鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日もいろいろ、・・・

2011-03-28 19:54:36 | お知らせ

 今日は3月28日月曜日。穏やかな週の初めを迎えたかなと思っていた矢先、グラッグラッと大きな揺れが。どうしても自然は我々に落ち着きを、平安をお与えになるのが嫌なようです。まだまだ苦しみが足りないというのでしょうか。これも試練、ヨブのようにとことん耐え忍ばなければならないのでしょうか。

 そんな中、わがみちのくの希望”東北高校”、春の選抜で大垣日大と対戦しましたが、0対7の完封負け、完敗でした。ここまで押さえ込まれれば諦めもつこうというものです、悔しいけれど、勝負ですから。負けは負けです。

 本来なら、今日28日は夜、職場の送別会が開かれる予定でした。何事もなければ、あの11日の忌まわしい出来事がなければ、今頃は街中の飲み屋(料理屋)さんでワイワイガヤガヤ盛り上がっているところでした。それが地震後はお店とも連絡がつかないまま、送別会は中止となってしまいました。

 それでも人事異動はあります。先週内示がありました。人事の停滞は避けたいし、かといってこの非常時、大幅な異動は難しいし、人事担当部局は大いに悩んだことでしょう。4月を1ヶ月くらい繰り下げて実施する所もあるようですが、これだけの大きな被害を出しながらも、宮城県教育委員会は4月に異動を行うと強硬な姿勢だそうです。ま、それも一つの考えではあるでしょうが、今回に限ってはそこまで頑なにならなくてもいいのではないかと思うのですが。

 三居沢のお不動さんの滝の写真は何度も紹介してきました。凍りついた滝は見事としか言いようがないくらい素晴らしかったです。(そうじゃなかったですか?)以下の3枚の写真は、今日の午後遅くのものです。

            

 お不動さんはその名のとおり不動でした。小さいけれど貫禄があります。さすがお不動さんです。

 そばに控える者たちも顕在でした。

 

 しかし、滝の上の方はやはり落盤、崖崩れが起きたようです。大小の岩が転がっていました。

               

 最後の写真はお不動さんとは全く関係ないのですが、ひょんなところから出てきたので紹介します。11日の巨大地震で机の周りの書類や新聞の切り抜き、各種のコピー等が崩れ落ちまして、この前ようやく拾い集めました。

 そしたらその中から出てきた一枚が写真の新聞記事です。(今また揺れています。)写真をみて、あれっ記事が横向きになるべきではと思いませんでしたか?写真と記事があべこべでは?と。幹部職員が90度近くも頭を下げているからです。

           

 記事は2007年(平成19年)3月23日の朝日新聞のものです。ちょうど4年前です。東京電力福島第一原子力発電所3号機で、30年前の1978年定期点検中に5本もの制御棒が抜け落ち、7時間半も臨界状態に陥っていた(原子炉が制御不能だったということ)模様とのこと。まさに今渦中にある福島第一原発3号機のことです。

 しかし、この事故を教訓にすることはなく、その後も似たような事故が2年以内に、同じ福島第一原発2号機と5号機でも起きたとか。同じ発電所内でさえ情報が共有されていなかったようだと。

 どうしても事故を隠そうとする心理が強く働くようです。トラブル隠しの体質はその後も変わってはいないのではないでしょうか。東京電力の第一線の社員(といっても、実際は下請け、孫請けの人たちでしょうか)の皆さんは必死に作業をしているのでしょうが、現場と本社との意思の疎通等はどうなっているのでしょうか。東電の副社長の顔はよく見ますが、社長のお顔は存じ上げません。ご尊顔を拝し奉る機会はあったのでしょうか。東京電力といえば日本を代表するトップ企業でしょうが、このままでは原子力で足元を掬われて傾いてしまうのではないでしょうか。福島第一原発は早急に廃炉にすべきです。この際巨大なコンクリートの塊にしてしまうより他はないです。廃炉にせず、何とか再稼動させようとしたためにこのような非常事態を招いてしまったという話しも聞きましたが、果たして本当なのかどうか。

 日本の原発については学者でもはっきりと推進派と反対派に分かれているようで、原子力行政にも大いに問題がありそうです。


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