鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あの日から 8年

2019-03-11 17:12:14 | 思いつくまま

 

 

 かなりの強い本降りの雨が続きましたが、午後過ぎには止んでくれました。よく降ってくれました。広瀬川も濁流となっていますが、本来の川の流れになってきました。(午前10時過ぎ頃)

 

 

 今までの3・11はこんなにも雨が降ったという記憶はないです。いつもそれなりに晴れてはいたように感じますが、8年目にしてこんなにも雨が降ってきました。8年間の悲しみの雨でしょうか。まとまって降ったかのようです。気温はきのうよりは7度も低かったです。最高気温は10.9度のようです。

 

 

 

 秋篠宮様が追悼式に出席されました。秋篠宮様のお言葉です。 全文です。

『 今日、3月11日、未曽有の地震とそれに伴う津波が、東北地方を中心に東日本を襲い、2万人を超える死者および行方不明者が生じた東日本大震災から8年になりました。この当時の状況は、8年を経た今でも決して脳裏から離れるものではありません。本日ここに、一同と共に、震災によって亡くなった人々とその遺族に対し、深く哀悼の意を表します。

          

 被災地においては、この間、人々が幾多の困難を乗り越え、手を携えて、復興に向けての努力を弛(たゆ)みなく続けてきました。こうした努力を支援するため、国や全国の自治体、そして国内外の多くの人々が、様々な形で力を尽くしてきました。

          

 その結果、住宅の再建や生活環境の整備、産業の再生、沿岸部の鉄道の復旧、防災施設の整備など、復興の歩みは着実に進展してきております。また、原子力発電所の事故により避難を余儀なくされた地域においても、多くの地域で避難指示が解除されるなど、本格的な復興・再生に向けての動きが進んでいます。

             

 しかし、その一方では、今なお多くの被災者が、被災地で、また避難先で、依然として不自由な暮らしを続けている厳しい現実があります。とりわけ、いまだに放射線量が高いことなどによって自らの家に帰還できない人々が多いことや児童および生徒数の減少、さらに根強い風評被害により農林水産業などへの影響が残っていることに思いを馳(は)せると心が痛みます。さらに、避難生活が長期化する中で、齢(よわい)を重ねていく高齢者を始め、被災者の心身の健康のことは、深く心に掛かります。

 

 困難な状況の中にいる人々が、誰一人取り残されることなく、少しでも早く平穏な日常の暮らしを取り戻すことができるよう、また復興の歩みが着実に進展していくよう、これからも私たち皆が心を一つにして被災した地域や人々に末永く寄り添っていくことが大切でありましょう。

            

 東日本大震災による大きな犠牲の下で、私たちは平素からの避難訓練や防災教育の重要性を強く認識し、そして過去の災害の記録と記憶が忘れ去られることなく、これを継承していくことがいかに大切であるかを学びました。この教訓を決して忘れることなく後世へと伝え、災害の危険から多くの人々が守られることを心より願っております。

              

 今なお困難を背負いながらも、復興に向けて日々努力を続けている人々に思いを寄せ、一日も早く安らかな日々が戻ることを皆で祈念し、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。 

 

 

 秋篠宮様のお言葉の間に挿入しました写真は、当ブログのフォトチャンネルからの再掲です。 「西国三十三所観音霊場 平成の東北開帳」です。58枚もありますが、西国33カ所すべての札所の掛け軸(御軸)はブログの左隅にあります「フォトチャンネル」から、3・11を迎えるに当たり是非ご覧いただけたらありがたいです。

 「概要」を再掲させていただきます。

『 平成24年(2012年)3月6日から8日まで宮城県利府町にある「グランディ21」で「西国三十三所観音霊場 平成の東北出開帳」という催しが開催されました。

  これはその一年前の東日本大震災で亡くなられた人たちの慰霊と復興を祈祈るため、西国三十三所が一堂に会して宮城県で出開帳を行うというものでした。

  場所となったグランディ21は、東日本大震災で亡くなられた宮城県民の遺体を安置していた場所でもあります。

  『観音様は生者の願いを聞き、死者を極楽に導く。御軸とともに現地に行こうと全寺一致で決めた』そうです。「出開帳」とは、本尊や秘仏を安置する寺院以外で公開することです。

  当時私も引き付けられるようにしてグランディ21へ行きました。そこで見た各寺の「御軸」と言われるものの素晴らしさに感銘を受けお祈りしてきましたが、その時あるお寺の人に言われました。

  『各お寺の御軸は本になっていないものもあり、とても貴重なものですから、どうぞ写真を撮ってください。』 嬉しかったですね。その言葉を聞いて写真を撮りました。そしてこのブログにも三日に亘って紹介させていただきました。(2012年3月8日・9日・10日)

  その後はそういうことがあったことを忘れていましたが、このブログの「アクセス解析」から「ページごとの閲覧数」を開くと「ページ名」や「閲覧数」が分かります。近頃その「ページ名」の中に「西国三十三所観音霊場 平成の東北出開帳」という文言が多くはないけどよく出てくるようになりました。

  それならばと専用の「フォトチャンネル」をつくって見やすくしたらどうかと思った次第です。 』

 フォトチャンネルには、”大川小学校”のフォトチャンネルもありますので、そちらもご覧になっていただけましたら嬉しいです。


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