鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

広瀬川と震災短歌と、

2011-06-20 21:36:49 | お知らせ

 毎日朝から快晴・好天が続きます。 きのうきょうと最高気温は27度を超えています。 来月のアユ釣り解禁を前にしての天気としては申し分ないのですが、如何せんきのうもお知らせしましたように、広瀬川は渇水です、渇水状態が続いています。芳しいことではありません。 何度も書いていますように、ほどほどの雨降りがほしいところです。

 きのう広瀬川・名取川でアユの試し釣りではなく、「アユの調査」が行われたようです。大体毎年この時期に行われていますが、去年はぎりぎりで申し込み、いいだろうということだったのに直前でNO,と言われたため、大人気ないですが気分を害し、この夏のオトリアユは買ってやらないぞと誓い、それを全うしました。アユルアーでもそこそこ釣れることが分かりましたし、もう何が何でも数釣り、沢山のアユを釣るという気持ちもなくなり、川に入ってアユ釣りを楽しもう、自然の一部と化して、自然に感謝しながらアユと戯れようという気になり、それを実践しました。

 今年もアユ調査に申し込もうかなとも思いましたが、何が何でも他の人よりも早くアユに触り、アユを釣りたいという気持ちになれなかったので、電話はしませんでした。だから調査には参加していません。まあ、あまり後悔はしていません。 今年も原則オトリアユは、アユルアーで確保したいと考えています。青葉カワセミ会のみなさん、川であったら、オトリアユ、よろしく!!

 午後3時半過ぎ頃か、例によってカメラをもって河原の散歩に出かけました。澱橋のたもとに車が6,7台止まっていたので、もしかしたら調査釣りかと思ったらそのようでした。もっとももう帰る用意をしていたところでしたが。

 写真は18日の午後の下流域の様子です。川を横断しやすいように浅場に、幅広い浅場に造り替えられています。4箇所に出島みたいなものを造り、そこからショベルカー等の工事車両が移動しやすいようにしているのでしょうか。

 

                

  

 目まぐるしく河川の状況は変化しています。もうメチャクチャです。

 

 朝日歌壇より;(関係者の皆様、引用をお許しください。)

 「老飲兵衛晩酌昨日一ノ蔵今日浦霞明日は日高見

                       (横浜市:芝  弥生さん)

 ”一ノ蔵” ”浦霞” ”日高見” ともに宮城県が誇る日本酒です。今の時期は冷酒が最高です。 日高見は今の”北上”の昔の名称です。

 「年金者に少し贅沢福島産サクランボ買う今日のしあわせ

                       (三重県:喜多  功さん)

 個人的にはサクランボといえばどうしても「山形県」ですが、福島県も山形県に劣らず””果樹王国””です。当然サクランボも採れます。でも福島県というと代表的な果物は桃でしょう。 しかし、現実は原発事故による風評被害等で福島県の農業、漁業は壊滅的な打撃を受けています。せめて東京電力の関係者は、競って福島県産の野菜・果物。・魚を買って食べる必要があります。もっと広く東京都民、京浜地方に住む人々はざんげの意味も込めてそうすべきでしょう。 東京電力なのに関東地方には一基の原発も造っていないのです。幅広く福島県や新潟県に原発を造って、電力を使い放題、電力文化を謳歌している。

 これからどうしても原発が必要なら、各電力管内に造るべきです、そう義務つけるべきと考えます。””なにしろ原発は安全””なのですから。

 上記の二首は笑って済ませますが、下の二首はそうはいきません。

 『わがんね』と『さいあぐだ』との二言で言い尽くしたり静かな怒り

 (野洲市:松山  武さん)

 『原発に馬も豚っこも牛も皆殺られちまっだどうしようもねべ』

 (神栖市:寺  尚さん)

 どうしても、何がなんでも忘れるわけにはいきません。永遠に記憶し続け伝え続けなければいけません。


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