今日の新聞ですが、「両生類殺すカビ 国内初確認」「関東地方で飼育のカエル」という記事。
皮膚に寄生し、増殖するとカエルやサンショウウオなどの両生類を90%以上の高率で殺す真菌「ツボカビ」に感染した例が昨年、関東地方の飼育カエルで国内で初めて確認されていたとのこと。
でも、このカビは人間を含む哺乳類や鳥類、爬虫類には感染せず危険はない、ということですが、気になるのは、では「魚類」はどうなのかということです。
釣り=命の自分としては、真っ先にそのことが心配になりました。両生類と魚類は成育環境が似ているのではないですか。これは由々しき事態にならないともかぎらないのではないでしょうか。
というのも、ツボカビが突然変異して、魚類にも感染することになるかもしれないではないですか。釣りをこよなく愛する人々よ!心配になりませんか。
きのうですか、宮崎県清武町で、一年ぶりに高病原性鳥インフルエンザにより養鶏場で750羽の鶏が死んだということです。一年前は茨城県で発生しました。
H5N1鳥インフルエンザは鳥から鳥に感染し、ついで鳥から人に感染するようになり、今は人から人への感染が確認されています。
これは、鳥インフルエンザが突然変異で「新型インフルエンザ」となったことにより、感染範囲が広まってきたということです。
全世界で数千万人が亡くなったスペイン風邪も、鳥インフルエンザから変異した新型インフルエンザが感染源だということです。
こういうことから考えると、「ツボカビ」も突然変異を起こさないとはいえないのではないでしょうか。鮎についていえば、冷水病が大きな問題となり、ようやく予防する薬が発明されたばかりで、さらに新型ツボカビが蔓延するようなことになったら、日本の川はおしまい、全滅になります。
これが考えすぎで終われば嬉しいのですが、果たしてそうなってくれるかどうか・・・。