今日は冷え込んだのですが、日中は小雨模様の天気、雪にはなっていません。
(午後1時半頃の撮影)
きょうの朝日新聞の地方版に結構大きく取り上げられていました。
見出しは「音楽ホール 仙台の中心部に」 「アイリスオーヤマ1億円寄付」 「経済界が基金、市に働きかけ」というものです。
いいですね、是非とも実現させてほしいものです。そのためならnewoneも少しではありますが、寄付をするつもりでいます。
何といっても学都仙台・楽都仙台に相応しい音楽専用の2000人以上収容可能なホールが仙台市内にないこと自体がおかしいことです。
一時音楽堂を建設する機運がありましたが、たしか財政上の理由で断念した経緯があります。
でも、仙台国際音楽コンクールや仙台クラシックフェスティバル、そして定禅寺ストリートジャズフェスティバルも実施していますし、障害者とともに楽しむ音楽祭もやっていて、官民挙げて音楽の街づくりを行っている実績があります。
そうそう仙台フィルハーモニー管弦楽団というプロのオーケストラもあるのです。 それなのに音楽専門のコンサートホールは青年文化センター(今は日立システムズホールというのでしたか)だけという寂しさです。それも750席くらいの規模です。
青年文化センターにはコンサートホールのほかにシアターホールと交流ホールがあります。それぞれ使用する目的が異なります。 仙フィルと第九を歌う合唱団に入ってからは青年文化センターの3つのホールをたくさん使わせてもらいましたが、やはり当然のことではありますが、合唱や演奏にはコンサートホールです。
音響装置、反響がいいから、コンサートホールで練習すると下手な自分でも上手になったような気がします、勘違いなのですが。 でもうまくなったような気分になって練習すればそれだけ実際にうまくなるのではないかと思います。
東日本大震災からの復興のシンボルとしての音楽ホールは願ってもないことです。兵庫県にそういう例がありますが、いいことは真似してもいいのです。 兵庫県をモデルにしながらもっといい施設を造っていけばいいことです。
本来なら宮城県が造るべきとも思いますが、そうなると場所は例によって仙台市以外の不便なところに造ることになります。 宮城県のスポーツ施設がいい例です。 この際宮城県には補助金だけを出していただきましょう。
(28日の撮影)
でも多分出さないだろうなあ~。 県と市で押し付け合いすることが目に見えています。そもそも宮城県は社会教育や文化芸術に関しては力を入れていません。その必要性を感じていないのではないかとさえ思ってしまいます。
(28日撮影)
東北地方の主なホール名も掲載されていましたが、2000席以上の施設は二つあります。「リンクステーションホール青森」(2031席)、「郡山市民文化センター」(2004席)です。「岩手県民会館」は1991席、「秋田県民会館」が1839席、「会津風雅堂」1758席、「福島県文化センター」1752席となっています。
因みに宮城県民会館(東京エレクトロンホール宮城)は1590席です。仙台市民会館は1310席です、さみしい・・・・。