きょうも冷たい梅雨本番とでも言いたいような、ほぼ曇り空と氷雨の繰り返しなれど時に陽が差したりの、いまの日本の社会そのままの不安定な天気が続きます。 おまけに寒いとくる。 最悪。 いよいよこれからが冬本番のようです。
(午前10時45分)
2時のバスで外出しました。仙台駅前の方に歩いて行ったら、やたらと警官が多い。雨の中レインコートを着たり、着なかったりして警察官が街角に立っている。 そうかきょうから総選挙ということからかと思ったのですが、いくら自民党候補者が辻立ちしているからといって、警察官が多過ぎる。
用事を済ませて外に出たところで、街頭マイクをきいて分かりました。 何となんとナントあの長州の独裁者、自民党総裁にして日本国の総理大臣安倍が仙台に来ているということでした。 長州からはるばる似非官軍の将が奥羽越列藩同盟の本拠地によくぞ乗り込んで来たものだ。 どの面下げて敵地に乗り込んできたのか。顔なんか見る気もありませんでしたし、また、見えませんでした。
150年前の遺恨を忘れたのか、雨の中安倍の演説に群がる(というほど長州ならぬ聴衆はいなかったようですが)とは何という恥知らずか!! それでもみちのくの、みちのくに住む人間か?!みちのく人の誇り、矜持はどこに行ったのか?!会津魂を忘れたのか!!山本八重を思い出せ!!
何という悲しい現実。 経済の前には、つまりは金の前には背に腹をかえられぬのか!!
あなたが社長等の富裕層、現金や株や証券を一杯保有している富裕層、生活に何かこれっぽちも不安を感じたことのない、金儲けしか頭にないごく一部の富裕層ならしかたがありません。 我々とは生活が、考えが、階級が違うのですから。
(サギ)
でも大半の人民は絶対に富裕層であり得ないし、金持ちではない。 働けど働けど生活は楽にならず、貯金もできず結婚もできない、結婚しても子どもはつくれない、日々の生活に追われ続けているのが現実なのに、権力と一体となったマスコミに踊らされて、叶うはずのない儚い夢想を持たされ、自分はまだまだ恵まれている方だと考えてスマホのゲームに逃げる。
今の独裁者安倍はアメリカのような政治社会システムを構築しようとしているとしか思えません。 小さいもの、地方等の不便なもの、効率の悪いものほすべて悪であり、それらを壊滅状態にして、巨大資本をつくり出し、ほんの一握りの超富裕層が支配する社会の創出であり、99%の国民は超富裕層のおこぼれに預かればよい、超富裕層は金儲けに走り、そうすれば下層階級にもいくばくかのおこぼれがそのうちもたらされるだろうというのが自民党の目指す政策です。 そんな奴隷根性でいいのでしょうか。
つまりはアメリカの言いなりになる社会を、自主的に気に入られるようにつくり出し、宗主国アメリカに献上しようということであり、極論すれば日本国をアメリカに売却しようということにもつながりかねません。
PINK FLOYD いいですね。 実はこの最後となるであろうPINK FLOYDのCDを買ってきたのです。 そのCDを聴きながら妄想(であってくれればいいのですが)を膨らまして書いてきました。そんなつもりじゃなかったのですが。 長州が奥羽に乗り込んできたもので、ついつい怨念を引く継ぐ形で書いてしまいました。 こんなはずではなかったんですが・・・。
新アルバムは日本名「永遠」です。 やはり我々みちのくの人間としては「永遠」に忘れてはいけないことがあると思うのです。 その一つが戊辰戦争です。 (もちろん太平洋戦争もですが) たかだか150年近く前のことです。忘れるには早すぎます。
(付録です。)
正しくは 「ENDLESS RIVER」 終わりのない川、「永遠」に流れ続ける川、みちのく人の体内に脈々と流れ続ける血統、遺伝子それらを大切にしましょう。 そう思えば総選挙の投票行動も自ずと決まってくるというものです。