きのうは大津波の映像もたくさん見ましたが、ショックですね。声をなくします。 堪えても涙が滲んできます。 辛いです。 苦しいけれどやはり見続けなければ、そして記憶し続けなければと改めて思います。
きのうの続きです。11日午前中の岩沼市の「千年希望の丘」のその後の様子です。 2,3年前(はっきりしなくて情けないです)に7000人の一人として植栽に参加しました。 正直ってその時はこんな土に植えて本当に育つのか?と半信半疑でした。
何しろ植栽をしようとする丘はいわゆる瓦礫で作られています。 大小の石はもちろんかって生活の一部だったであろう破片も一杯ありました。でもあえて震災廃棄物を土台に使っています。資源の有効利用のほかに千年先までこの記憶や思いを伝えていきたいということからだそうです。
私が実際に植栽したのは、この2枚の写真の丘です。こんなに大きく成長していました。一時新聞にも書かれました、枯れていると。 でもこうなってみると1メートル以上にも大きくかつ逞しくなっています。
理由はないですが、ここまでくればもう大丈夫だろうなんて思ってしまいました。
ここからは蔵王連峰がはっきり近くに見えます。 まだ雪が一杯です。
海岸線沿いにはこういうものが張り巡らされています。津波の威力を減衰させるためのものなのか、ここにさらに何かを構築していくのか。
丘から撮ったものです。中央の建物は交流センターです。中には職員が3人くらいいました。聞いたら休みの日はないとのことです。交代勤務でやっているようです。なかでは大きなテレビ画面でDVDを見ることができますし、いろんな写真や資料も置かれています。
右端の小さな建物は男女のトイレです。
これもセンターの中にあった写真の一枚です。
職員の話しでは午前中の早くに静岡県の袋井市から子どもたちがやって来たとか言っていました。岩沼市の姉妹都市のようです。
慰霊碑モニュメントの説明
まだまだ整備途中です。これからです。
太平洋です。