変に思われないように、びっくりされないように注意して。皆さんもやってみてはどうですか?鶯は可愛いです。姿は見えませんが。

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