11月も明日から下旬。今年も残すところあと1ヶ月と10日余です。西暦2010年、平成22年も終わります。喪中に付き年賀の挨拶を失礼しますというハガキが届くようになりました。この頃はこういう関係の誰々が何時どういう理由で亡くなったかということが書かれるようになりましたが、以前は単に喪中に付き失礼しますとか言う文言だけで、何のことかさっぱり分からないままの内容でした。これではあまりに失礼です。それが変わってきたのは嬉しいことです。
連絡が来て欲しいエキストラの件ですが、22日が撮影予定なのに、いまだにEメールが入りません。ということはまたしても振られたということでしょうか。連戦連敗です。引き際、引退時なのでしょうか。歳をとるとこうして選択の幅が狭くなります。はじき出されてしまいます、世間から。これ僻みか。今のご時世では年寄りは引っ込むべきなのでしょうね。その分若い人たちに選択の余地を少しでも広く与えるべきなのでしょう。いままで税金を、年金保険料を払ってきたのだから、それ相応の待遇を受けるべきだと主張しては若い人たちに申し訳ないという世の中になってしまった。
そんなことを言いながらも、今年もまた忘年会のシーズンを迎えます。世の中の不況を反映して以前ほど忘年会も盛んではありませんが、今年の区切りとしてはささやかでも忘年会をやったほうがいいのかもしれません。今月の29日が最初の忘年会です。
世の中ではボジョレーヌーボーが解禁とか何とかいっています。仕事の帰り生協によって葡萄酒でも買ってこようかなと思ったのですが、いろいろ物色しているうちに濁り酒を見つけました。もうそういう時期なのですね。濁り酒は普通の日本酒よりも度数は高いです。でも好きです、いいですね、濁り酒は。どぶろくをイメージさせますし、何となく反骨精神がこもっているようなそんな感じがして個人的には好きです。750ccのよく冷えた濁り酒を買ってきました。
実は一昨日から今日までの3日間、近くの中学校の2年生3名を職場体験として受け入れていました。男子1名、女子2名ですが、みんなとっても素直で可愛い。ずーと付き添って面倒を見ていると、たったの3日間でしたが、今日の夕方お別れするときにはとっても寂しく感じました。辛い別れとなりました(私だけかも)。これも歳をとったせいなのでしょうか。
別れといえば今年も間もなく終わりますが、年の終わりといえばそうです、ベートーベンです。第九です、第4楽章「合唱」です。いよいよ本公演まで1ヶ月余となりました。5月16日に始まった第九の合唱の練習も1ヶ月余で終わりとなります。そう思うとこちらも淋しくなりますが、目下のところはそれどころではありません。厳しい練習が待っています。これに、この試練に耐えてこそ本当の意味での”歓喜”FREUDEがやってくるのでしょうか。苦悩を乗り越えて歓喜へというベートーベンの精神、これを実感できるのでしょうか。
久し振りに文章だけのブログでした。